AccessToken

このプロパティは、接続でOracleAccessTokenを取得または設定するために使用します。

宣言

// C#
public OracleAccessToken AccessToken { get; set; }

プロパティ値

データベース・トークンおよび秘密キーを含むOracleAccessTokenオブジェクト、または接続のオープンに使用されるアクセス・トークン。

例外

  • InvalidOperationExceptionが、次の場合に発生します。

    • 接続がすでにオープンされている場合。

    • TokenAuthenticationプロパティの値が、設定されているトークンのタイプと互換性がない場合。これは管理対象ODP.NETおよびODP.NET Coreにのみ適用できます。

    • TokenAuthenticationがアプリケーションによって無効として設定されているか、TokenLocationプロパティが設定されている場合。これは管理対象ODP.NETおよびODP.NET Coreにのみ適用できます。

    • Credentialプロパティが設定されている場合。

    • 接続文字列のユーザーまたはプロキシ情報がトークン認証と互換性がない場合。

    • ユーザーID値が/以外の場合。

    • パスワード、プロキシ・ユーザーIDおよびプロキシ・パスワードが設定されている場合。

  • 引数がnullの場合、ArgumentNullException

説明

トークンが同じアイデンティティを表す場合、同じOracleAccessTokenオブジェクトをOracleConnectionに設定する必要があります。接続プールの識別には、トークンではなくOracleAccessTokenオブジェクトが使用されます。

アクセス・トークンが期限切れの場合は、OracleConnection.OpenWithNewTokenをコールして新しい接続をオープンする必要があります。OracleAccessTokenオブジェクトは変更できないため、リフレッシュされたアクセス・トークンをAccessTokenプロパティに指定することはできません。ただし、アクセス・トークンの期限が切れた後でも、既存の接続は分配できます。

管理対象外ODP.NETでは、CPVersionに値が設定されていない場合、AccessTokenプロパティがアプリケーションによって設定され、Open()メソッドが呼び出されると、接続によってCPVersionの値が2.0に設定されます。このシナリオでは、CPVersionを1.0に設定できません。設定すると例外が発生します。