サービス・レベルのモニター

サービス・レベルを理解するには、通常、プロセスの状態を監視し、システム・メトリックを表示します。

Oracle Analytics Serverでは、ランタイム・パフォーマンスをリアルタイムで継続的に自動測定します。パフォーマンス・メトリックは自動的に有効になるため、メトリックを収集するためにオプションの設定や追加構成の実行は必要ありません。

特定のOracle Analytics Serverインストール内のシステム・コンポーネントの場合、システム・メトリックをFusion Middleware Controlで参照できます。アプリケーションの実行速度の低下や停止などの問題が発生した場合、詳細なパフォーマンス情報を表示して、その問題についての情報を学習します。

WSLTコマンドを使用してメトリック情報を定期的にファイルに保存すると、過去のメトリック値の記録を作成できます。『インフラストラクチャ・コンポーネントWLSTコマンド・リファレンス』DMSのカスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用して、Javaコンポーネントのメトリックを表示することもできます。

このセクションには次のトピックが含まれます:

すべてのメトリックを表示するためのFusion Middleware Controlの使用

Fusion Middleware Controlでは、使用可能なすべてのメトリックを表示したり、グラフを作成できます。

データは、一時的にロギングされます(つまり、ロギングが開始されるのは、そのページを表示し、特定のメトリックを表示するように選択したときです)。

  1. ツリー・ナビゲータで、「Business Intelligence」フォルダを開き、biinstanceノードを右クリックします。
  2. 監視」を選択し、「パフォーマンス・サマリー」を選択します。「パフォーマンス・サマリー」ページが表示され、このインストールで選択されているメトリックが表示されます。
  3. 「パフォーマンス・サマリー」ページに表示されているメトリックをカスタマイズするには、「メトリック・パレットの表示」をクリックします。次に、該当のメトリック・カテゴリを開き、個々のメトリックを選択するか、選択を解除します。選択するメトリックが、「パフォーマンス・サマリー」ページに表示されます。

Javaコンポーネントのメトリックを表示するための管理コンソールの使用

Javaコンポーネントのメトリックを表示するには、管理コンソールを使用します。

選択されている管理対象サーバーの「監視」タブでメトリックを表示したり、メトリック・ブラウザを使用したりできます。デプロイメントが簡易インストール・タイプに基づいている場合は、管理サーバーの「監視」タブを使用します。

  1. 管理コンソールにログインします。
  2. 「ドメイン構造」ウィンドウの「環境」ノードを開きます。
  3. 「サーバー」をクリックして、「サーバーのサマリー」ページを表示します。
  4. サーバー名(oracle_bi1AdminServer(admin)など)をクリックします。
  5. 「監視」タブをクリックします。

    このページに表示されるメトリックの詳細は、「ヘルプ」をクリックします。

  1. 管理コンソールにログインします。
  2. 「チャートとグラフ」で、「監視ダッシュボード」をクリックします。
  3. 「メトリック・ブラウザ」タブをクリックします。

    メトリック・ブラウザの使用の詳細は、「ヘルプ」をクリックします。