16.5 アプリケーション・アイテムの管理
アプリケーション・アイテムは表示されませんが、セッション・ステートの維持に使用されます。
アプリケーション・アイテムは、計算、プロセスを使用するか、URLに値を渡すことによって設定できます。「新規インスタンス開始時」計算を使用して、セッションに対してアイテムの値を1回設定します。アプリケーション・アイテムを使用して、1つのページに固有でなく、表示されないセッション・ステートを維持します。
- アプリケーション・アイテムの作成
共有されている共有コンポーネント・ページでアプリケーション・アイテムを作成します。 - アプリケーション・アイテム属性の編集
作成したアプリケーション・アイテムは、アプリケーション・アイテムの作成/編集ページで編集できます。 - アプリケーション・アイテムのコピーまたはサブスクライブ
現在のアプリケーションまたは別のアプリケーションから、アプリケーション・アイテムをコピーします。別のアプリケーションからアプリケーション・アイテムをコピーする場合は、それをサブスクライブすることもできます。 - アプリケーション・アイテム・レポートへのアクセス
「アプリケーション・アイテム」ページの適切なタブをクリックして、アプリケーション・アイテムの「使用状況」および「履歴」レポートを表示します。 - グローバル変数として機能するアプリケーション・アイテムの作成について
すべてのアプリケーション間で同じ名前を持つアプリケーション・アイテムを作成し、有効範囲をグローバルに設定することによって、グローバル変数を作成できます。
親トピック: 共有コンポーネントの管理
16.5.1 アプリケーション・アイテムの作成
共有されている共有コンポーネント・ページでアプリケーション・アイテムを作成します。
アプリケーション・アイテムを作成するには:
親トピック: アプリケーション・アイテムの管理
16.5.3 アプリケーション・アイテムのコピーまたはサブスクライブ
現在のアプリケーションまたは別のアプリケーションから、アプリケーション・アイテムをコピーします。別のアプリケーションからアプリケーション・アイテムをコピーする場合は、それをサブスクライブすることもできます。
ノート:
別のアプリケーションからアプリケーション・アイテムをコピーするときに、共有コンポーネントの依存関係は自動的に解決されます。詳細は、「自動依存性解決について」を参照してください。アプリケーション・アイテムをコピーまたはサブスクライブするには:
- 「アプリケーション・アイテム」ページにナビゲートします:
- 現在のアプリケーション内でアプリケーション・アイテムをコピーするには:
- 別のアプリケーションからアプリケーション・アイテムをコピーするには:
親トピック: アプリケーション・アイテムの管理
16.5.4 「アプリケーション・アイテム」レポートへのアクセス
「アプリケーション・アイテム」ページの適切なタブをクリックして、アプリケーション・アイテムの「使用状況」および「履歴」レポートを表示します。
「アプリケーション・アイテム」レポートを表示するには:
親トピック: アプリケーション・アイテムの管理
16.5.5 グローバル変数として機能するアプリケーション・アイテムの作成について
すべてのアプリケーション間で同じ名前を持つアプリケーション・アイテムを作成し、有効範囲をグローバルに設定することによって、グローバル変数を作成できます。
大規模なアプリケーションは、通常、同じワークスペースに存在するいくつかの物理アプリケーションに分けられます。これらのアプリケーションは、通常、各アプリケーションで同じCookie名を構成することでセッション・ステートを共有します。
このタイプのアーキテクチャのもう1つの要件は、2、3のグローバル変数を共有する必要があることです。グローバル変数の数を少なく維持する必要がありますが、グローバル変数はアプリケーション間の通信を促進する効果的な手段として機能します。たとえば:
- カレント・ユーザーのプロパティ(電子メール・アドレス、従業員番号など)。
- マルチテナント・アプリケーションの現在の会社。
グローバル変数として機能するアプリケーション・アイテムを作成するには:
- セッション・ステートを共有する各アプリケーションで、同じ名前のアプリケーション・アイテムを作成します。
- 「有効範囲」で、「グローバル」を選択します。
- 「セキュリティ」の「セッション・ステート保護」で、制限付きを選択します。
関連項目:
親トピック: アプリケーション・アイテムの管理