9 Coherence MicroProfile Healthの使用

CoherenceのMicroProfile (MP) Healthは、Coherenceクラスタ・メンバー内のEclipse MicroProfile Healthをサポートします。
MicroProfile Healthの詳細は、次のドキュメントを参照してください:

Coherence MP Healthは非常に単純なモジュールで、実行時に使用可能なMicroProfileヘルス・チェック・レジストリにCoherenceヘルス・チェックを公開できます。

この章には次のトピックが含まれます:

Coherence MP Healthの使用の有効化

Coherence MP Healthを使用するには、まずプロジェクトのpom.xmlファイルで依存関係として宣言する必要があります。

Coherence MP Healthは次のように宣言できます:

<dependency>
    <groupId>${coherence.groupId}</groupId>
    <artifactId>coherence-mp-health</artifactId>
    <version>${coherence.version}</version>
</dependency>
説明:
  • ${coherence.groupId}は、使用しているCoherenceエディションのMavenグループIDです(商用エディションの場合はcom.oracle.coherenceで、コミュニティ・エディションの場合はcom.oracle.coherence.ceです)。
  • ${coherence.version}は、使用しているCoherenceのバージョンです。

モジュールがクラス・パスで使用可能になると、Coherence HealthCheckプロデューサのCDI Beanが自動的に検出され、MicroProfileヘルス・チェック・プロバイダとして登録されます。その後、Coherenceヘルス・チェックは、アプリケーションによって提供されるすべてのヘルス・エンドポイントを介して使用可能となり、開始、準備および活性チェックに含まれます。