OracleTokenAuthの列挙

OracleTokenAuthの列挙値は、トークン認証のために有効にする必要があるTOKEN_AUTHモードを明示的に指定するために使用されます。この列挙に指定できる値は次のとおりです。

表6-187では、すべてのOracleTokenAuthの列挙値と、それぞれの列挙値の説明をリストします。

表6-187 OracleTokenAuthメンバー

メンバー名 説明

Disabled

デフォルト値。トークン認証はDISABLEDです。

OciApiKey

OCI_API_KEY認証フローを使用するトークン認証。

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

OciInstancePrincipal

OCI_INSTANCE_PRINCIPAL認証フローを使用するトークン認証。

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

OciDelegationToken

OCI_DELEGATION_TOKEN認証フローを使用するトークン認証。

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

OciInteractive

OCI_INTERACTIVE認証フローを使用するトークン認証。

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

OciDefault

アプリケーション環境に応じて最適な方法を使用するトークン認証。ODP.NETは、最初にOCI APIキーを使用してトークンの取得を試行します。失敗した場合、ODP.NETは、委任トークン認証フローを使用してトークンの取得を試行するために、クラウド・シェル環境にいるかどうかをチェックします。最後に、インスタンス・プリンシパル認証フローの使用を試行します。

ODP.NET管理対象外ドライバでは使用できません

OciToken

トークン認証はOracle Identity and Access Managementで有効になっています。

OAuth

トークン認証はAzure Active Directoryで有効になっています。

要件

プロバイダ ODP.NET管理対象外ドライバ ODP.NET管理対象ドライバ ODP.NET Core

アセンブリ

Oracle.DataAccess.dll

Oracle.ManagedDataAccess.dll

Oracle.ManagedDataAccess.dll

ネームスペース

Oracle.DataAccess.Client

Oracle.ManagedDataAccess.Client

Oracle.ManagedDataAccess.Client

.NET Framework

4.8

4.8

-

.NET (Core)

-

-

システム要件を参照してください