Excelでファイルを開くときの問題

Excelでワークブック・ファイルを開こうとすると、C:\Users\UserName\AppData\Roaming\Microsoft\Excelフォルダに保存されている一時ファイルおよびフォルダによって問題が発生することがあります。このフォルダの内容をバックアップしてからフォルダをクリアすると、ワークブックを開く際のパフォーマンスを改善できます。

ワークブックを開く際のExcelのパフォーマンスを改善するには、次のようにします。

1. すべてのアプリケーションを閉じて、コンピュータを一度再起動します。

   これは、バックグラウンドで実行されているExcelの非表示のインスタンスがないようにするためです。

2. 再起動後、コンピュータ(デスクトップやドキュメント・フォルダ内など)にフォルダを作成し、わかりやすい名前(Excel AppData Backupなど)を付けます。

3. Windowsエクスプローラーを開き、表示メニューを選択して、隠しファイルを表示するチェック・ボックスを選択します。

4. 次にナビゲートします。

   C:\Users\User_Name\AppData\Roaming\Microsoft\Excel

   User_NameをWindowsログイン・ユーザー名と置き換えます。

5. Windowsの切り取り/貼り付けを使用して、すべてのファイルおよびフォルダを、前の手順で作成したディレクトリから手順2で作成したバックアップ・フォルダに移動します。

   C:\Users\User_Name\AppData\Roaming\Microsoft\Excelフォルダは空になります。

6. エクスプローラーで、表示メニューに移動して、隠しファイル・チェック・ボックスの選択を解除します。

7. エクスプローラーを閉じてExcelを起動します。

8. 前に開くときに問題が発生したファイルを開いてみます。