26.2.2.1 日時データのロード

日時データを操作するには、まずグラフをロードする必要があります。グラフのロードの詳細は、「Oracle Databaseからグラフ・サーバー(PGX)へのグラフの読込み」を参照してください。

次の例では、個人を表す3個の頂点とゼロ個のエッジを持つグラフをロードする方法を示します。

例26-1 日時データのロード

1. 次に示すように、EDGE_LISTファイルpersons.edge_listを作成します。

   1*Judy,1989-01-15,1989-01-15 10:15-08:00
   2*Klara,2001-01-29,2001-01-29 21:30-08:00
   3*Pete,1995-08-01,1995-08-01 03:00-08:00

2. 次に示すように、対応するグラフ構成ファイルpersons.edge_list.jsonを作成します。

   {
       "format":"edge_list",
       "uri":"persons.edge_list",
       "vertex_id_type":"long",
       "vertex_props":[
           {
               "name":"name",
               "type":"string"
           },
           {
               "name":"date_of_birth",
               "type":"local_date"
           },
           {
               "name":"timestamp_of_birth",
               "type":"timestamp_with_timezone",
               "format":["yyyy-MM-dd H[H]:m[m][:s[s]][XXX]"]
           }
       ],
       "edge_props":[
       ],
       "separator":","
   }

3. これで、次のコードに示すようにデータをロードできます。

• JShell
• Java
• Python

opg4j> var graph = session.readGraphWithProperties("persons.edge_list.json", "people_graph")

import oracle.pgx.api.*;
...
PgxGraph graph = session.readGraphWithProperties("persons.edge_list.json","people_graph");

graph = session.read_graph_with_properties("persons.edge_list.json",graph_name="people_graph")