29 DGM-05103からDGM-17582

DGM-05103: 1つ以上のデータ・ファイルが見つかりませんでした

原因: 指定されたスタンバイ・プラガブル・データベースのデータ・ファイルが1つ以上見つかりませんでした。

処置: スタンバイ・プラガブル・データベースに関連付けられたファイルが正しい場所に存在することを確認した後、EDIT PLUGGABLE DATABASE SET STATE=APPLY-ONコマンドを使用してRedo Applyサービスを開始してください。

DGM-05104: 指定された状態が無効です

原因: コマンドに無効な状態が指定されました。

処置: 有効な状態を指定して、コマンドを再発行してください。有効な状態は、APPLY-ONまたはAPPLY-OFFです。

DGM-05106: プラガブル・データベースstringはマウント・モードである必要があります。

原因: オープン・モードのプラガブル・データベースは削除できません。

処置: プラガブル・データベースをクローズして、コマンドを再発行してください。

DGM-05192: データベースstringは無効です。

原因: データベースが無効になっているため、コマンドが完了しませんでした。

処置: 指定したデータベースを有効にして、コマンドを再試行してください。

DGM-16900: クライアントを初期化できません

原因: クライアントを初期化できませんでした。

処置: これは内部エラーです。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

DGM-16901: 環境を初期化できません

原因: データベース環境を割当ておよび初期化できませんでした。

処置: これは内部エラーです。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

DGM-16902: ハンドルを割当てできません

原因: データベース・ハンドルを割当てできませんでした。

処置: これは内部エラーです。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

DGM-16903: stringでデータベースに接続できません

原因: Data Guardコマンドライン・インタフェース(DGMGRL)は指定された接続識別子でデータベースに接続できませんでした。

処置: 接続識別子をチェックして、インスタンスまたはホストが接続可能かどうかを確認してください。

DGM-16904: 属性を設定できません

原因: サーバー属性を設定できません。

処置: 追加エラー・メッセージを調べてください。

DGM-16905: 失敗しました。

原因: コマンドは実行できませんでした。

処置: 追加エラー・メッセージを調べてください。

DGM-16906: コマンドを受け入れることができません: メモリー不足です

原因: 実行しようとした操作に使用可能なメモリーがありませんでした。

処置: システムをチェックしてからコマンドを再試行してください。

DGM-16909: 致命的エラー。終了中

原因: 致命的なエラーが発生しました。

処置: 追加エラー・メッセージを参照するか、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

DGM-16910: コマンドをサーバーに対して発行できません

原因: サーバーへのコマンドを発行できません。

処置: 追加エラー・メッセージを参照するか、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

DGM-16912: 不明なコマンドです("string")。"help"を試行してください

原因: 不明なコマンドが発行されました。

処置: 有効なコマンドを使用して再試行してください。

DGM-16916: サイト名が欠落しています。"help"を試行してください

原因: コマンドにサイト名が欠落しています。

処置: 正しい構文を使用して、コマンドを再試行してください。

DGM-16934: \tインスタンス"string" (データベース"string")を起動します

原因: 操作が正常に終了したため、指定されたインスタンスを再起動する必要があります。DGMGRLがインスタンスを再起動できません。

処置: 指定されたインスタンスを手動で起動してください。

DGM-16943: \tインスタンス"string" (データベース"string")に接続します

原因: この操作ではDGMGRLが特定のインスタンスへの接続を完了する必要がありますが、DGMGRLでは指定のインスタンスに自動的に接続できません。

処置: 指定のインスタンスに接続し、コマンドを再発行してください。

DGM-16944: フェイルオーバーに成功しました。新規プライマリは"string"です。

原因: フェイルオーバー・コマンドは正常に終了しました。

処置: 処置は必要ありません。

DGM-16945: "string"以前に構文エラーがあります

原因: 指定したトークンで構文エラーが発生したために、コマンドが処理されませんでした。

処置: 有効な構文を使用して、コマンドを再試行してください。

DGM-16948: スイッチオーバーできません。プライマリ・データベースはまだ"string"です

原因: このエラー・メッセージでレポートされたエラーが原因で、スイッチオーバー操作が実行できませんでした。プライマリ・ロールは変更されていません。

処置: エラーを修正してSWITCHOVERコマンドを再試行してください。

DGM-16949: オブジェクト"string"は見つかりませんでした

原因: 指定されたオブジェクトが見つかりません。

処置: 有効なデータベース名を使用して、コマンドを再試行してください。

DGM-16951: フェイルオーバーできません

原因: このエラー・メッセージでレポートされたエラーが原因で、フェイルオーバー操作が実行できませんでした。

処置: エラーを修正してFAILOVERコマンドを再試行してください。

DGM-16952: 構成詳細は、DGMGRLでは決定できません

原因: ブローカ構成が見つかりません。

処置: 1) Data Guard Brokerプロセス(DMON)に接続できませんでした。DMONプロセスが実行されていることを確認してください。 2) 現在、ブローカ構成が存在しません。それを作成する必要があります。 3) 無効化または削除されているブローカ構成内のスタンバイ・データベースに接続しています。スタンバイ・データベースがこの状態にある間、ブローカ構成の詳細はスタンバイ・データベースで使用できません。プライマリ・データベースに接続して、コマンドを再発行してください。 4) 修復または再インスタンス化する必要があるブローカ構成内のデータベースに接続しています。この状態にある間、ブローカ構成の詳細は使用できません。データベースを修復または再インスタンス化してコマンドを再発行するか、プライマリ・データベースに接続してコマンドを再発行してください。

DGM-16953: XML文書が長すぎます

原因: XML文書の長さが内部制限を超えています。

処置: これは内部エラーです。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

DGM-16959: ブローカ・サーバー・プロセスからレスポンスがありません

原因: ブローカ・サーバー・プロセス(DMON)からレスポンスがありません。

処置: Data Guard Brokerプロセス(DMON)が使用できません。DMONプロセスが実行中であることを確認してからコマンドを再試行してください。

DGM-16960: ステータスは使用できません

原因: ステータスを取得できませんでした。

処置: Data Guard Brokerプロセス(DMON)が使用できません。DMONプロセスが実行中であることを確認してからコマンドを再試行してください。

DGM-16979: プライマリまたはスタンバイ・データベースにログインできません

原因: オブザーバがプライマリ・データベースおよびファスト・スタート・フェイルオーバー・ターゲットのスタンバイ・データベースにログインするために使用したユーザー名またはパスワードに、有効なSYSDBAまたはSYSDG資格証明がありませんでした。

処置: プライマリ・データベースとファスト・スタート・フェイルオーバー・ターゲット・データベースがリモート・ログイン・パスワード・ファイルを使用していることを確認します。両方のデータベースでSYSDBAまたはSYSDGのパスワードが同じであること、およびCONNECTコマンドでSYSDBAまたはSYSDGのパスワードが使用されていることを確認してください。オブザーバを再起動してください。

DGM-16991: 複数のリソースで名前"string"が使用されています

原因: 指定したリソースが1つよりも多いサイトで存在します。

処置: ON SITE句を使用してコマンドを再発行してください。

DGM-16999: インスタンス"string"が見つかりませんでした

原因: 指定されたインスタンスが見つかりませんでした。

処置: 有効なインスタンス名を使用して、コマンドを再試行してください。

DGM-17000: 複数のインスタンスで、名前"string"が使用されています

原因: 指定したインスタンスが複数のデータベースに存在します。

処置: ON DATABASE句を使用してコマンドを再発行してください。

DGM-17007: サポートされていないプラットフォームです。オブザーバを起動できません

原因: オブザーバが、マルチスレッドをサポートしないオペレーティング・システム上で起動されました。

処置: マルチスレッドをサポートするオペレーティング・システム上でオブザーバを起動してください。

DGM-17009: 新しいプライマリ・データベース"string"がオープン中です

原因: Data Guard Brokerが、指定された新しいプライマリ・データベースをオープン中です。オープンされると、新しいプライマリ・データベースはトランザクションを受入れ可能な状態になります。

処置: 処置は必要ありません

DGM-17016: データベース"string"のステータスの取得に失敗しました

原因: DGMGRLは指定のデータベースからStatusReportプロパティを取得できなかったため、データベースのステータスを報告できませんでした。

処置: 詳細は、付随するメッセージを参照してください。

DGM-17017: 構成ステータスを判別できません

原因: Data Guard Brokerがその時点でヘルス・チェックを実行できなかったため、構成ステータスを判別できませんでした。

処置: 詳細は、付随するメッセージを参照してください。

DGM-17023: 遠隔同期インスタンス"string"は検出されませんでした

原因: 指定された名前を持つ遠隔同期インスタンスは、構成内に見つかりませんでした。

処置: 有効な遠隔同期インスタンス名を使用して、コマンドを再試行してください。名前がデータベースを示している場合は、かわりに対応するデータベース・コマンド構文を使用してください。

DGM-17025: メンバー"string"が見つかりませんでした

原因: 指定された名前のメンバーが構成に見つかりませんでした。

処置: 有効なメンバー名を使用して、コマンドを再試行してください。たとえば、名前が遠隔同期インスタンスを示している場合は、かわりに対応する遠隔同期インスタンス・コマンド構文を使用するか、メンバー・キーワードを使用してください。

DGM-17032: このコマンドでは、ワイルドカード文字列はサポートされていません

原因: オブジェクト名のかわりにワイルドカード文字列が指定されました。

処置: ワイルドカード文字列のかわりにオブジェクト名を指定して、コマンドを再試行してください。

DGM-17048: ターゲット・ファイル"string"を開いてロックできません

原因: ターゲット・ファイルをオープンできなかったか、または排他アクセスのためにロックできませんでした。

処置: オブザーバがファイルを書き込むための正しいオペレーティング・システム権限を持っており、同じファイルを使用しているオブザーバが他にないことを確認してください。コマンドを再試行してください。

DGM-17049: ターゲット・ファイル"string"の長さを取得できません

原因: ターゲット・ファイルの長さを取得しようとして失敗しました。

処置: これは内部エラーです。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

DGM-17050: バッファに十分なメモリーを割り当てられません

原因: ファイル・バッファに十分なメモリーを割り当てようとしましたが失敗しました。

処置: これは内部エラーです。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

DGM-17051: ターゲット・ファイル"string"を読み取れません

原因: ターゲット・ファイルの読取りに失敗しました。

処置: これは内部エラーです。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

DGM-17067: ローカル・ホスト名を取得できません

原因: ローカル・ホスト名を取得しようとして失敗しました。

処置: これは内部エラーです。Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

DGM-17088: オブザーバの外部ID "string"は無効です

原因: 無効なオブザーバの外部IDが指定されました。有効なオブザーバの外部IDは1、2または3でなければなりません。

処置: 指定されたオブザーバの外部IDが有効であることを確認してください。

DGM-17090: データベースに接続できません: メモリーがありません

原因: 試行された操作に使用できるメモリーが不足しています。

処置: システムをチェックしてからコマンドを再試行してください。

DGM-17105: TRACE_LEVELオプションに無効な値が指定されました。

原因: TRACE_LEVELオプションに無効な値が指定されました。

処置: TRACE_LEVELオプションの有効な値は、USERまたはSUPPORTです。これらの値の1つを指定し、コマンドを再試行してください。

DGM-17147: コマンドは、データベースstringで実行中のOracleバージョンでサポートされていません

原因: CLIが古いバージョンのOracleを実行していたデータベースに接続されているため、DGMGRL CLIコマンドを完了できませんでした。

処置: データベースが実行しているOracleのバージョンと同じ別のコマンドまたはDGMGRL CLIのバージョンを使用してください。

DGM-17148: WAITオプションに無効な値が指定されました。

原因: WAITオプションに無効な値が指定されました。

処置: WAITオプションの有効な値は正の整数です。正の整数値を指定し、コマンドを再実行します。

DGM-17152: ファイル操作オプションに無効な値"string"が指定されました

原因: ファイル操作オプションに無効な値が指定されました。

処置: ファイル操作オプションの有効な値は、CREATE、REPLACEおよびAPPENDです。

DGM-17175: セッション・コンテナのstringへの設定に失敗しました。

原因: DGMGRL CLIは、エラー・メッセージ・テキストで識別されたプラガブル・データベースにセッション・コンテナを設定できませんでした。

処置: プラガブル・データベースが存在することを確認するか、データベース・アラート・ログに記録されている可能性のあるエラーを探して、コマンドを再試行する前に修正してください。

DGM-17176: PDB_PLUG_IN_VIOLATIONSを問合せできません。

原因: DGMGRL CLIはPDB_PLUG_IN_VIOLATIONS表を問合せできませんでした。

処置: コンテナがCDB$ROOTに設定され、コンテナが開いていることを確認します。また、データベース・アラート・ログのエラーをチェックしてから、コマンドを再試行する前に修正してください。

DGM-17290: ロールの変更が検出されました。このデータベースは、現在プライマリ・データベースではない可能性があります。

原因: この構成内のスタンバイ・データベースに対してロール変更が実行されました。

処置: この構成内のスタンバイ・データベースに対してロール変更が実行されたかどうかを確認してください。ロール変更が実行された場合は、新しいプライマリ・データベースのコピーからこのデータベースを回復または再作成する必要があります。ロール変更が実行されておらず、このデータベースをオープンする必要がある場合は、構成を有効にしてからデータベースをオープンします。

DGM-17295: パラメータ"string"は更新されていません。

原因: 指定したパラメータは、Oracle Databaseリリース19cより前のメンバー上のData Guard Brokerによって管理されるプロパティに対応しています。

処置: SET PROPERTY句を指定してEDITコマンドを使用してください。

DGM-17297: このコマンドには継承接続または静的なサービス名を指定する接続識別子が必要です。

原因: データベースへの接続に、継承接続または静的サービス名を指定した接続識別子が使用されなかったため、コマンドが失敗しました。データベース・インスタンスを再起動する必要があるため、このコマンドには継承接続または静的なサービス名を指定した接続識別子が必要です。

処置: 継承接続または静的サービス名を指定する接続識別子を使用してデータベースに接続し、コマンドを再試行してください。

DGM-17298: DB_RECOVERY_FILE_DEST初期化パラメータを指定する必要があります。

原因: DB_RECOVERY_FILE_DEST初期化パラメータが指定されておらず、データベースでローカルのアーカイブ先が確立されていないため、コマンドが失敗しました。

処置: DB_RECOVERY_FILE_DEST初期化パラメータ・オプションの値を指定し、コマンドを再試行してください。

DGM-17299: ローカルのアーカイブ先は使用できません。

原因: 使用可能なローカル・アーカイブ先がないため、コマンドが失敗しました。ローカル・アーカイブには、10以下の番号のLOG_ARCHIVE_DEST_n初期化パラメータが必要です。

処置: 可能な場合は、10以下の番号のLOG_ARCHIVE_DEST_n初期化パラメータをクリアし、コマンドを再試行してください。

DGM-17300: DB_RECOVERY_FILE_DEST_SIZE初期化パラメータを指定する必要があります。

原因: DB_RECOVERY_FILE_DEST初期化パラメータの値が指定されたときにDB_RECOVERY_FILE_DEST_SIZE初期化パラメータの値が指定されなかったため、コマンドが失敗しました。

処置: DB_RECOVERY_FILE_DEST_SIZE初期化パラメータの値を指定し、コマンドを再試行してください。

DGM-17301: サーバー・パラメータ(SPFILE)がRACデータベースに使用されていません。

原因: データベースがRACデータベースであり、サーバー・パラメータ・ファイルが構成されていないため、コマンドが失敗しました。

処置: データベースのサーバー・パラメータ・ファイルを作成し、そのサーバー・パラメータ・ファイルを使用するためにデータベースのすべてのインスタンスを再起動してから、コマンドを再試行してください。

DGM-17327: ARCHIVELOGモードを有効にするには、プライマリ・データベースを再起動する必要があります。

原因: コマンドがWITH RESTARTオプションなしで起動されました。データベースでARCHIVELOGモードを有効にしておく必要があったため、コマンドを完了できませんでした。

処置: WITH RESTARTオプションを指定するか、ARCHIVELOGモードを有効にしてから、コマンドを再度起動してください。

DGM-17328: フラッシュバック・データベースを有効にするには、DB_RECOVERY_FILE_DEST初期化パラメータを指定する必要があります。

原因: DB_RECOVERY_FILE_DEST初期化パラメータが設定されていない場合はフラッシュバック・データベースを有効にできないため、コマンドが失敗しました。

処置: DB_RECOVERY_FILE_DEST初期化パラメータを指定してコマンドを再試行してください。

DGM-17379: 構成"string"が見つかりませんでした。

原因: 指定された名前の構成が見つかりませんでした。

処置: 有効な構成名を使用して、コマンドを再試行してください。名前が構成を参照している場合は、かわりに対応する構成コマンド構文を使用してください。

DGM-17380: オプションが欠落しています。1つ以上のオプションを指定してコマンドを再試行してください。

原因: VALIDATE DATABASE STRICTコマンドにオプションが指定されませんでした。オプションを1つ以上指定する必要があります。

処置: 正しい構文を使用して、コマンドを再試行してください。

DGM-17381: 構成stringは無効です。

原因: 構成が無効になっていたため、コマンドを完了できませんでした。

処置: 指定した構成に接続してこれを有効にします。その後、コマンドを再試行してください。

DGM-17408: 正常な移行の検証では、適用サービスを停止する必要があります。

原因: フィジカル・スタンバイ・データベースから別のコンテナ・データベースへのプラガブル・データベースの移行を検証するには、REDO適用サービスを停止する必要があります。

処置: REDO適用を停止すると、スタンバイ・データベースに適用ラグ状況が作成されます。プラガブル・データベースの移行の検証が必要な場合は、IMMEDIATEオプションを使用してコマンドを再発行します。

DGM-17416: SECRETおよびKEYSTORE IDENTIFIED BY句が必要です。

原因: 移行するプラガブル・データベースに、透過的データ暗号化(TDE)のマスター・キーがありました。宛先のマルチテナント・コンテナ・データベースのキーストア・パスワードが必要です。シークレット・フレーズと宛先のマルチテナント・コンテナ・データベースのキーストア・パスワードを指定する必要があります。

処置: SECRETおよびKEYSTORE IDENTIFIED BY句を使用して、シークレットおよび宛先のマルチテナント・コンテナ・データベースのキーストア・パスワードを指定してください。

DGM-17419: プラガブル・データベース'string'がスタンバイ・プラガブル・データベースではありません。

原因: 指定されたプラガブル・データベース名がスタンバイ・プラガブル・データベースではありませんでした。

処置: 正しいプラガブル・データベース名またはコンテナ・データベース名を指定して、再試行してください。

DGM-17423: コンテナ・データベース'string'にそのようなプラガブル・データベース'string'はありません

原因: 指定されたコンテナ・データベースには、指定された名前のプラガブル・データベースがありませんでした。

処置: 正しいプラガブル・データベース名またはコンテナ・データベース名を指定して、コマンドを再発行してください。

DGM-17432: プラガブル・データベース'string'がすでにコンテナ・データベース'string'に存在(*)しています

原因: 指定された名前のプラガブル・データベースがすでに存在します。

処置: 別のプラガブル・データベース名でコマンドを発行してください。

DGM-17437: データベース'string'のターゲット・プラガブル・データベース'string'はすべてのREDOを適用していないため、ロールの変更を完了できません

原因: ターゲット・プラガブル・データベースで、一部のREDOの適用が完了していません。

処置: ターゲット・プラガブル・データベースですべてのREDOが適用されるのを待ってから、コマンドを再試行してください。

DGM-17438: 新規ソース・プラガブル・データベース'string'は、スイッチオーバーの後にデータベース'string'にREDOデータを登録していません。

原因: 新しいスタンバイ・プラガブル・データベースが新しいプライマリ・プラガブル・データベースからREDOデータを受信していません。

処置: リカバリが開始され、新しいスタンバイ・プラガブル・データベースで実行中であることを確認してください。リカバリが実行されていない場合は、EDIT PLUGGABLE DATABASE SET STATE=APPLY-ONを使用してREDO適用を開始し、新しいプライマリ・プラガブル・データベースでログを切り替えてください。

DGM-17439: データベース'string'のプラガブル・データベース'string'のリカバリの開始に失敗しました

原因: 操作は正常に完了しましたが、指定されたプラガブル・データベースのリカバリの開始に失敗しました。

処置: データベース・アラート・ログのエラーを確認して修正し、EDIT PLUGGABLE DATABASE SET STATE=APPLY-ONコマンドを使用してリカバリを開始してください。

DGM-17441: データベース'string'への接続に失敗しました

原因: 指定されたデータベースにアクセスできなかったため、コマンドを実行できませんでした。

処置: 指定したデータベースへのネットワーク接続を確認し、コマンドを再発行してください。

DGM-17443: プラガブル・データベース'string'のリカバリの停止に失敗しました

原因: 指定したプラガブル・データベースのリカバリの停止に失敗したため、コマンドを実行できませんでした。

処置: データベース・アラート・ログのエラーを確認し、修正してから、コマンドを再試行してください。EDIT PLUGGABLE DATABASE SET STATE=APPLY-OFFコマンドを使用すると、手動でリカバリを停止し、コマンドを再発行できます。

DGM-17444: スタンバイ・プラガブル・データベース'string'はREDOを適用していません。

原因: スタンバイ・プラガブル・データベースがREDOデータを適用していませんでした。

処置: リカバリが開始され、実行中であることを確認してください。EDIT PLUGGABLE DATABASE SET STATE=APPLY-ONを使用して、Redo Applyを開始してください。これで問題が解決しない場合は、ソース・データベースでログを切り替えてください。

DGM-17445: ソース・プラガブル・データベース'string'は、この操作に対して読取り/書込みモードでオープンする必要があります。

原因: ソース・プラガブル・データベースが読取り/書込みモードでオープンされていませんでした。

処置: ソース・プラガブル・データベースを読取り/書込みモードでオープンして、操作を再試行してください。

DGM-17447: 接続識別子はDB_UNIQUE_NAME初期化パラメータ'string'で識別されるデフォルト・サービスを参照していません

原因: 接続識別子が、メンバーのデフォルト・サービス名ではないサービス名を参照していました。

処置: Oracle Data Guardに使用する接続識別子は、DB_UNIQUE_NAMEサービス初期化パラメータに指定した値であるメンバーのデフォルトのサービス名を使用するようにお薦めします。

DGM-17450: 保護されていません

原因: ソース・プラガブル・データベースは、アクティブなターゲット・スタンバイ・プラガブル・データベースで保護されていませんでした。

処置: ステータスおよびターゲット・コンテナ・データベースとの接続を確認してください。

DGM-17453: フェイルオーバー・ターゲット'string'は、すべてのREDOデータをリカバリできませんでした。IMMEDIATE句でフェイルオーバーを試行してください。

原因: フェイルオーバー・ターゲットで一部のREDOデータをリカバリできなかったため、コマンドを続行できませんでした。

処置: IMMEDIATEオプションを指定してコマンドを発行して、すぐにプライマリ・プラガブル・データベースに変換してください。

DGM-17465: 構成stringを削除できません。

原因: プライマリ・データベースにアクティブなソースまたはターゲットのData Guardプラガブル・データベースが含まれていたため、構成を削除できませんでした。

処置: アクティブなソースまたはターゲットのData Guardプラガブル・データベースがない場合は、操作を再試行してください。

DGM-17474: データベースstringでREDO転送サービスの停止に失敗しました。

原因: 操作は正常に完了しましたが、REDO転送サービスを停止しようとして失敗しました。

処置: EDIT DATABASE SET STATE=TRANSPORT-OFFを使用して、REDO転送サービスを停止してください。

DGM-17475: ソース・データベースstringでのREDO転送サービスの設定に失敗しました。

原因: 操作は正常に完了しましたが、REDO転送サービスを開始しようとして失敗しました。

処置: ENABLE DATABASEまたはEDIT DATABASE SET STATE=TRANSPORT-ONを使用して、REDO転送サービスを開始してください。

DGM-17479: 無効な初期化パラメータ名"string"が指定されました

原因: 操作に無効な初期化パラメータ名が指定されました。

処置: 有効なパラメータ名を指定してコマンドを再発行してください。

DGM-17488: 警告: DGConnectIdentifer 'string'には、すべてのメンバーで同じ変換があるわけではありません。

原因: 指定された接続識別子が、すべてのメンバーで同じ接続記述子に変換されているわけではありません。

処置: 指定された接続記述子について各メンバーで変換が同じであることを確認してください。

DGM-17501: stringのソースPDBが削除されました

原因: このスタンバイ・プラガブル・データベースのソース・プラガブル・データベースが削除されました。

処置: 即時フェイルオーバーを行ってこれをネイティブ・プラガブル・データベースにするか、このスタンバイ・プラガブル・データベースを削除することを検討してください。

DGM-17502: stringのソースPDBが切断されました

原因: このスタンバイ・プラガブル・データベースのソース・プラガブル・データベースが切断されました。

処置: 即時フェイルオーバーを行ってこれをネイティブ・プラガブル・データベースにするか、このスタンバイ・プラガブル・データベースを削除することを検討してください。

DGM-17507: ソースおよびターゲット・コンテナ・データベースは同じにできません。

原因: 指定されたソースとターゲットのマルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)が同じ名前またはDBIDでした。

処置: 異なるマルチテナント・コンテナ・データベースを指定してください。

DGM-17515: データ・ファイルstringのOracle ASM別名が予期される場所にありません。

原因: プラガブル・データベースの移行中にスタンバイ・データベースのデータ・ファイルを再使用するには、データ・ファイルにOracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)の別名がないか、その別名が<DB_UNIQUE_NAME>/GUID of pluggable database/DATAFILEにある必要があります。

処置: 指定したデータ・ファイルのOracle ASM別名を削除し、コマンドを再発行してください。

DGM-17516: Oracle Data Guard Broker構成のマルチテナント・コンテナ・スタンバイ・データベースを指定する必要があります。

原因: コマンドで、移行元または移行先としてOracle Data Guard Broker構成のマルチテナント・スタンバイ・データベースを指定していませんでした。

処置: SOURCE STANDBY句またはDESTINATION STANDBY句を使用して、移行元または移行先としてブローカ構成のスタンバイ・データベースを指定し、コマンドを再発行してください。

DGM-17537: KEYFILEおよびSOURCE IDENTIFIED BY句が必要です。

原因: 透過的データ暗号化(TDE)のマスター・キーを持つプラガブル・データベースをスタンバイ・データベースから移行するには、そのキーをファイルにエクスポートし、宛先のデータベースでファイルからインポートする必要があります。キー・ファイル・パスおよび移行するプラガブル・データベースのキーストア・パスワードを指定する必要があります。

処置: KEYFILEおよびSOURCE KEYSTORE IDENTIFIED BY句を使用して、キー・ファイルと移行するプラガブル・データベースのキーストア・パスワードを指定します。

DGM-17540: 環境ではプラガブル・データベースごとのData Guardはサポートされていません。

原因: 環境がサポートしていないときに、プラガブル・データベース・コマンドごとのData Guardが試行されました。

処置: プラガブル・データベース操作ごとのData Guardには、独立した有効な構成の2つのプライマリ・コンテナ・データベースが必要です。

DGM-17544: プラガブル・データベースごとのData Guardの設定は使用できません。

原因: 設定が使用できなかったときに、プラガブル・データベースごとのData Guardコマンドが試行されました。

処置: この操作を再試行する前に、EDIT CONFIGURATION PREPARE DGPDBコマンドを実行してください。

DGM-17545: DGPDB設定を削除できません。

原因: この構成にリモート構成が含まれているため、PDBごとのData Guardプラガブル・データベース(DGPDB)の設定を削除できませんでした。

処置: すべてのアクティブなソースおよびターゲットのData Guardプラガブル・データベースが削除された後にリモート構成が削除されると、DGPDBが自動的に削除されます。または、リモート構成が削除された後に操作を再試行してください。

DGM-17547: 接続されているデータベースはプライマリ・データベースである必要があります。

原因: 接続データベースがプライマリ・データベースではないため、コマンドが失敗しました。

処置: データベースをプライマリ・データベースに変換し、コマンドを再試行してください。

DGM-17548: プラガブル・データベースを再作成する必要があります。

原因: このプラガブル・データベースのアクティブ・ターゲットへの即時フェイルオーバーにより、このプラガブル・データベースを再作成する必要がありました。

処置: このプラガブル・データベースを削除してください。オプションで、新しいソース・プラガブル・データベースのスタンバイ・プラガブル・データベースを作成してください。

DGM-17549: 出力ドキュメントが長すぎます。

原因: DBMS_DRS.DGPDB_SHOW()によって返された出力ドキュメントの長さが内部制限を超えています。

処置: SHOW PDBコマンドを使用して、マルチテナント・コンテナ・データベース上のプラガブル・データベースの名前を問い合せてください。次に、各プラガブル・データベースに対してDGMGRL SHOW PLUGGABLE DATABASEコマンドまたはDBMS_DRS.DGPDB_SHOW()を実行してください。

DGM-17551: サーバー・パラメータ(SPFILE)の作成後に、プライマリ・データベースを再起動する必要があります。

原因: コマンドがWITH RESTARTオプションなしで起動されました。データベースではサーバー・パラメータ(SPFILE)を使用していなかったため、コマンドを完了できませんでした。

処置: WITH RESTARTオプションを指定するか、サーバー・パラメータ(SPFILE)を使用してから、コマンドを再度起動してください。

DGM-17552: 静的初期化パラメータの設定後に、プライマリ・データベースを再起動する必要があります。

原因: コマンドがWITH RESTARTオプションなしで起動されました。このコマンドはDB_UNIQUE_NAME、DB_FILES、LOG_BUFFERなどの静的初期化パラメータを設定しておく必要があったために、コマンドを完了できませんでした。

処置: WITH RESTARTオプションを指定するか、Oracleが推奨するように静的初期化パラメータを変更してから、コマンドを再度起動してください。

DGM-17559: プラガブル・データベースは制限モードでオープンしています。

原因: プラガブル・データベースまたはそのData Guardパートナが制限モードでオープンされていました。

処置: 処置は必要ありません。制限モードでロールの変更が妨げられることはありません。ただし、その状態はロールの変更後に維持されません。これは情報メッセージです。

DGM-17562: スタンバイ・プラガブル・データベース'string'のREDO適用サービスがREDOデータを待機しています。

原因: 指定したスタンバイ・プラガブル・データベースのREDO適用サービスがREDOデータを待機していました。これは、リカバリの開始後に、スタンバイREDOログが追加されていた場合に発生する可能性があります。

処置: スタンバイ・プラガブル・データベースでの適用を迅速化するために、ソース・コンテナ・データベースでログを切り替えることを検討してください。

DGM-17565: 'string'を使用した接続に失敗しました。

原因: DGMGRLは、指定した接続識別子を使用してメンバーに接続できませんでした。その原因は、資格証明が正しくない、リスナーが実行されていない、接続識別子のリスナー・アドレスまたはサービス名が正しくない、TNS_ADMIN環境変数が定義されていないか定義が正しくない、リモート・メンバーが使用できないなどの可能性があります。

処置: VALIDATE DGConnectIdentifierコマンドで表示される出力にエラーがないかを確認し、正しい資格証明を指定したことを確認してからコマンドを再試行してください。

DGM-17566: 静的接続識別子'string'ではデータベース'string'に接続しません。

原因: 静的接続識別子では、指定したデータベースへの接続が許可されませんでした。

処置: 指定したデータベースへの接続が、静的接続識別子の値で許可されることを確認してください。必要な修正を加えてから、コマンドを再試行してください。

DGM-17567: 現在のデータベース・セッションは、オペレーティング・システムの資格証明を使用して認証されました。

原因: 現在のデータベース・セッションは、オペレーティング・システムの資格証明を使用して認証されました(CONNECT /など)。ロール変更操作が実行されていた場合は、DGMGRLがロールの変更を完了するために関与するデータベースに接続できないことがあります。

処置: データベース資格証明などの代替の認証方法を使用してデータベースに再接続し、コマンドを再試行してください。Oracleウォレットなどの外部パスワード・ストアが使用されていて、正しいデータベース資格証明を指定するエントリが追加されている場合は、これが問題になることはありません。

DGM-17568: このコマンドは、遠隔同期インスタンスであるメンバーにのみ使用できます。

原因: 指定したメンバーは遠隔同期インスタンスではありませんでした。

処置: メンバーに適したコマンドを使用して、操作を再試行してください。

DGM-17569: このコマンドは、リカバリ・アプライアンスであるメンバーにのみ使用できます。

原因: 指定したメンバーはリカバリ・アプライアンスではありませんでした。

処置: メンバーに適したコマンドを使用して、操作を再試行してください。

DGM-17570: このコマンドは、リモート構成であるメンバーにのみ使用できます。

原因: 指定したメンバーはリモート構成ではありませんでした。

処置: メンバーに適したコマンドを使用して、操作を再試行してください。

DGM-17571: このコマンドは、指定されたメンバー"string"ではサポートされていません。

原因: メンバーが構成内に存在しないか、指定したメンバーに対してコマンドがサポートされていません。

処置: メンバー名を確認して、構成内に存在していることを確認してください。存在している場合は、そのメンバー・タイプに対応するコマンドを使用してください。

DGM-17572: リカバリ・アプライアンスのプロパティ"string"は変更できません。

原因: リカバリ・アプライアンスでは、指定した初期化パラメータに対応するプロパティは変更できません。

処置: 別のプロパティを指定して、コマンドを再試行してください。

DGM-17573: このコマンドは、リカバリ・アプライアンスであるメンバー"string"には使用できません。

原因: 指定したメンバーはリカバリ・アプライアンスでした。

処置: メンバー・タイプに適したコマンドを使用して、操作を再試行してください。

DGM-17574: このコマンドは、遠隔同期インスタンスであるメンバー"string"には使用できません。

原因: 指定したメンバーは遠隔同期インスタンスでした。

処置: メンバー・タイプに適したコマンドを使用して、操作を再試行してください。

DGM-17575: エラー: ソースのプライマリ・データベースとフィジカル・スタンバイ・データベースのマスター・キーの数が異なります。

原因: プライマリ・スタンバイ・データベースとフィジカル・スタンバイ・データベースのマスター・キーの数が同じではありませんでした。

処置: ソースのフィジカル・スタンバイ・データベースで次の操作を実行してください: 1) REDO適用を停止します。2)ウォレットを閉じます。3)ウォレットを開きます。4) REDO適用を再起動します。5) "select * from v$encryption_keys"を発行してスタンバイのすべてのキーを表示します。6) MIGRATEコマンドを再試行します。

DGM-17576: メンバーstringは無効です。検証は実行されません。

原因: 指定したメンバーは無効であり、DGConnectIdentifierの検証を実行できません。

処置: メンバーを有効にして、コマンドを再試行してください。

DGM-17580: 警告: Oracle Key Vaultを使用する場合、宛先のプライマリ・データベースとフィジカル・スタンバイ・データベースのTDE_CONFIGURATION初期化パラメータ・ファイルの値は同じである必要があります。

原因: Oracle Key Vaultの使用中、TDE_CONFIGURATION初期化パラメータがプライマリ・データベースとフィジカル・スタンバイ・データベースで異なる値に設定されています。

処置: プライマリ・データベースとフィジカル・スタンバイ・データベースのTDE_CONFIGURATION初期化パラメータを同じ値に設定します。

DGM-17582: 警告: 現在のデータベース・セッションはオペレーティング・システム資格証明を使用して認証されました。

原因: 現在のデータベース・セッションは、オペレーティング・システムの資格証明を使用して認証されています(CONNECT /など)。

処置: データベース資格証明などの代替の認証方法を使用してデータベースに再接続し、コマンドを再試行してください。