7.280 TRUSTED_SERVERS

TRUSTED_SERVERSは、サーバーのセキュリティの信頼性があるかどうかを示します。

ノート:

エンタープライズ・ユーザー・セキュリティ(EUS)はOracle Database 23cでは非推奨です。

集中管理ユーザー(CMU)を使用して移行することをお薦めします。この機能を使用すると、エンタープライズ・ユーザーの認証とデータベースへの認可のためのディレクトリ・サービスを介さずに、直接Microsoft Active Directoryに接続できます。Oracle Databaseがクラウドにある場合は、クラウドIDプロバイダとの新しい統合の1つへ移行することもできます。

列	データ型	NULL	説明
TRUST	VARCHAR2(9)		サーバーのセキュリティの信頼性をリスト表示する。可能な値はTRUSTEDまたはUNTRUSTEDであり、NAME列にリスト表示されていないサーバーの信頼性は、表示される信頼性の逆になる。
NAME	VARCHAR2(128)		サーバー名。特定のサーバー名、またはすべてのサーバーを示すALLが表示される。

表7-2にサーバーの状態によって戻される値の例を示します。

表7-2 TRUSTED_SERVERS値

条件(次のような場合 . . )	TRUSTED列	NAME列
... すべてのサーバーに信頼性がある場合	Trusted	ALL
... すべてのサーバーに信頼性がない場合	Untrusted	ALL
... DB1を除くすべてのサーバーに信頼性がある場合	Untrusted	DB1
... DB1を除くすべてのサーバーに信頼性がない場合	Trusted	DB1

関連項目:

• Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス

• Oracle Databaseエンタープライズ・ユーザー・セキュリティ管理者ガイド