ブロック・ボリュームのパフォーマンス・オプション
柔軟なパフォーマンス
ブロック・ストレージを作成するときに、オプションで高パフォーマンスを有効にできます。 デフォルトでは、ボリュームのパフォーマンスは「バランス」になります。 ボリュームの作成後にボリューム・パフォーマンス設定を変更することはできません。
-
バランスのとれたパフォーマンス: 「バランス・パフォーマンス」オプションは、新規および既存のブロック・ボリュームおよびブート・ボリュームのデフォルトです。 このパフォーマンス・オプションは、ブート・ボリュームなどのランダムなI/Oを実行するワークロードなど、ほとんどのワークロードでパフォーマンスとコスト削減のバランスを取ることができます。 バランス・パフォーマンスは、「DE3-24Cディスク・シェルフ」によって提供されます。
-
高パフォーマンス: I/O要件が高いワークロードには、「高パフォーマンス」オプションをお薦めします。 高パフォーマンスは、「DE3-24Pディスク・シェルフ」によって提供されます。
パフォーマンスの制限および考慮事項
次のパフォーマンス結果は、フォーマットされていないデータ・ボリューム用です。
-
コンピュート・インスタンスのスループット・パフォーマンスは、コンピュート・インスタンスで使用可能なネットワーク帯域幅によって異なり、ボリュームのその帯域幅によってさらに制限されます。
-
インスタンスでMicrosoft Defender Advanced Threat Protection (Microsoft Defender ATP)が有効になっている場合、ディスクI/Oのパフォーマンスに大きな悪影響を与えます。 ただし、Microsoft Defender ATPを無効にすることによるセキュリティの影響は慎重に考慮してください。
-
ブロック・ボリュームのパフォーマンスはボリューム単位であるため、ブロック・ボリュームが複数のコンピュート・インスタンスにアタッチされると、パフォーマンスはアタッチされているすべてのコンピュート・インスタンスで共有されます。