問合せログの管理

Oracle BIサーバーでは、問合せアクティビティを個々のユーザー・レベルでログ記録できます。ロギングは、品質保証テスト、デバッグおよびOracleサポート・サービスによるトラブルシューティングで使用します。本番モードでは、通常、問合せロギングは無効にされています。

問合せログ・ファイルの名前はnqquery.logで、次の場所にあります。

BI_DOMAIN/servers/obisn/logs

Oracle BIサーバーの問合せロギングはユーザー・レベルで追跡されます。ユーザー・コミュニティ全体を追跡すると、リソースが集中的に使用されます。

ノート:

本番システムでは、ターゲットを絞ったユーザー・コミュニティのみを対象に問合せロギングを有効にすることをお薦めします。本番システムでは、使用状況トラッキングを本番レベルのロギング機能として使用できます。使用状況のトラッキングを参照してください。

ユーザー名が明らかにテスト・ユーザーを示しており、問合せロギングが有効であることが確認されている場合のみ、ユーザーをテストすることをお薦めします。このようなユーザーに対してロギングが有効な場合、ユーザーにはsales_admin_with_logging、sales_dev_with_logging、sales_test_with_loggingなどの名前を付けることが推奨されているため、ユーザーを簡単に識別できます。なお、本番の管理者ログインは、使用可能なリソースに負担がかかるため、問合せロギングを有効にしないでください。

次のものについても、問合せロギングを無効にします。

  • 初期化文字列内のSQL文。「初期化文字列」フィールドは、「一般」タブの「初期化ブロック」ダイアログにあります。

    LOGGING列は、ログ・レベルで格納されている値を参照します。

  • 各本番ユーザーのロギング・レベルは0(ゼロ)に設定します。「ロギング・レベル」フィールドは、「ユーザー」タブの「ユーザー」ダイアログにあります。管理ツールで、メイン・ツールバーの「管理」オプションから「アイデンティティ」を選択します。「Identity Manager」ダイアログで、ユーザーをダブルクリックし、「ユーザー」タブを選択します。

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