25.3.4 エクスポート・リポジトリからのエクスポート・ファイルの管理

エクスポート・リポジトリに格納されたエクスポート・ファイルをインポート、インストールまたは削除します。

ヒント:

エクスポート・リポジトリからエクスポート・ファイルをインポートすることもできます。エクスポート・リポジトリにナビゲートし、「ファイルのインポート」をクリックし、アプリケーション、ページまたはコンポーネントのエクスポートのインポートのステップ3に進みます。

25.3.4.1 エクスポート・ファイルのインストールについて

エクスポート・ファイルをターゲットのOracle APEXインスタンスにインポートすると、ファイルはエクスポート・リポジトリに格納されます。エクスポート・リポジトリから、エクスポート・ファイルをインポート、インストールまたは削除できます。

エクスポート・ファイルを作成したら、次の方法でインストールできます。

  • インポート後:

    エクスポート・ファイルをインポートしたら、「次へ」ボタンをクリックしてインストールできます。

  • エクスポート・リポジトリから:

    エクスポート・ファイルをインポートした後、エクスポート・リポジトリからファイルをインストールします。

  • Oracle SQL Developer Command Line (SQLcl)から:

    SQLclからエクスポート・ファイルをインストールします。

ヒント:

カスタム・アプリケーションを作成すると、アプリケーションのデプロイに必要なステップを単純化できます。

25.3.4.2 エクスポート・リポジトリからのアプリケーション・エクスポートのインストール

インポート後にアプリケーション・エクスポートをインストールしなかった場合は、エクスポート・リポジトリにインストールできます。

エクスポート・リポジトリからアプリケーション・エクスポートをインストールするには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・リポジトリにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ユーティリティ」をクリックします。
    4. 「エクスポート・リポジトリ」をクリックします。
  2. アプリケーション・エクスポートを見つけて、「アクション」列で「インストール」をクリックします。

    「アプリケーションのインストール」ウィザードが表示されます。

  3. ファイルをインストールするには:
    1. 解析対象スキーマ - スキーマを選択します。 インストールが正常に完了した後で、アプリケーションの所有者を設定するために使用されます。
    2. ビルド・ステータス - アプリケーションのビルド・ステータスを設定します。オプションは次のとおりです。
      • アプリケーションの実行のみ - ユーザーはアプリケーションの実行のみ可能です。

        「アプリケーションの実行のみ」の選択は、他の開発者がアプリケーションを変更できないようにするために効果的な方法です。

      • アプリケーションの実行および構築 - ユーザーはアプリケーションの実行を、開発者はアプリケーションの実行および編集を行うことができます。

      ヒント:

      「アプリケーションの実行のみ」を選択した場合、管理サービスにサインインしてアプリケーションをインポートした後にのみ、この設定を変更できます。
    3. 次のアプリケーションとしてインストール - オプションがあります。
      • 新規アプリケーションIDを自動割当て - 新しいアプリケーションIDが作成されます。

      • インポート・ファイルからアプリケーションID XXを再利用 - 既存のアプリケーションIDが使用されます。既存のアプリケーションと同じIDを持つアプリケーションを現行のワークスペースにインストールすると、既存のアプリケーションが削除され、新しいアプリケーションで置き換えられます。

      • アプリケーションIDの変更 - 新しいアプリケーションIDを指定します。

      すべてのAPEXワークスペース間で一意のアプリケーションIDを指定する必要があります。

    4. 「アプリケーションのインストール」をクリックします。
  4. 資格証明やリモート・サーバーが検出された場合は、画面の指示に従って、ワークスペースの資格証明またはリモート・サーバーを設定します。
  5. サポートするオブジェクトが検出された場合は、ウィザードの指示に従ってインストール・プロセスを進めます。「サポートするオブジェクトのインストール」をクリックし、画面に表示される手順に従います。
  6. 確認ページで適切なボタンを選択します:
    • インストール・サマリー
    • アプリケーションの編集
    • アプリケーションの実行

25.3.4.3 エクスポート・リポジトリからのその他ファイルのインストール

インポート後にエクスポート・ファイルをインストールしなかった場合は、エクスポート・リポジトリにインストールできます。

エクスポート・リポジトリに格納された他のエクスポート・ファイルをインストールするには、次のステップを実行します。

  1. エクスポート・リポジトリにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ユーティリティ」をクリックします。
    4. 「エクスポート・リポジトリ」をクリックします。
  2. インストールするファイルを選択して、「アクション」列で「インストール」をクリックします。
  3. 画面に表示されるステップに従います。ステップは、エクスポートのタイプによって若干異なります。

25.3.4.4 エクスポート・リポジトリからのファイルの削除

エクスポート・リポジトリからエクスポート・ファイルを削除します。

エクスポート・リポジトリに格納されたエクスポート・ファイルを削除するには:

  1. エクスポート・リポジトリにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. アプリケーション・ビルダーのホームページで、「ユーティリティ」をクリックします。
    4. 「エクスポート・リポジトリ」をクリックします。
  2. 削除するファイルを選択し、「チェックした項目の削除」をクリックします。