16.2.1 Oracle Databaseからグラフ・サーバー(PGX)へのグラフの読込み
グラフ・サーバー(PGX)にログインすると、データベースからグラフ・サーバーにグラフを読み込むことができます。
データベース・ユーザーが存在し、データベースのグラフ・データに対する読取りアクセス権を持っている必要があります。
グラフのロードでは、次のオプションがサポートされています。
SQLプロパティ・グラフ
               - readGraphByNameAPIの使用 - 詳細は、readGraphByName APIを使用したSQLプロパティ・グラフのロードを参照してください。
- PgSqlSubgraphReaderAPIを使用したサブグラフの作成およびロード - 詳細は、PGQL問合せを使用したサブグラフのロードを参照してください。
- PGQL CREATE PROPERTY GRAPH文の使用 - 詳細は、PGQLを使用したSQLプロパティ・グラフの作成を参照してください。
PGQLプロパティ・グラフ
               - readGraphByNameAPIの使用 - 詳細は、readGraphByName APIを使用したPGQLプロパティ・グラフのロードを参照してください。
- PGQL CREATE PROPERTY GRAPH文の使用 - 詳細は、「PGQLを使用したプロパティ・グラフの作成」を参照してください。
- PgViewSubgraphReader#fromPgViewAPIを使用したサブグラフの作成およびロード - 詳細は、PGQLプロパティ・グラフからのサブグラフのロードを参照してください。
- JSON形式のPGXグラフ構成ファイルの使用 - 詳細は、「JSON構成ファイルを使用したグラフのロード」を参照してください。
- GraphConfigBuilderクラスを使用したJavaメソッドによるプログラムでのOracle RDBMSグラフ構成の作成 - 詳細は、グラフ構成オブジェクトの定義によるグラフのロードを参照してください。
また、詳細は、次の項を参照してください。
- 同じSCNでのエンティティ・プロバイダの読取り
 複数の頂点表またはエッジ表、あるいはその両方で構成されるグラフがある場合は、同じシステム変更番号(SCN)の頂点とエッジをすべて読み取ることができます。
- グラフ・ロードの進捗レポートおよび見積り
 大規模なグラフをグラフ・サーバー(PGX)にロードすると、長時間実行される操作になることがあります。ただし、非同期アクションを使用してグラフをロードすると、グラフ・ロード操作の進行状況をモニターできます。
- グラフ構成のオプション
 グラフ構成のオプションについて学習します。
- データ・ロードのセキュリティのベスト・プラクティス
 データベースからグラフをロードするには認証が必要であるため、この種類のデータ・ソースへのアクセスを構成する際は、特定のセキュリティ・ガイドラインに従うことが重要です。
- データ形式のサポート・マトリクス
 グラフ・サーバー(PGX)でサポートされている様々なデータ形式について学習します。
- ロード済グラフの不変性
 グラフがグラフ・サーバー(PGX)にロードされると、グラフとそのプロパティは自動的に不変としてマークされます。
親トピック: グラフ・サーバー(PGX)でのグラフ管理