8 ブロック・ボリューム・ストレージの概要
Block Volumesは、I/O集中型の幅広いワークロードをサポートする、高パフォーマンスのネットワーク・ストレージ容量を提供します。
ブロック・ボリュームを使用して、コンピュート・インスタンスのストレージ容量を拡張し、コンピュート・インスタンス間で移行できる耐久性の高い永続データ・ストレージを提供し、大規模なデータベースをホストできます。
Block Volumeサービスを使用すると、複数のボリュームを1つのボリューム・グループにグループ化できます。 ボリューム・グループによって、バックアップおよびクローンを作成するプロセスが簡略化されます。 詳細は、「ブロック・ボリューム・グループ」を参照してください。
ブロック・ボリュームを管理するステップについては、「Oracle Private Cloud Applianceユーザーズ・ガイド」の「ブロック・ボリューム・ストレージ」を参照してください。
ブロック・ボリュームのタイプ
次の2つのタイプのボリュームがあります:
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ブート・ボリューム: コンピュート・インスタンスのブートに使用されるイメージを含むデタッチ可能なブート・ボリューム・デバイス。 「ブート・ボリューム」を参照してください。
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ブロック・ボリューム: インスタンスのストレージ容量を動的に拡張できる、デタッチ可能なブロック・ストレージ・デバイス。
両方のタイプのボリュームのデフォルト・サイズは50 GBです。
ボリュームを作成、アタッチ、接続および移動したり、ストレージ、パフォーマンスおよびアプリケーション要件を満たすためにボリュームのパフォーマンスを変更できます。
ボリュームをコンピュート・インスタンスにアタッチして接続した後は、通常のハード・ドライブのようにボリュームを使用できます。 データを喪失することなく、ボリュームを切断して別のコンピュート・インスタンスにアタッチすることもできます。
必須コンポーネント
ボリュームを作成してコンピュート・インスタンスにアタッチするには、次のコンポーネントが必要です:
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コンピュート・インスタンス: クラウド・アプライアンスで実行されている仮想マシン(VM)。
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ボリューム・アタッチメント: コンピュート・インスタンスに使用可能な準仮想化アタッチメント。
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ボリューム: ブロック・ボリュームまたはブート・ボリューム。