172 PROTL-00001からPROTL-00604

PROTL-00001: ocrconfigの初期化に失敗しました

原因: ocrconfigを初期化して起動できません。

処置: 障害の詳細をログ・ファイルで確認してください。

PROTL-00002: エクスポート・ファイル'string'はすでに存在します

原因: 要求されたエクスポート・ファイルは指定されたパスに存在します。

処置: エクスポート・ファイルの位置を変更するか、古いエクスポート・ファイルを削除してください。

PROTL-00003: エクスポート・ファイル'string'の作成に失敗しました

原因: ローカル・レジストリ・データのエクスポートに使用するファイルを作成できないか、または開けません。

処置: 要求したパスのアクセス権またはディスク領域を確認してください。

PROTL-00004: ローカル・レジストリからのデータの取得に失敗しました

原因: ローカル・レジストリから必要な情報を取得できません。

処置: ローカル・レジストリが使用可能であることを確認し、ログ・ファイルで障害の詳細を確認してください。

PROTL-00006: 指定されたOracle Local Registryのインポート・ファイル'string'にアクセスできません。

原因: インポート・ファイルが存在しないか、またはユーザーにインポート・ファイルを開く権限がないため、指定されたインポート・ファイルからOracle Local Registryの内容をインポートできませんでした。

処置: インポート・ファイルが存在し、そのアクセス許可が正しいことを確認し、インポート・コマンドを再試行してください。

PROTL-00007: 指定されたインポート・ファイル'string'のオープンに失敗しました

原因: 指定したインポート・ファイルにアクセスできません。

処置: インポート・ファイルのアクセス権を確認してください。

PROTL-00008: 指定されたファイルからローカル・レジストリへのデータのインポートに失敗しました

原因: インポート・ファイルからデータを読み取ってローカル・レジストリにインポートできません。

処置: ローカル・レジストリが使用可能であることを確認し、ログ・ファイルで障害の詳細を確認してください。

PROTL-00010: 指定されたソース・ローカル・レジストリのオープンに失敗しました

原因: 指定したソース・ローカル・レジストリにアクセスできません。

処置: ソース・ローカル・レジストリのアクセス権と位置を確認し、ログ・ファイルで詳細を確認してください。

PROTL-00011: 指定された宛先ローカル・レジストリのオープンに失敗しました

原因: 指定した宛先ローカル・レジストリにアクセスできません。

処置: 宛先ローカル・レジストリのアクセス権と位置を確認してください。また、トレース・ファイルでも詳細を確認してください。

PROTL-00012: アップグレードするOracle Local Registryには、サポートされないバージョンがあります

原因: アップグレードするOracle Local Registryは、サポートされていないバージョンです。

処置: Oracle Local Registryを、サポートされているバージョンにアップグレードしてください。

PROTL-00013: Oracle Local Registryは現在のバージョンです

原因: Oracle Local Registryは現行のバージョンです。

処置: 処置は必要ありません。

PROTL-00015: 実装されていない機能

原因: 要求された機能は、現行のリリースには実装されていません。

処置: その機能を次のリリースで再試行してください。

PROTL-00016: 内部エラー

原因: これはocrconfigの内部エラーの総称です。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

PROTL-00017: 致命的エラー

原因: これはocrconfigの致命的エラーの総称です。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

PROTL-00018: 指定したバックアップ・ファイル'string'を開くのに失敗しました

原因: ファイルが存在しないか、ユーザーはそのファイルを開く権限がありません。

処置: ファイルが存在し、適切なアクセス権があることを確認してください。また、トレース・ファイルでも詳細を確認してください。

PROTL-00019: Oracle高可用性サービスの実行中は先へ進めません

原因: Oracle高可用性サービスが実行中です。

処置: crsctl stop crsコマンドを使用し、ローカル・ノードでOracle高可用性サービスを停止してください。

PROTL-00020: 続行するための十分な権限がありません。権限のあるユーザーが必要です

原因: 権限のあるユーザーではありません。

処置: 権限のあるユーザーを使用してコマンドを再度実行してください。

PROTL-00021: 無効なパラメータ

原因: 入力パラメータが無効です。

処置: 詳細はログ・ファイルを確認してください。

PROTL-00023: Oracle Local Registryのバックアップに失敗しました

原因: Oracle Local Registryをバックアップしようとして失敗しました。

処置: レジストリが存在することを確認し('ocrcheck -local')、クラスタウェア・スタックが実行していることを確認してください('crsctl check crs')。ocrcheckで報告されるOLRサイズに対して、バックアップの場所に十分な空き領域があることを確認します。必要に応じて、'ocrconfig -local -backuploc'を使用して別の場所を指定してください。

PROTL-00024: 現在使用できるOLRの自動バックアップはありません。

原因: コマンド'ocrconfig -local -showbackup'で、その時点ではOracle Local Registry (OLR)の自動バックアップが利用できないと判断されました。

処置: OLRの自動バックアップは毎日1回作成されます。24時間待ってから、'showbackup'操作をやり直してください。または、'ocrconfig -local -manualbackup'コマンドを使用して手動バックアップすることもできます。

PROTL-00025: Oracle Local Registryの手動バックアップは使用できません

原因: Oracle Local Registryの手動バックアップはまだ作成されていません。

処置: 手動バックアップはocrconfig -local -manualbackupコマンドを使用して作成できます。

PROTL-00035: 構成されたOLRの場所にアクセスできません

原因: 構成されたOracle Local Registry (OLR)の場所が存在しないか、必要なアクセス権がないか、十分なディスク領域がありません。

処置: 場所が存在すること、適切なアクセス権があること、十分なディスク領域があることを確認してください。詳細は、クラスタウェアのアラート・ログ・ファイルも確認してください。

PROTL-00039: 指定したファイル'string'の形式が無効です

原因: 指定したファイルが有効なOracle Local Registryエクスポート/インポート・ファイルではありません。

処置: ocrconfig -local -exportコマンドを使用して作成された有効なOracle Local Registryファイルを指定してください。

PROTL-00040: 指定したファイル'string'の形式が無効です

原因: 指定したファイルが有効なOracle Local Registryバックアップ・ファイルではありません。

処置: ocrconfig -local -showbackupコマンドを使用して、すべての使用可能なバックアップを表示してください。前述のコマンドで表示された有効なOracle Local Registryバックアップ・ファイルの1つを指定してください。

PROTL-00041: 指定したバックアップ場所'string'にアクセスできません

原因: バックアップの場所が存在しないか、必要な権限が与えられていません。

処置: 場所が存在し、必要なファイル作成権限が与えられていることを確認してください。

PROTL-00042: 指定したバックアップ場所'string'はディレクトリではありません

原因: 指定したバックアップの場所はディレクトリではありません。

処置: ディレクトリを指定してください。

PROTL-00049: Oracle Local Registry (OLR)整合性チェックが失敗しました。

原因: 構成されたOracle Local Registryの場所の整合性チェックが失敗しました。

処置: ocrconfig -local -showbackupコマンドを使用して、バックアップの可用性をチェックし、互換性のあるバックアップをリストアしてください。問題を解決できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

PROTL-00052: Oracle Local Registryのバックアップ場所の取得に失敗しました

原因: Oracle Local Registryにアクセスできないため、Oracle Local Registryのバックアップの場所を表示しようとして失敗しました。

処置: Oracle Local Registryにアクセスできるかどうかを確認してください。

PROTL-00054: 指定した宛先'string'へのOracle Local Registryのバックアップ・ファイルのコピーに失敗しました

原因: 指定の場所にユーザーが書き込めない、またはその場所に十分な領域がないため、Oracle Local Registryのバックアップ・ファイルをその場所にコピーしようとして失敗しました。

処置: ユーザーが宛先に書き込めるかどうか、ファイルに対する十分な空き領域があるかどうかを確認してください。

PROTL-00056: 'ocrconfig -local -copy'コマンドに指定したファイル名[string]が無効です。

原因: 指定の宛先ファイル名の引数で完全なパス名を指定しなかったため、Oracle Local Registryファイルをコピーしようとして失敗しました。

処置: 宛先ファイルの完全なパス名を指定するコマンドを再発行してください。

PROTL-00057: 'ocrconfig -local -manualbackup -filename'コマンドで指定されたバックアップ・ファイルはすでに存在します[string]。

原因: リクエストされたバックアップ・ファイルは、指定されたパスにすでに存在しています。

処置: 'ocrconfig -local -manualbackup -filename'コマンドのバックアップ・ファイルの場所を変更するか、古いバックアップ・ファイルを削除します。

PROTL-00058: Oracle Local Registryコンテンツはファイル'string'に正常にエクスポートされました

原因: Oracle Local Registryの内容は、ユーザーがリクエストしたとおりに指定したファイルに正常にエクスポートされました。

処置: 処置は必要ありません

PROTL-00059: Oracle Local Registryの手動バックアップを表示できません。

原因: 手動バックアップが進行中だったため、OLR手動バックアップの場所を表示できませんでした。

処置: 進行中のバックアップが完了した後、'ocrconfig -local -showbackup manual'コマンドを使用して手動バックアップの場所を表示する操作を再試行します。

PROTL-00061: 作成されたOracle Local Registryのバックアップ・ファイルは'string'です。

原因: ありません。これは通知メッセージです。

処置: 処置は必要ありません

PROTL-00062: Oracle Local Registryバックアップ・ファイル'string'を削除できませんでした。

原因: コマンドが発生したノードからOracle Local Registryのバックアップにアクセスできなかったか、ユーザーがバックアップ・ファイルを削除する適切なアクセス権を持っていなかった可能性があります。

処置: 付随するエラーを確認し、それに応じて処理を実行してください。

PROTL-00302: ocrdumpの初期化に失敗しました

原因: ocrdumpを初期化して起動できません。

処置: 障害の詳細をログ・ファイルで確認してください。

PROTL-00303: ダンプ・ファイルはすでに存在します [string]

原因: 要求されたダンプ・ファイルは指定されたパスに存在します。

処置: ダンプ・ファイルの位置を変更するか、古いダンプ・ファイルを削除してください。

PROTL-00304: ダンプ・ファイルの作成に失敗しました [string]

原因: ローカル・レジストリ・データのダンプに使用するファイルを作成できないか、開くことができません。

処置: 要求したパスのアクセス権またはディスク領域を確認してください。

PROTL-00305: ダンプ・ファイルへの書込みに失敗しました[string]

原因: ローカル・レジストリ・データのダンプ中にダンプ・ファイルへの書込みはできません。

処置: 要求したパスのアクセス権またはディスク領域を確認してください。

PROTL-00306: ローカル・レジストリ・データの取得に失敗しました

原因: ローカル・レジストリ・データを読み込めません。

処置: 障害の詳細をログ・ファイルで確認してください。

PROTL-00307: 指定したキーがローカル・レジストリに存在しません

原因: 指定されたキーをローカル・レジストリから取得できません。

処置: ログ・ファイルでキー名を確認してください。

PROTL-00309: Oracle Local Registryのバックアップ・ファイルへのアクセスに失敗しました。

原因: Oracle Local Registryバックアップ・ファイルが存在しないか、ユーザーにそのファイルを開く権限がありません。

処置: ファイルが存在し、適切なアクセス権があることを確認してください。

PROTL-00310: すべてのキーが権限によってダンプされませんでした。

原因: ユーザーがアクセス権を持たないOracle Local Registryキーを1つ以上ダンプしようとしました。

処置: 別のユーザーとしてログオンし、再試行してください。

PROTL-00040: 指定したファイル'string'の形式が無効です。

原因: ocrdumpコマンドのファイル引数で、Oracle Local Registryの有効なバックアップ・ファイルではないファイルを指定しました。

処置: ocrconfig -local -showbackupコマンドを使用して、すべての使用可能なバックアップを表示してください。ocrconfigコマンドでリストされるOracle Local Registryの有効なバックアップ・ファイルを指定するocrdumpコマンドを再発行してください。

PROTL-00601: ocrcheckの初期化に失敗しました

原因: ocrcheckを初期化して起動できません。

処置: 障害の詳細をログ・ファイルで確認してください。

PROTL-00602: ローカル・レジストリからのデータの取得に失敗しました

原因: ローカル・レジストリから必要な情報を取得できません。

処置: ローカル・レジストリが使用可能であることを確認し、ログ・ファイルで障害の詳細を確認してください。

PROTL-00603: Oracle Local Registryが論理的に破損しています

原因: Oracle Local Registryで論理的な破損が検出されました。

処置: 詳細は、ログ・ファイルを確認してください。

PROTL-00604: 構成されているローカル・レジストリの場所の取得に失敗しました

原因: ローカル・レジストリの場所を取得できません。

処置: 障害の詳細をログ・ファイルで確認してください。