5 「Liquibase」ページ
「Liquibase」ページには、現在のスキーマで行われたすべてのデータベース・デプロイメントの情報が表示されます。デプロイメントは、データベースに適用される順次変更のリストである変更セットで構成されます。
「Liquibase」ページにナビゲートするには、次のいずれかを実行します。
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「起動パッド」ページで、「Liquibase」をクリックします。
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セレクタ をクリックして、ナビゲーション・メニューを表示します。「開発」で、「Liquibase」を選択します。
スキーマへのデプロイメントを行っていない状態で「Liquibase」ページにアクセスした場合、データは表示されません。
トピック:
5.1 デプロイメントの生成
まず、表、プロシージャまたはデータベース・オブジェクトの作成など、現在のスキーマを変更する必要があります。
次に、デプロイメントの変更セットを格納するフォルダを作成します。デプロイメントごとに異なるフォルダを作成することをお薦めします。これにより、以前のバージョンにロールバックする場合に備えて、すべてのデプロイメントの情報を確保できます。
次の例では、Oracle SQLclを使用して変更をデプロイします。
5.2 Liquibaseユーザー・インタフェースについて
「Liquibase」ページでは、上部にあるカードにLiquibaseステータスが表示されます。次の図に示すように、デプロイメントは下のカードとして表示されます。
Liquibaseステータス
Liquibaseでは、一度に1つのデプロイメントのみが実行されます。実行中のデプロイメントがない場合、上部のLiquibaseカードはLiquibaseが現在ロック解除されていることを示し、最後のデプロイメントのIDを表示します。
その時点で実行中のデプロイメントがある場合、カードはLiquibaseがロックされていることを示し、ブロックしているリソースの名前とデプロイメントが開始された時間を表示します。
デプロイメント
各デプロイメントのカードには、スキーマ、デプロイメントID、デプロイメントの開始と完了の日時、デプロイメントで実行される変更セット数などの詳細が表示されます。特定のデプロイメント・ページを開くには、カードのタイトルをクリックするか、コンテキスト・メニューでデプロイメントの変更を開くをクリックします。
変更セット
デプロイメント・ページでは、その特定のデプロイメントに対して実行された変更セットが下部に表示されます。上部の「現在のデプロイメント」カードには、変更セットが属するデプロイメントが表示されます。
各変更セット・カードには、変更セット名、変更セットのデプロイが開始された日時および変更がデプロイされたスキーマが表示されます。
変更セットのコンテキスト・メニューは、次のオプションで構成されます。
- 前のオブジェクト状態XML: 変更セットが適用される前のオブジェクト(表、プロシージャ)の状態を示すXMLが表示されます。オブジェクトが以前にデータベースに存在しなかった場合(デプロイメントで作成された表など)、次のメッセージが表示されます。xmlコードは使用可能ではありません....
- 実行したSQLの表示: 変更セットのデプロイ時に実行されたSQLコードが表示されます。