カタログ・マネージャでの現在のロケールの設定

Catalog Managerを使用する場合、そのユーザー・インタフェース要素に使用するロケール、およびカタログ内のオブジェクトに使用するロケールを指定できます。

カタログ・マネージャのロケールは同じロケールにするか、別のロケールにできます。ユーザー・インタフェース要素には10のロケールを使用でき、特定アプリケーションのカタログ・コンテンツには28のロケールを使用できます。

カタログ・マネージャのユーザー・インタフェース要素(ダイアログ、メニューなど)は、使用可能な10のロケールのいずれかで表示できます。データ処理などのカタログ・マネージャの特定の領域は、現時点では翻訳またはローカライズされていません。Catalog Managerでは、次のプロセスで、表示するロケールが決定されます。

  1. カタログ・マネージャが起動したら、"-nl <locale>"パラメータの設定を確認します。このパラメータは、次の例に示すように、runcat.cmdまたはruncat.shファイルのCATMAN_VMARGS変数の一部として設定します。

    set CATMAN_VMARGS=-nl fr -vmargs -Xmx1024M -Dosgi.clean=true

    set CATMAN_VMARGS=-nl fr_CA -vmargs -Xmx1024M -Dosgi.clean=true

  2. コンピュータに指定された、Javaのデフォルト・ロケールをチェックします。
  3. デフォルト・ロケールの英語(厳密にはen_US)を使用します。

カタログ・マネージャを起動してカタログを開くと、そのコンテンツを表示するためのロケールを選択できます。選択可能なロケールは次の条件により決まります。カタログ・マネージャでは、以降の接続に、この選択したロケールが使用されます。

  • インストール・プロセスでプレゼンテーション・サービス用にロケールが選択されているかどうか。

  • カタログのコンテンツが特定のロケールで翻訳されているかどうか。

ロケールの翻訳済ファイルがない場合、コンテンツはデフォルト・ロケールの英語(厳密にはen_US)で表示されます。

次のことに注意してください。

  • セッション・エラー(ログインの失敗やセッション・タイムアウトなど)はデフォルトのロケールで表示されます。これは、必ずしもユーザーがログインしようとしたロケールであったり、そのセッションがタイムアウトしたロケールであるとはかぎりません。

  • Catalog Managerのユーザー・インタフェースの一部の文字列(文字列Maximizeなど)は翻訳されません。

「カタログ・マネージャについて」を参照してください。