OKEノード・プール・ノードの削除
次の手順では、ワーカー・ノードを明示的に削除する方法について説明します。 ノード・プールを更新してノード・プールをスケール・ダウンしたり、ノード・プールのサブネットまたはフォルト・ドメインを変更すると、ワーカー・ノードも削除されます。 「OKEノード・プールの更新」を参照してください。
ワーカー・ノードを削除すると、そのノードは完全に削除されます。 削除されたワーカー・ノードはリカバリできません。
ノードを削除すると、デフォルトで、プールに設定されたノード数を満たすために新しいノードが作成されます。 この動作をオーバーライドするには、ノード・プール・サイズを縮小するオプションを選択します。
kubectl delete node
コマンドを使用して、OKEクラスタ内のワーカー・ノードを終了しないでください。 kubectl delete node
コマンドは、クラスタのetcdキー/値ストアからワーカー・ノードを削除しますが、このコマンドは基礎となるコンピュート・インスタンスを終了しません。
「コンピュートWeb UI」の使用
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ダッシュボードで、「コンテナ / ビュー」Kubernetesクラスタ (OKE)を選択します。
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削除するノードを含むクラスタの名前を選択します。
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クラスタの詳細ページで、「リソース」セクションまでスクロールし、「ノード・プール」を選択します。
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削除するノードを含むノード・プールの名前を選択します。
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ノード・プールの詳細ページで、「リソース」セクションまでスクロールし、「ノード」を選択します。
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削除するノードに対して、「アクション」メニューを選択し、「削除」を選択します。
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削除を確定します。
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削除されたノードを置き換えるために新しいノードを自動的に作成しない場合は、「ノード・プール・サイズの縮小」を選択します。
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ノードのコードンおよびドレイン設定で削除猶予期間を上書きする場合は、このボックスにチェックマークを入れます。
矢印を使用して、削除猶予期間の分数を減らすか増やします。 「OKEノード・プールの更新」のこのフィールドの説明を参照してください。
「猶予期間後に強制終了」の選択を解除することはできません。 ノードは、ポッドが削除された後、またはすべてのポッドが削除されない場合でも、削除猶予期間の終了時に削除されます。
コードンおよびドレインおよび削除の猶予期間については、「OKEワーカー・ノード・プールの作成」の「OCI CLIの使用」の「ノードおよびノード・プールの削除設定」に関する項を参照してください。
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ダイアログの「削除」ボタンを選択します。
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OCI CLIの使用
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コマンドの実行に必要な情報を取得します。
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ノード・プールのOCID:
oci ce node-pool list
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ノードのOCID:
oci ce node-pool list
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「delete node pool node」コマンドを実行します。
削除されたノードを置き換えるために新しいノードを自動的に作成しない場合は、
--is-decrement-size
オプションを指定します。例:
$ oci ce node-pool delete-node --node-pool-id ocid1.nodepool.unique_ID \ --node-id ocid1.instance.unique_ID --is-decrement-size true --force
--override-eviction-grace-duration
オプションを使用すると、このノードを削除するためのevictionGraceDuration
の新しい値を設定できます。 「OKEワーカー・ノード・プールの作成」の--node-eviction-node-pool-settings
の説明を参照してください。node-pool delete-node
の場合、この新しい削除猶予期間の値は、削除されるノードにのみ適用されます。