SQL演算子
演算子は、オペランドまたは引数と呼ばれる個々のデータ項目を操作します。演算子は特殊文字またはキーワードで表します。たとえば、乗算演算子は、アスタリスク(*)で表します。
Oracle Textがインストールされている場合は、Oracle Text問合せで、この製品に含まれるSCORE
演算子を使用できます。また、CONTAINS
、CATSEARCH
、MATCHES
などの組込みText演算子を使用して条件を作成することもできます。Oracle Text要素の詳細は、『Oracle Textリファレンス』を参照してください。
演算子の優先順位
優先順位とは、同じ式の中の異なる演算子をOracle Databaseが評価する順序を意味します。複数の演算子を含む式を評価するとき、Oracleは優先順位の高い演算子を評価した後で、優先順位の低い演算子を評価します。優先順位の等しい演算子は、式の中で左から右に評価されます。
表4-1に、SQL演算子を優先順位の高い方から順に示します。同じ行にある演算子の優先順位は同じです。
表4-1 SQL演算子の優先順位
演算子 | 操作 |
---|---|
|
同一、否定、階層内の位置 |
|
乗算、除算 |
|
加算、減算、連結 |
SQL条件は、SQL演算子の後で評価されます。 |
「条件の優先順位」を参照してください。 |
優先順位の例