Web構成パラメータ

この章では、構成パラメータおよびアプレット・パラメータについて説明します。

ここで示す表には、次のノートが適用されます。

  • 必須: Formsが正しく機能するために(formsweb.cfgまたは可能な場合はURLからの)非NULL値を必要とする場合、そのパラメータは必須です。
  • 有効な値: いくつかのケースでは、これらは明示的にリストされますが、ほとんどの場合、説明から推測できます。説明で値がブール値であることが示されている場合(たとえば、"かどうかを指定します"など)、有効な値は、ランフォーム・パラメータ(次の表を参照)を除いてTRUEまたはFALSE (大/小文字の区別なし)で、ランフォーム・パラメータの場合、有効な値は、YES、Y、ON、またはNO、N、OFF (大/小文字の区別なし)です。特に指定がないかぎり、数値は、10進数として指定された整数である必要があります。ファイルまたはディレクトリのリスト内の要素は、特に指定がないかぎり、':' [UNIX]または';' [Windows]で区切る必要があります。
  • デフォルト: 必須パラメータの場合、パラメータの説明には、製品に付属するformsweb.cfgのデフォルト・セクションのデフォルト値が示されています(または、適切な値が指定されていることが示されています)。オプションのパラメータについては、パラメータの説明には、製品に含まれているformsweb.cfgのデフォルト・セクションからの非NULLのデフォルト値が示されています。さらに、パラメータの説明に、値が指定されていない場合に想定されるデフォルト値が示されている場合もあります(これは、未指定またはNULL値と同じ動作をもたらす非NULL値です)。オプションのパラメータの説明に条件のないデフォルト値のみが示されている場合、これは、その値が製品に含まれているformsweb.cfgのデフォルト・セクションからのデフォルト値であり、値が指定されていない場合に想定されるデフォルト値でもあることを表しています。オプションのパラメータの説明にデフォルト値が明示的に示されていない場合は、デフォルト値がnullであることを表しています。
  • アプリケーション・システム・パラメータ: 一部の構成パラメータの説明は、それらがアプリケーション・システム・パラメータであることを示しています。このようなパラメータは、URLを介して起動されたアプリケーションに適用されます。その値は、デフォルトの構成セクション、またはURLのconfigパラメータで指定された構成セクションから取得されます。URLのアプリケーション・システム・パラメータに指定された値は無視されます。
  • グローバル・システム・パラメータ: 一部の構成パラメータの説明は、それらがグローバル・システム・パラメータであることを示しています。このようなパラメータは、インストール全体に適用されます。その値は特定の構成セクションから取得されます。正確なセマンティクスはパラメータの説明に記載されています。
  • アプリケーション・ユーザー・パラメータ: 構成パラメータがアプリケーション・システム・パラメータまたはグローバル・システム・パラメータとして記述されていない場合、それはアプリケーション・ユーザー・パラメータであることを意味します。このようなパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータに似ていますが、構成セクションから取得された値は、URL内のパラメータに指定された値でオーバーライドされることがあります。
  • ランフォーム・パラメータ: 一部のパラメータの説明には、そのパラメータがランフォーム・パラメータであることが示されています。これらは、serverArgs構成またはアプレット・パラメータを使用してfrmwebプロセスに渡します。このようなパラメータの場合、特殊文字を含む値を指定する際には、「ランフォーム・パラメータにおける特殊文字の指定」に記載されている構文規則に従います。
  • otherparamsのサブ引数: 一部のパラメータの説明には、そのパラメータがotherparamsのサブ引数であることが示されています。つまり、(formsweb.cfgまたはURLで指定されたときに)有効になるには、otherparamsパラメータの値内に,name=%name%の形式でこれが指定されている必要があります。したがって、たとえば構成セクションにパラメータarray (値はno)を追加する場合は、otherparamsパラメータの値にもarray=%array%を追加する必要があります。これらのパラメータはすべてランフォーム・パラメータであり(otherparamsパラメータ自体がランフォーム・パラメータであるため)、特殊文字を含む値を指定するときには、「ランフォーム・パラメータにおける特殊文字の指定」で説明されている構文規則に従うことに注意してください。otherparamsパラメータがrestrictedURLparamsパラメータで指定されている場合、これらのパラメータはアプリケーション・システム・パラメータとして扱われます。

「カテゴリ」に指定される値は、11の使用可能な値のうちの1つです。

  • 事前構成済の構成パラメータの値は、Enterprise Manager Web構成ページの「表示」リストにある7つの値のうちの1つです。これらは、basicssotracepluginhtmlappletおよびadvancedです。
  • add-onは、事前構成されていない構成パラメータを示します。「パラメータの管理」で説明されているように、このようなパラメータは構成セクションに追加できます。追加すると、Enterprise Manager Web構成ページに、パラメータがadvancedとして表示されます。
  • applet add-onおよびsso add-onの値はadd-onと似ていますが、Enterprise Manager Web構成ページでは、構成セクションに追加されると、パラメータがappletまたはssoとして表示されます。
  • add-on applet paramは、「独自のアプレット定義テンプレート・ファイルの作成」で説明されているように、Oracle提供のテンプレートを変更することで作成したアプレット定義テンプレート・ファイルに追加できるパラメータを示します。柔軟性を高めるために(たとえば、エンド・ユーザーにURLの値の指定を許可する場合)、アプレット・パラメータは、その値が構成パラメータ(通常は同じ名前)の値であることを指定できます。「パラメータの管理」で説明されているように、このようなパラメータは構成セクションに追加できます。追加すると、Enterprise Manager Web構成ページに、パラメータがadvancedとして表示されます。

表-64 Web構成パラメータ

パラメータ カテゴリ 説明
allowAlertClipboard advanced

システム・クリップボードにアクセスできない場合にアラート・ダイアログを表示するかどうかを指定します。FALSEを指定すると、クリップボードへのアクセスが失敗したときにJavaコンソールにレポートされます。

デフォルト: TRUE

allowLservletDebug add-on

リスナー・サーブレットがFormsサーブレットから起動された(通常の)場合、デバッグ・メッセージ(およびログ・レベルがNOTIFICATIONより低いその他のメッセージ)をリスナー・サーブレット(/forms/lservlet)からOracle診断ログに書き込むことを許可するかどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

ノート:

リスナー・サーブレットがFormsサーブレットから起動されなかった(たとえば、静的HTMLを発行したり、ブラウザに/forms/lservlet URLを入力するなど)場合、allowLservletDebugのlservlet初期化パラメータは、リスナー・サーブレットからOracle診断ログへのデバッグ・メッセージの書込みを許可するかどうかを指定します。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

allowNewConnections advanced

新しいFormsセッションを許可するかどうかを指定します。

デフォルト: TRUE

このパラメータは、グローバル・システム・パラメータです。これは、formsweb.cfgのデフォルト構成セクションで指定する必要があります。値は、リクエストごとにformsweb.cfgからFormsサーブレットに読み込まれます。

allow_debug advanced

TRUEまたはTESTMODEの値を指定すると、デバッグ・メッセージ(およびログ・レベルがNOTIFICATIONより低いその他のメッセージ)がFormsサーブレット(/forms/frmservlet)からOracle診断ログに書き込まれ、info、admin、setcookie、setcookiesess、checkcookieおよびproctestなどの特定のテスト・コマンドも実行できます。これらのコマンドは、/forms/frmservlet/info/forms/frmservlet?ifcmd=infoなどのfrmservlet URLで指定することによって実行できます。TESTMODEの値も指定すると、adminコマンドによって表示されるページには、リスナー・サーブレットのバージョン番号や、他の様々なテスト・コマンドへのリンクが含まれます。値がFALSEの場合、NOTIFICATIONより低いログ・レベルの診断メッセージは表示されず、テスト・コマンドは許可されません。

デフォルト: FALSE

ノート:

TRUEまたはTESTMODEが指定されている場合でも、Formsサーブレットがallow_debugパラメータを読み取る前に生成された特定のデバッグ・メッセージは抑制されます。これらのメッセージを(他のデバッグ・メッセージに加えて)表示するには、testMode frmservlet初期化パラメータにTRUEまたはYESの値を指定します。これにより、allow_debug構成パラメータに指定された(またはデフォルトの)値は、すべて上書きされます。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

alwaysOnTop applet add-on

Formsの別のフレームが他のすべてのオープン・ウィンドウの上にそのまま存在するかどうかを指定します。separateFrame=trueとともに使用する場合、Formsの別のフレームが他のすべてのオープン・ウィンドウの上にそのまま存在します。separateFrame=falseである場合、このパラメータを設定してもフレームには影響しません。これは、Web Startではサポートされません。

デフォルト: FALSE

applet_name advanced JavaScript統合用の構成。これは、ユーザーがJavaScriptコードからの参照に使用できるFormsアプレットの名前です。
archive plugin

使用するアーカイブ・ファイルまたはクライアントにダウンロードするアーカイブ・ファイルの名前をカンマで区切ったリスト。各ファイルに対し、ファイル名(ファイルがcodebaseディレクトリにある場合)または仮想パスとファイル名を記述します。

必須。

formsweb.cfgからのデフォルト: frmall.jar

array add-on

配列処理を抑止するには、このパラメータをNOに設定します。この場合、FormsはINSERT、UPDATEまたはDELETE文で1度に1行のみをデータベースに送信し、1度に1行の問合せ結果のみがデータベースから返されます。通常、これにより、最初に取り出されたレコードの表示は早くなりますが、問合せ結果内のすべての行の表示は遅くなります。

デフォルト: YES

このパラメータはotherparamsのサブ引数です。

background applet

メイン・アプレット・ウィンドウの背景に表示されるイメージ・ファイルを指定します。背景なしの場合はNOを指定します。デフォルトの背景を使用する場合は空白のままにします。

サポートされているイメージ形式: gifpngおよびjpg

baseHTML html

クライアント・ブラウザがMicrosoft Windows上にない場合や<OBJECT>タグをサポートしていない場合、またはbaseHTMLjpiパラメータが指定されていないか空の場合、Web Startやスタンドアロン以外のアプリケーションに使用するアプレット定義テンプレート・ファイルを指定します。ファイルは、フルパス、または$DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/components/FORMS/instances/<Forms Instance Name>/server内のファイル名として指定できます。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: base.htm

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

baseHTMLjpi html

クライアント・ブラウザがMicrosoft Windows上にある場合および<OBJECT>タグをサポートしている場合、Web Startやスタンドアロン以外のアプリケーションに使用するアプレット定義テンプレート・ファイルを指定します。ファイルは、フルパス、または$DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/components/FORMS/instances/<Forms Instance Name>/server内のファイル名として指定できます。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: basejpi.htm

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

basejnlp html

Web Startアプリケーションや埋込みJNLPファイルに使用するアプレット定義テンプレート・ファイルを指定します。ファイルは、フルパス、または$DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/components/FORMS/instances/<Forms Instance Name>/server内のファイル名として指定できます。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: base.jnlp

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

baseSAAfile html

スタンドアロン・アプリケーションに使用するアプレット定義テンプレート・ファイルを指定します。ファイルは、フルパス、または $DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/components/FORMS/instances/<Forms Instance Name>/server内のファイル名として指定できます。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: basesaa.txt

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

centerOnStartup applet add-on

Formsの別のフレームが画面の中央で起動するかどうかを指定します。separateFrame=trueとともに使用する場合、Formsの別のフレームは画面の中央で起動します。separateFrame=falseである場合、このパラメータを設定してもフレームには影響しません。

デフォルト: FALSE

clientDPI add-on 1インチ当たりのドット数(DPI)。JVMによって返されるDPI設定をオーバーライドします。これにより、プラットフォームごとに異なるDPI設定を管理できます。50から200の整数を使用することをお薦めします。
clientDPIRatio advanced

アプリケーションのMDIウィンドウをスケーリングする使用可能な表示の割合を指定します。ウィンドウは表示サイズに基づいてスケーリングされますが、Forms Web構成で設定されているHEIGHTWIDTHの比率は保持されます。これにより、ディメンションが表示サイズより大きくなることも、アプリケーション・ウィンドウが歪むこともありません。

これは、Java Web Start (JWS)、FSAL、またはseparateFrame=trueの埋込みで実行するように構成されている場合のみサポートされます。

値: 10から100までの整数。無効な値は無視されます。

ノート:

clientDPIが設定されている場合、clientDPIRatioは無視されます。
codebase plugin

物理ディレクトリORACLE_HOME/forms/javaを示すために定義する仮想ディレクトリ。デフォルトでは、このディレクトリからアプレットJARファイルがダウンロードされます。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: /forms/java

colorScheme applet

アプリケーションのカラー・スキームを指定します。

有効な値[大/小文字の区別なし]: TealTitaniumRedKhakiBlueBLAFSWANOlivePurple

formsweb.cfgからのデフォルト: SWAN

ノート:

LookAndFeelがGenericに設定されている場合、colorSchemeは無視されます。
connectionDisallowedURL add-on

新しいFormsセッションへの接続が許可されない場合にFormsサーブレット・リクエストがリダイレクトされるURL。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

consoleUseRegistryFont add-on applet param アプリケーションのコンソール(またはメッセージ・バー)が、「フォントとアイコンのマッピング」 (Registry.dat)で指定されたデフォルトのフォント属性を使用するかどうかを指定します。
cursorBlinkRate add-on applet param

点滅サイクル中にカーソルが表示される時間(ミリ秒)。これはカーソルが表示されない時間でもあります。値0を指定すると点滅が無効になり、カーソルは常に点灯した状態になります。

デフォルト: 600。カーソルは1回のフル点滅を1.2秒ごとに完了します

customColorScheme advanced Registry.datで作成されたカスタムcolorschemeの名前。これを設定すると、colorschemeパラメータがオーバーライドされます。
debug trace

デバッグ・モードでの実行を許可します。

デフォルト: NO

このパラメータはランフォーム・パラメータです。

debug_messages add-on

フォームの実行中にトリガーの実行に関する継続的なメッセージがFormsに表示されるようにするには、このパラメータをYESに設定します。

デフォルト: NO

このパラメータはotherparamsのサブ引数です。

defaultcharset add-on

サーブレットのリクエストおよびレスポンスで使用される文字セット。

デフォルトは、ISO-8859-1です(Latin-1とも呼ばれます)。サーブレット・リクエストで文字セットが指定されている場合は(POSTのコンテンツタイプ・ヘッダーなど)、このパラメータは無視されます。

このパラメータの値は、IANA文字セット名(SHIFT_JISなど)またはOracle文字セット名(JA16SJISなど)で指定できます。これは、NLS_LANG環境変数で指定した文字セットと一致している必要があり、同時にブラウザで表示できる文字セットであることが必要です。また、URLエスケープ・シーケンスではなくIMEなどを使用してマルチバイト文字をURLに直接入力できるブラウザがあり、エンド・ユーザーにこの入力を許可する場合、このパラメータの値は、入力された文字をバイト・シーケンスに変換するためにブラウザで使用する文字セットと一致している必要があります。

ノート:

構成ファイルに7ビットASCII文字以外の文字を含む名前の構成セクションがある場合は、次のルールが適用されます。URLまたは文字セットを指定していないPOSTリクエスト本文で構成パラメータを指定していて、その値に7ビットのASCII文字以外の文字を使用している場合、その値は、defaultcharsetパラメータで指定した文字セットを使用して解釈されます。ただし、構成ファイルの言語依存デフォルト・セクションと言語非依存デフォルト・セクションのみはdefaultcharsetパラメータが検索されます。その他の構成セクションは、名前が未知のため、検索されません。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

digitSubstitution advanced

BIDI環境での小数点以下桁数の形を指定します。

有効な値[大/小文字の区別なし]:

  • None: ヨーロッパ数字(フィールドの方向に関係なく)。
  • National: アラビア・インド数字(U+066x、ヒンディー形式とも呼ばれる) (フィールドの方向に関係なく)。
  • Context: 左から右の方向のフィールドにはヨーロッパ数字、右から左の方向のフィールドにはアラビア・インド数字。

デフォルト: Context

disableMDIScrollbars add-on

Formsメイン・アプレット・ウィンドウの水平スクロールバーと垂直スクロールバーを無効にするかどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

disableValidateClipboard advanced

フォーカスの移動時にクリップボードの検証を無効にするかどうかを指定します。このため、パフォーマンスが向上する場合があります。ただし、貼り付けようとして失敗する場合でも、現在フォーカスされている項目が編集可能なときはいつでも、「貼付け」メニュー・バー・アイコンは有効になります。

デフォルト: FALSE

dynamicLayout add-on applet param

ウィンドウのサイズ変更時に、Formsアプレットが親ウィンドウを再描画する(およびサーバーに通知する)かどうかを指定します。有効にすると、サイズ変更の進行中にネットワーク・トラフィックが増加します。

デフォルト: TRUE

enableJavaScriptEvent advanced

クライアントでJavaScriptイベントを発生させることができるかどうか、およびサーバーでWEB.JAVASCRIPT_EVAL_EXPRプロシージャまたはWEB.JAVASCRIPT_EVAL_FUNCファンクションを実行できるかどうかを指定します。

デフォルト: TRUE

EndUserMonitoringEnabled trace

エンド・ユーザー監視の統合が有効かどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

EndUserMonitoringURL trace エンド・ユーザー監視のデータを保存する場所を指定します。
envFile basic

環境構成ファイルの名前。

必須。

formsweb.cfgからのデフォルト: default.env

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

escapeparams advanced

FALSEに設定すると、ランフォームでは、ランフォーム・パラメータ内の特殊文字を9.0.4より前のリリースの場合と同様に処理します。このパラメータは、serverArgs構成パラメータまたはアプレット・パラメータの最初のサブ引数でないかぎり、効果はありません。この場合、serverArgsパラメータ内の後続のランフォーム・パラメータに対してURLから抽出された値の特定の特殊文字をエスケープするかどうかを指定します。

formsweb.cfgからのデフォルト: TRUE

指定しない場合のデフォルト: FALSE

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

form basic

実行するトップレベル(初期)のFormsモジュール(fmxファイル)の名前。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: test.fmx

このパラメータはランフォーム・パラメータです。

formsMessageListener advanced ツール・ベンダー・インタフェース(TVI)やインターセプト・サーバーのFormsメッセージを記録可能にするためにFormsクライアントが使用するクラス。
fsalcheck advanced

Formsスタンドアロン・アプリケーション・ランチャのチェックサム比較を実行するかどうかを指定します。有効にすると、サーバー上で比較が行われます。クライアント・マシン上のFSALのチェックサムが、サーバー上にアーカイブされたFSALのチェックサムと比較されます。

デフォルト: TRUE

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

fsalJavaVersion advanced

エンドユーザー環境で使用するJavaバージョンを指定します。

サンプル値:

  • 1.8.0_351または17.0.5: このバージョンのみを実行します。
  • 1.8*または1.8.0*: Java 8ファミリのすべてのバージョンを実行しますが、Java 8より前または後のファミリは実行しません。
  • 1.8.0_351*: Java 8ファミリの指定されたバージョン以降のみを実行します。
  • 17*または17.0*: Java 17ファミリのすべてのバージョンを実行しますが、Java 17より前または後のファミリは実行しません。
  • 17.0.5*: Java 17ファミリの指定されたバージョン以降のみを実行します。
  • 1.8+または1.8.0+: Java 8ファミリまたはそれ以降のファミリのすべてのバージョンを実行します。
  • 1.8.0_351+: Java 8ファミリの指定されたバージョン以降、またはそれより後のファミリのすべてのバージョンを実行します。
  • 17+または17.0+: Java 17以降のファミリのすべてのバージョンを実行します。
  • 17.0.5+: Java 17ファミリの指定されたバージョン以降、またはそれより後のファミリのすべてのバージョンを実行します。
guiMode applet

デフォルトのWindowsメニュー・バーおよびWindowsタイトル・バーの可視性を指定します。

有効な値は、012および3です。

  • 0: Windowsタイトル・バーとデフォルトのWindowsメニュー・バーの両方が表示されます。
  • 1: Windowsタイトル・バーは表示されますが、デフォルトのWindowsメニュー・バーは表示されません(子がある場合を除く)。
  • 2: Windowsタイトル・バーは表示されませんが、デフォルトのWindowsメニュー・バーは表示されます。
  • 3: Windowsタイトル・バーは表示されず、デフォルトのWindowsメニュー・バーも表示されません(子がある場合を除く)。

デフォルト: 0

ノート:

このパラメータは、Form Builderでフォームにメニューを何も指定しない場合にのみメニュー・バーに適用され、フォームに関連付けられたメニューがある場合は、このパラメータは適用されません。ウィンドウ・バーの場合は、Form Builderでフォームに指定されたメニューがあっても、このパラメータが適用されます。このパラメータは、アラート・ウィンドウまたはポップアップ・ウィンドウのタイトル・バーには影響しません。
gzipCompressApplet add-on

TRUEを指定すると、Formsサーブレットは、クライアントに送信されたhtml/jnlpコンテンツの圧縮を試みます。これは、クライアントからのリクエストがHTTP Accept-Encodingヘッダーで圧縮のサポートを示していることを前提としています。このパラメータを有効にすると、アプリケーションの起動時間を短縮するのに役立ちます。この設定は、一部のテスト・ツールに影響を与える可能性があります。このような問題が発生した場合、テストの実行中に単にこのパラメータを無効にするだけです。

デフォルト: FALSE

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

heartBeat add-on

クライアントがまだ実行中であることを示すためにサーバーにパケットを送信する間隔(分単位)。小数値は使用できます(たとえば30秒の場合は0.5)。このパラメータはmaxeventwaitに似ています: 低い間隔が優先されます。この値の設定値を小さくしすぎると、ネットワーク・トラフィックが大幅に増加するため、慎重に使用する必要があります。

デフォルト: 2分

heartBeatの値がFORMS_TIMEOUT環境変数で指定された値より小さい場合、そのユーザーのセッションは、フォームをアクティブに使用していない場合でも有効のままで維持されます。

ノート:

heartBeatFORMS_TIMEOUTの値を超える値を設定するとユーザーの既存のセッションが終了するため、行わないことをお薦めします。実行中のフォームがこのように終了すると、ユーザー・セッションが応答しなくなります。

ノート:

heartBeatの値がパラメータsession-timeoutより大きいと、session-timeoutの値がheartBeatより優先されます。heartBeatの値を増やすには、session-timeoutの値をheartBeatより大きくする必要があります。このパラメータの詳細は、『Oracle WebLogic Server Webアプリケーション、サーブレット、JSPの開発』セッション・タイムアウトに関する項を参照してください。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

height basic

フォーム・アプレットの高さ(ピクセル)。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: 600

高さをパーセント値で指定することもできます。この値は、ブラウザのコンテンツ領域のサイズに比例します。この値は、100%を超えたり1%を下回らないようにする必要があります。パーセント値を使用するには、次の例に示すように、数値の後にパーセント(%)記号を付加する必要があります: HEIGHT=75%。この例は、アプレットの高さがブラウザのコンテンツ領域の75%であることを指定しています。

hideActivityBar add-on applet param

Formsアクティビティ・バー(進捗バーとも呼ばれます)を非表示にするかどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

hideAppletVersion add-on applet param

クライアント側コンソールにFormsアプレット・バージョンを表示するかどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

hideClientExceptions add-on applet param

Javaコンソールとエラー・メッセージ・ダイアログの両方でエンドユーザーにJava例外を表示しないかどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

highContrast advanced

highContrastをTRUEに設定すると、フォアグラウンド・カラーとバックグラウンド・カラーが指定されていない場合のフレーム・ラベルは黒になります。

デフォルト: FALSE

host trace

デバッグ・セッションのホストを指定します。このパラメータは、デバッグの目的でのみ必要です。Formsエンジンのプロセスを開始するホストを指定します。

このパラメータはランフォーム・パラメータです。

HTMLafterForm html Formsアプリケーションが表示される領域の下のページに追加されるHTMLコンテンツ。
HTMLbeforeForm html Formsアプリケーションが表示される領域の上のページに追加されるHTMLコンテンツ。
HTMLbodyAttrs html HTMLページの<BODY>タグの属性。
HTMLdelimiter advanced

ベースHTMLファイル内の変数パラメータのデリミタ。

デフォルト: %

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

idleTimeout advanced

SYSTEM_CLIENT_IDLEイベントが起動するまでのアイドル時間を秒単位で指定します。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

ignoreMissingSaaArchives advanced

JARファイルなどの必要なリソースが見つからない場合でも、アプリケーションの初期化または実行(あるいはその両方)を続行するかどうかを指定します。このパラメータはトラブルシューティング目的のみで使用するものです。アプリケーションはリソースが欠落していても実行を継続できますが、その場合もエラーが表示されることがあります。

デフォルト: FALSE

ignoreSaaCache add-on applet param

Oracle Formsスタンドアロン・アプリケーション・ランチャが、最初にFormsサーバーからダウンロードされたが、Oracle Formsスタンドアロン・アプリケーション・ランチャが実行されているjavaクライアント・マシンにキャッシュされているアーカイブ構成パラメータ(frmall.jarなど)によって指定されたファイルを無視するかどうかを指定します。FALSE (デフォルト)が指定された場合、キャッシュされたファイルは、パスがFormsサーバー上のファイルの完全なURLに対応する(モジュロ・ハッシュ)場合に使用され、キャッシュされたファイルのタイムスタンプはFormsサーバー・ファイルのタイムスタンプと一致します。TRUEが指定された場合、キャッシュされたファイルは無視されます。アーカイブ構成パラメータで指定されたすべてのファイルは、Formsサーバーからダウンロードされます。

デフォルト: FALSE

imageBase plugin

アイコン・ファイルまたはイメージ・ファイルの格納場所を指定します。

有効な値:

  • codeBase。アイコンの検索パスがJavaクラスの格納先ディレクトリを基準とした相対パスであることを示します。アイコンまたはイメージをJARファイルに格納する場合はこの値を使用します(推奨)。
  • documentBaseは、アイコンの検索パスがFormsのwebappのディレクトリを基準とした相対パスであることを示します。Formsのwebappのディレクトリは、$DOMAIN_HOME/servers/WLS_FORMS/tmp/_WL_user/formsapp_12.2.1/<random string>/warにあります。

formsweb.cfgからのデフォルト: codeBase

指定しない場合のデフォルト: documentBase

isResizable applet add-on

Formsの別のフレームのサイズ変更機能を有効にするかどうかを指定します。separateFrame=trueとともに使用する場合、Formsの別のフレームのサイズ変更機能を有効または無効にできます。separateFrame=falseである場合、このパラメータを設定してもフレームには影響しません。

デフォルト: TRUE

JavaScriptBlocksHeartBeat advanced

JavaScriptコールがブロッキング・コールである場合にHeartBeatをブロックするかどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

java_version plugin

エンドユーザー環境で使用するJavaバージョンを指定します。Formsスタンドアロン・ランチャ(FSAL)を使用している場合、このパラメータは無視されます。FSALの場合は、かわりにfsalJavaVersionを使用します。詳細は、この表のfsalJavaVersionのエントリを参照してください。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: 1.7+

jnlpMatchIP advanced

JNLPファイルが生成された場所とは異なるIPアドレスから起動された場合に、そのJNLPファイルを拒否するかどうかを指定します。これは、一部のプロキシ・サーバー(ロード・バランサやOracle HTTP Serverなど)の背後では確実に機能しないこともあるため、jnlpTimeoutとともに使用する必要がありますが、必須ではありません。

デフォルト: Java Web Start (JWS)をシングル・サインオン(SSO)とともに使用する場合はTRUE、SSOを使用しない場合はFALSE

jnlpTimeout advanced

生成されたJNLPファイルが期限切れになるまでの秒数を指定します。このパラメータには、0以上の整数(秒単位の値)を指定できます。

0または無効な値を指定すると、タイムアウトは無効になります。

デフォルト: Java Web Start (JWS)をシングル・サインオン(SSO)とともに使用する場合は600、SSOを使用しない場合は0

jpi_classid plugin

Oracle Java Plug-inのクラスID。formsweb.cfgにより、適切な値が指定されます。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: clsid:8AD9C840-044E-11D1-B3E9-00805F499D93

jpi_codebase plugin 必要に応じて、(アプレットではなく) Java Plug-inがダウンロードされる場所。Java自体がこの値を使用するデフォルトの場所を提供しなくなったため、現在は使用されていません。
jpi_download_page plugin

Oracle Java Plug-inのダウンロード・ページ。formsweb.cfgにより、適切な値が指定されます。

デフォルト: http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads

jpi_mimetype plugin

TYPEアプレット・パラメータの値。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: application/x-java-applet

legacy_lifecycle advanced

Oracle Java Plug-inのアプレット・パラメータ。値TRUEを指定すると、リクエスト時に実行アプレットが再利用されます。このパラメータは、legacy_lifecycleTRUEに設定されたときのアプレットの再利用性を保証するため、Formsサーブレットからのレスポンスとして生成される初期ページの内容にも影響を与えます。TRUEに設定する場合は、JavaクライアントでJavaScriptが有効になっている必要があります。

デフォルト: FALSE

log trace

トレースとロギングをサポートします。このパラメータに指定する値は、トレース・ログ・ファイルのファイル名です。

このパラメータはotherparamsのサブ引数です。

otherparamsパラメータがrestrictedURLparamsパラメータで指定されていない場合でも、このパラメータはアプリケーション・システム・パラメータとして扱われます。

logo applet Formsメニュー・バーに表示するイメージ・ファイルを指定します。ロゴなしの場合はNOを指定します。デフォルトのOracleロゴを使用する場合は空白のままにします。
logoutTargetURLParamName advanced

ログアウトの実行後にOracle Access ManagerがリダイレクトするURLを指定するURLパラメータの名前。

デフォルト: end_url

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

lookAndFeel applet

アプリケーションのルック・アンド・フィールを指定します。

有効な値[大/小文字の区別なし]: OracleまたはGeneric (Windowsルック・アンド・フィール)。

formsweb.cfgからのデフォルト: Oracle

maxeventwait add-on

クライアントがまだ実行中であることを示し、発生した可能性のある新しいイベントを確認するためにサーバーにパケットを送信する間隔(ミリ秒単位)。このパラメータはheartbeatに似ています: 低い間隔が優先されます。この値の設定値を小さくしすぎると、ネットワーク・トラフィックが大幅に増加するため、慎重に使用する必要があります。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

maxRuntimeProcesses add-on

同時Formsランタイム・プロセス数の最大許容値。これは、顧客のハードウェア構成(およびFormsアプリケーションによって使用される部分)を考慮して設定する必要があります。値0 (デフォルト)は、明示的な制限がないことを示します。サービス拒否攻撃に対するシステムの脆弱性のため、このデフォルトはお薦めしません。

デフォルト: 0

このパラメータは、グローバル・システム・パラメータです。これは、formsweb.cfgのデフォルト構成セクションで指定する必要があります。値は、リクエストごとにformsweb.cfgからFormsサーブレットに読み込まれます。

networkRetries advanced

ネットワーク障害の発生時にクライアントが再試行する回数。

デフォルト: 0

networkStats add-on applet param

ステータス・バーでの集計統計の表示、およびJavaコンソールでのラウンドトリップ統計の表示を有効にするかどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

oam_redirect_root servlet

エンド・ユーザー、OHS、FormsおよびOAM間で混合プロトコルが使用される場合に使用されます。

有効な値には、HTTPHTTPSまたはFormsをホストするサーバーの完全修飾URLが含まれます。たとえば、<protocol>://<client-visible-host-name.domain>:<client-visible-port>です。

obr advanced

内部使用のみに対応しています。

デフォルト: NO

このパラメータはotherparamsのサブ引数です。

otherparams advanced

formおよびuseridに加えてFormsランタイム・プロセスに渡すコマンドライン・パラメータ。

formsweb.cfgからのデフォルト: obr=%obr% record=%record% tracegroup=%tracegroup% log=%log% term=%term% ssoProxyConnect=%ssoProxyConnect%

このパラメータはランフォーム・パラメータです。

ノート:

このパラメータは、URLで指定されている場合は、特別な構文規則が適用されます: +を使用して、複数の名前と値のペアを区切ることができます。「ランフォーム・パラメータにおける特殊文字の指定」を参照してください。本番環境では、エンド・ユーザーがURLで指定できるランフォーム・パラメータをより細かく制御するために、restrictedURLparamsパラメータの値にotherparamsパラメータを含めます。
pageTitle html

HTMLページ・タイトル。

formsweb.cfgからのデフォルト: Oracle Fusion Middleware Forms Services

pingStats add-on applet param

Formsがレンダリングされるときに、Javaアプレットによる管理対象サーバーへのpingを有効化するかどうかを指定します。pingの結果は、Javaコンソールに表示されます。

デフォルト: FALSE

pingWait add-on applet param

(pingStatsパラメータで指定された)管理対象サーバーのpingがサーバーからのレスポンスを受信するために待機する必要がある最長時間(ミリ秒単位)。

デフォルト: 300

port trace

デバッグに使用するポート。このパラメータは、デバッグの目的でのみ必要です。このパラメータの値は、Formsエンジンのプロセスでリスニングするポートを指定します。serverURLを指定した場合、このパラメータは無視されます。

デフォルト: 9000

このパラメータはランフォーム・パラメータです。

preserveHttpSessionId add-on

HTTPセッションIDを、表示した後に保持するかどうかを指定します。これは、次の2つの場合にSSO認証中に発生します。

  1. Web Startアプリケーションの場合、HTTPセッションIDは生成されたJNLPファイル内に表示されます。
  2. スタンドアロン・アプリケーションの場合、URL書換えがセッション管理で使用されていると、HTTPセッションIDは動的リソース作成ページのブラウザのURLアドレス・バーに表示されます[weblogic.xmlまたはweblogic-application.xmlでfalseと指定されたcookies-enabled]。

FALSEは、HTTPセッションIDを表示した後に変更することを示します。HTTPセッションIDを変更すると、特定のロード・バランサ構成が壊れる可能性があることに注意してください。

デフォルト: FALSE

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

prestartIncrement add-on

事前に起動されるランタイム・プロセスの数がprestartMin未満の場合に作成されるランタイム・プロセスの数。

デフォルト: 1

このパラメータは、グローバル・システム・パラメータです。構成セクションごとに、その構成セクションによって指定または継承された値は、構成セクションの事前起動に適用されます。この値は、事前に起動されたランフォーム・プロセスが構成セクションのプールから取得されるたびに、formsweb.cfgから読み取られます。

prestartInit add-on

最初に作成される必要のあるランタイム・プロセスの数。

デフォルト: 1

このパラメータは、グローバル・システム・パラメータです。構成セクションごとに、その構成セクションによって指定または継承された値は、構成セクションの事前起動に適用されます。この値は、frmservletの初期化中にのみformsweb.cfgから読み取られます。

prestartMin add-on

プールに存在する必要のあるランタイム・プロセスの最小数。

デフォルト: 0

このパラメータは、グローバル・システム・パラメータです。構成セクションごとに、その構成セクションによって指定または継承された値は、構成セクションの事前起動に適用されます。この値は、事前に起動されたランフォーム・プロセスが構成セクションのプールから取得されるたびに、formsweb.cfgから読み取られます。

prestartRuntimes add-on

ランタイムの事前起動またはプーリングが有効かどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

このパラメータは、グローバル・システム・パラメータです。構成セクションごとに、その構成セクションによって指定または継承された値は、構成セクションの事前起動に適用されます。この値は、frmservletの初期化中にのみformsweb.cfgから読み取られます。

prestartTimeout add-on

このプール(構成セクション)の事前起動プロセスがすべて停止するまでの時間(分単位)。クライアント接続が確立するとランタイム・プロセスは事前起動プールから除外されるので、そのランタイム・プロセスは停止しません。

デフォルト: 0

このパラメータは、グローバル・システム・パラメータです。構成セクションごとに、その構成セクションによって指定または継承された値は、構成セクションの事前起動に適用されます。この値は、frmservletの初期化中にのみformsweb.cfgから読み取られます。

query_only add-on

エンド・ユーザーによるレコードの挿入、更新または削除を防ぐには、このパラメータをYESに設定します。

デフォルト: NO

このパラメータはotherparamsのサブ引数です。

quiet add-on

メッセージによるビープ音の生成を防ぐには、このパラメータをYESに設定します。

デフォルト: NO

このパラメータはotherparamsのサブ引数です。

record trace

トレースとロギングをサポートします。有効な値:

  • forms、tracegroupとともに使用した標準のトレースに使用されます。
  • names、外部のテスト・ツールにより使用されます。

このパラメータはotherparamsのサブ引数です。

recordFileName advanced 記録したFormsメッセージを格納するファイルの名前(d:\temp\out.logなど)。
removeCommentLinesFromApplet add-on

クライアントに送信されたhtml/jnlpからコメント行を削除するかどうかを指定します。これにより、起動のパフォーマンスが向上し、ユーザーに送信されるコンテンツの量を減らすことができます。

デフォルト: FALSE

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

restrictedURLchars add-on

リクエストURLの問合せ文字列で使用が制限される文字のカンマ区切りリスト。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

restrictedURLparams advanced

URLで指定された場合に拒否するパラメータのカンマ区切りリスト。

formsweb.cfgからのデフォルト: pageTitle,HTMLbodyAttrs,HTMLbeforeForm,HTMLafterForm,log

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

sendHeartBeatBean add-on applet param

モード・ダイアログ/ウィンドウを表示するJava BeansまたはPJCによってFormsハートビートがブロックされないようにするには、このパラメータをTRUEに設定します。

デフォルト: FALSE

separateFrame applet

アプレットを分割ウィンドウ内に表示するかどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

separate_jvm advanced

アプレットがユーザー環境の独自のJVMインスタンスで実行されることを指定するブール・パラメータ。このパラメータは、同じJVM内で実行され、ヒープ・スペースやその他のリソースを消費している可能性のある他のアプレットからのどのような干渉も許容できないアプレットで役立ちます。この設定は、Microsoft Internet Explorerなどのブラウザに埋め込まれた実行中のアプリケーションにのみ適用されます。

デフォルト: FALSE

serverApp advanced

使用するアプリケーション固有Registry.datエントリの名前を指定します。serverAppの値は、Registry.datの属性NAMEに対応している必要があります。

たとえば、Registry.datに2つ以上のデフォルトのFontname設定が含まれている場合があります:

  • default.fontMap.defaultFontname=Dialog (デフォルトのOracle提供の設定)、および
  • sales.fontMap.defaultFontname=Dialog (Salesのカスタム設定)。

Salesのカスタム設定を使用するには、serverAppsalesに設定します。それ以外の場合は、serverAppをデフォルトの設定(default)のままにしておきます。

ノート:

serverAppパラメータを使用してカスタマイズできるのは、Registry.dat内のdefaultで始まるエントリのみです。「Fusion Middleware Controlを使用したRegistry.datの管理」を参照してください。

デフォルト: default

serverURL advanced

Formsリスナー・サーブレットへのURLパス。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: /forms/lservlet

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

sessionCookieName add-on

weblogic.xmlまたはweblogic-application.xmlに指定されたcookie-name (存在する場合)。

weblogic.xmlまたはweblogic-application.xmlにJSESSIONID以外のcookie-nameが指定されている場合は、SSO処理に必要です。

デフォルト: JSESSIONID

このパラメータは、グローバル・システム・パラメータです。これは、formsweb.cfgのデフォルト構成セクションで指定する必要があります。この値は、frmservletの初期化中にのみformsweb.cfgから読み取られます。

sessionCookiePath add-on

weblogic.xmlまたはweblogic-application.xmlに指定されたcookie-path (存在する場合)。

weblogic.xmlまたはweblogic-application.xmlに/以外のcookie-pathが指定されている場合は、SSO処理に必要です。

デフォルト: /

このパラメータは、グローバル・システム・パラメータです。これは、formsweb.cfgのデフォルト構成セクションで指定する必要があります。この値は、frmservletの初期化中にのみformsweb.cfgから読み取られます。

smartBarHeight add-on applet param

実行時に使用する目的のスマートバーのメニュー・サイズを指定します。

有効な値[大/小文字の区別なし]: medium (32x32)、large (48x48)、dynamic (clientDPIの値に基づいて適応させます)。

ボタン・サイズより大きいスマートバーのアイコンは切り取られます。ボタンのサイズより小さいスマートバーのアイコンは、smartbarIconScalingパラメータがFALSEに設定されていないかぎり、ボタンのサイズに合せて拡大されます。デフォルト(未設定など)、またはここにリストされている以外の値に設定すると、ボタンには16x16のアイコンを表示するように固定されます。clientDPIの値を変更した場合、これらのボタンはスケール変更されません。

smartbarIconScaling add-on applet param

ボタンのサイズより小さいスマートバーのアイコンを、ボタンのサイズに合せて拡大するかどうかを指定します。

デフォルト: TRUE

smoothScalingMaxZoom add-on applet param

スケーリング・ファクタが100%を大幅に下回ると、円滑なスケーリングによってイメージ品質が大幅に向上することがよくあります。この改善は、スケールの増加に伴って減少し、スケーリング・ファクタが100%を大幅に超えると目立たなくなります。円滑なスケーリングの欠点は、大規模なスケーリング・ファクタによってOutOfMemoryErrorが生成される[イメージ項目が空白のままになる]可能性があることです。この可能性は、スケーリング・ファクタが増加するにつれて高まります。円滑なスケーリングはデフォルトでは有効になっていません。このパラメータは、イメージ品質とOutOfMemoryErrorの確率との間のトレードオフを指定します。円滑なスケーリングが使用される最大ズーム率を指定します。小数値は使用できます。

たとえば、smoothScalingMaxZoom=200を設定します。これは、すべての縮小および2倍 (200%)までの拡大に、円滑なスケーリングを使用するように指定します。smoothScalingMaxZoomはURLで指定できます。エンド・ユーザーは、OutOfMemoryErrorが発生した場合に、[smoothScalingMaxZoom=0を指定することで]これを減らす、または完全に無効にすることが必要になる場合があります。[Javaコンソールが表示されていない場合でも、空白のイメージ項目があると、OutOfMemoryErrorが発生したことを示しています。]

splashScreen applet アプレットが表示される前に表示するイメージ・ファイルを指定します。スプラッシュなしの場合はNOを指定します。デフォルトのスプラッシュ・イメージを使用する場合は空白のままにします。サポートされているイメージ形式: gifpngおよびjpgパラメータを設定するには、ファイル名(myfile.gifなど)または仮想パスとファイル名(images/myfile.gifなど)を記述します。
ssoCancelUrl sso

ユーザーが動的リソース作成ページで「取消」を押した場合にリダイレクトするURL。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

ssoDynamicResourceCreate sso

(Oracle Internet Directory) OIDにまだリソースが作成されていない場合に、リソースの動的な作成を有効にするかどうかを指定します。

デフォルト: TRUE

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

ssoErrorUrl sso

ssoDynamicResourceCreateFALSEに設定されている場合にリダイレクトするURL。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

ssoLogout sso

Formsアプリケーションの終了中にSSOセッションをログアウトするかどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

ssoLogoutRedirect sso

SSOログアウト後にブラウザをリダイレクトするURL。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

ssoMode sso

シングル・サインオン(SSO)を有効にするかどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

ssoProxyConnect sso

セッションがプロキシ・ユーザーをサポートして動作するかどうかを指定します。特定のアプリケーションに対して有効にするには、ssoProxyConnectYESに設定します。

デフォルト: NO

このパラメータはotherparamsのサブ引数です。

ssoSaaBrowserLaunchTimeout add-on

SSO認証用にスタンドアロン・ランチャによって起動されたブラウザからの初期リクエストをFormsサーブレットが待機する時間を秒単位で指定します。間隔の期限が切れると、致命的エラーFRM-93249がレポートされます。

有効な値: 1から300までの整数。

デフォルト: 15

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

ssoSaaBrowserPageTimeout add-on

スタンドアロン・アプリケーションのSSO認証中、ユーザーによるブラウザ・ページへのデータの入力をFormsサーブレットが待機する時間を秒単位で指定します。間隔の期限が切れると、致命的エラーFRM-93382またはFRM-93383がレポートされます。

有効な値: 15以上の整数、または0 (Formsサーブレットが無期限に待機することを示します)。

デフォルト: 0

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

ssoSaaWaitInterval add-on

起動されたブラウザ・ウィンドウでSSO認証が進行中に、スタンドアロン・ランチャがFormsサーブレットに直接リクエストを再発行する間隔を秒単位で指定します。値を大きくするとネットワーク・トラフィックが減少しますが、中間エージェントがタイムアウトする可能性が高くなります(これにより、致命的エラーFRM-93248が発生します)。

有効な値: 5以上の整数、または0 (スタンドアロン・ランチャがリクエストを再発行しないことを示します)。

デフォルト: 25

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

ssoSuccessLogonUrl sso add-on

スタンドアロン・アプリケーションに対するSSO認証が正常に完了した場合にリダイレクトするURL。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

tabstop add-on applet param

アプリケーション内のすべての複数行のテキスト・フィールドのタブの停止サイズを指定します。

有効な値: タブの使用が想定される任意のフィールドの合計文字幅を超えない正の整数。

デフォルト: 4

term advanced

(標準のfmrwebまたはfmrweb_utf8ファイルのかわりに使用される)カスタム・キー・バインディング・ファイルのフルパス。

このパラメータはotherparamsのサブ引数です。

tracegroup trace

トレースとロギングをサポートします。

このパラメータはotherparamsのサブ引数です。

userid basic

ログイン文字列。たとえば、user1/user1@ORADBです。

このパラメータはランフォーム・パラメータです。

websocketJSILogging add-on applet param

WJSIロギングを有効にするかどうかを指定します。出力はJavaコンソールに送信されます。

デフォルト: FALSE

websocketJSIServerTimeout add-on applet param

WJSIサーバーがアイドル状態の間に実行を継続する時間(分単位)。それ以降は、FORMS_TIMEOUT環境変数で指定された値が適用されます。

デフォルト: 0

websocketJSISessionTimeout add-on applet param

WJSIセッションが終了するまでにアイドル状態のままでいることを許可される時間(分単位)。

デフォルト: 5

webstart plugin

Web Startを有効にするかどうかを指定します。

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

webstart_codebase add-on

アプリケーションのコードベースへのURL。これは、Java Web Startを使用していて、Forms管理対象サーバー(WLS)がプロキシ・サーバーの背後にある場合に必要になることがあります。

例: webstart_codebase=http://proxy_server:port/forms/java

このパラメータは、アプリケーション・システム・パラメータです。

WebUtilVersion add-on applet param

クライアント側コンソールにWebUtilバージョンを表示するかどうかを指定します。

デフォルト: FALSE

width basic

フォーム・アプレットの幅(ピクセル)。

必須。formsweb.cfgからのデフォルト: 750

幅をパーセント値で指定することもできます。この値は、ブラウザのコンテンツ領域のサイズに比例します。この値は、100%を超えたり1%を下回らないようにする必要があります。パーセント値を使用するには、次の例に示すように、数値の後にパーセント(%)記号を付加する必要があります。

WIDTH=75%

この例は、アプレットの幅がブラウザのコンテンツ領域の75%であることを指定しています。