OracleConnectionプロパティ

OracleConnectionプロパティを、表6-47にリストします

表6-47 OracleConnectionプロパティ

プロパティ 説明

AccessToken

接続でOracleAccessTokenを取得または設定するために使用します

ActionName

接続のアクション名を指定します。

AllowCertificateSelectionUI

MCSウォレットの場所を使用する場合に、ユーザーがデータベース接続用のグラフィカル・インタフェースを介して特定のTLS/SSL証明書を選択できるようにするかどうかを示します。

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

AutoCommit

各SQL文を暗黙的にコミットするか、明示的なコミットが発生するまでコミットしないかを示します

BindByName

コレクションのバインディング・メソッドを指定します

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

ChunkMigrationConnectionTimeout

この設定は、指定した時間内に移行が完了または失敗するまで接続リクエストを一時停止した後、リクエストされたデータを使用して正しいシャードに接続します。

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

ClientId

接続のクライアント識別子を指定します

ClientInfo

接続のクライアント情報を指定します

CommandTimeout

例外で実行を終了するまでコマンドの実行を可能にする秒数を指定します

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

ConnectionIdPrefix

接続識別子に文字列を追加して、特定のアプリケーションの接続を識別します

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

ConnectionString

Oracleデータベースへの接続に使用される接続情報またはURLを指定します

ConnectionTimeout

Openメソッドが要求を終了する前にプールされた接続の取得に要する最大時間を示します。

ConnectionType

特定の接続オブジェクトがTimesTenデータベース接続またはOracle Database接続に関連付けられているか、あるいは物理接続に関連付けられていないかを判別します

ODP.NET管理対象ドライバおよびODP.NET Coreでは使用できません

Container

System.ComponentModel.Componentからの継承

Credential

接続でOracleCredentialオブジェクトを取得または設定するために使用します。

Database

サポート対象外

DatabaseDomainName

接続の設定先データベース・ドメインの名前を指定します

DatabaseEditionName

OracleConnectionオブジェクトのエディション名を設定または取得します

DatabaseName

接続の設定先データベースの名前を指定します

DataSource

接続するデータベースを識別するOracle Netサービス名、接続記述子または簡易接続ネーミングを指定します

DRCPConnectionClass

ODP.NET接続で使用されるDRCP接続プールを識別する論理名を指定します

DRCPPurity

アプリケーションがプールされたセッションを再利用できるか(Pooled)、新しいセッションを使用する必要があるか(New)を指定します

FetchSize

1回のデータベース・ラウンドトリップでフェッチしたデータをプロバイダがキャッシュするために割り当てる合計メモリー・サイズをバイト単位で指定します

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

HostName

接続の設定先ホストの名前を指定します

InstanceName

接続の設定先インスタンスの名前を指定します

IsInTransaction

現行アプリケーションがトランザクション内にあるかどうかを示します

IsolationLevel

ローカル・トランザクションの分離レベルを指定します

KeepAlive

アイドル状態の接続を存続するかどうかを指定します。

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

KeepAliveInterval

確認されなかったプローブ後から新しいプローブが送信されるまでの間隔を指定します。

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

KeepAliveTime

キープアライブ・プローブが送信されるまでのアイドル時間を指定します。

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

MaxStatementCacheSize

自動チューニングが有効化されている場合にキャッシュできる文の最大数を指定します

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

ModuleName

接続のモジュール名を指定します。

OciCompartment

ターゲット・データベースのコンパートメントのOracle Cloud Identifier (OCID)を取得または設定します

OciDatabase

ターゲット・データベースのOracle Cloud Identifier (OCID)を取得または設定します

OciIamUrl

データベース・トークンを取得するためにURLエンド・ポイントを取得または設定します

OciTenacy

データベース・トークンを取得するためにIAMユーザーのクラウド・テナンシのOracle Cloud Identifier (OCID)を取得または設定します

PasswordAuthentication

接続のPASSWORD_AUTHパラメータ値を設定します

PDBName

セッションが接続されているプラガブル・データベースの名前の設定および取得に使用されます

Pipelining

データベース・サーバー側での非同期実行を有効にします

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

ProviderVersion

ODP.NETアセンブリ・バージョンを指定します

ServerVersion

OracleConnectionが接続を確立するOracle Databaseのバージョン番号を指定します

ServiceName

接続の設定先サービスの名前を指定します

ServiceRelocationConnectionTimeout

使用不能になっているサービスへの接続を再試行する前に待機する時間を指定します

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

Site

System.ComponentModel.Componentからの継承

SqlNetAuthenticationServices

このプロパティは、SSL付きTCP/IPなどの1つ以上の認証サービスを有効にします。

State

接続の現在の状態を指定します

StatementCacheSize

この接続に関連付けられた文キャッシュの現在のサイズを指定します

SwitchedConnection

戻されたプールされた接続が、必要なプラガブル・データベースに接続するためにサービス名(ServiceName)またはプラガブル・データベース(PDBName)を変更した場合、このプロパティは接続の切り替えを考慮します。

TnsAdmin

tnsnames.oraまたはsqlnet.ora(あるいはその両方)のディレクトリの場所を指定します

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

TokenAuthentication

接続のTOKEN_AUTHパラメータの値を設定します

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

TokenLocation

署名トークンと秘密キー・ファイルが配置されている接続のトークンの場所のパスを取得または設定します

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

UseClientInitiatedCQN

クライアント開始の連続問合せ通知(CICQN)を使用するか、永続接続に依存しない従来の連続問合せ通知(CQN)を使用するかを指定します

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

UseHourOffsetForUnsupportedTimezone

.NETロケールに関連付けられているOracleタイムゾーンのリージョン名が、使用されているOracleデータベースでサポートされていない場合に、時間オフセットをセッションのタイムゾーンに使用できるかどうかを指定します

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

WalletLocation

ウォレットの場所を指定しますウォレットは、SSL/TLSによって処理される証明書、キーおよびトラストポイントです

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません