3 変更された動作

このリリースでは、既存の動作の一部が変更されています。

3.1 ビルダーの拡張機能のリンク

ワークスペース管理者が、「拡張機能」メニューでAPEXビルダーのメインのトップレベル・ツールバーに表示されるリンクを定義できるようになりました。リンクは、新しいナビゲーション・バー項目のエントリとして表示され、必ず別のタブまたはウィンドウで開かれます。リンクでは、任意のURLを指し示すことができ、ワークスペース名、ワークスペースID、ユーザー名、ビルダー・セッションID、現行アプリケーションおよび現行ページについては置換がサポートされています。

ワークスペースに対してリンクを1つも構成しなかった場合は、拡張機能メニューは表示されません。リンクの構成の詳細は、Oracle APEX管理ガイド拡張機能メニューでのリンクの管理を参照してください。

3.2 アプリケーション・ギャラリの改善

モーダル・ダイアログを起動する必要なくバックグラウンドでギャラリからアプリケーションをインストールできるようになりました。アプリケーションのインストール中に他のタスクを引き続き実行することや、複数のアプリケーションのインストールを順番に開始することができます。

アプリケーションが前回のインストール後に更新された場合のために、更新後のアプリケーションと既存のアプリケーションを置き換える新しい「更新」オプションがあります。

3.3 ビルド・オプション

以前は、APEXビルダーのページに対する検証によって、重複するビルド・オプション名の作成が防止されていました。現在は、ビルド・オプション名を強制的に一意にするために、データベースの「ビルド・オプション」表に新しい一意制約が追加されています。

重複するビルド・オプション名が既存のアプリケーションに含まれている場合は、APEXによって、ビルド・オプション名が一意になるようにその名前が調整されます。この変更は、APEXのアップグレード中、または古いアプリケーションのインポート時に実行されます。

3.4 「さらにロード」ページ区切りの操作性の改善

この変更点は、拡張初期化JavaScript関数属性および「ポップアップLOV」アイテム結果リストを介した「さらにロード」ページ区切りをサポートしている、「対話グリッド」および「カード」リージョンに適用されます。ボタン・ラベルが「さらに行をロード」から「さらに表示」に変更されています。クリックすると、スクロール・オフセットの変更なく、レポート内の、最後にフォーカスがあったセルにフォーカスが戻ります。

3.5 アプリケーション・ビルダーのUIの変更

このリリースでのアプリケーション・ビルダー・ユーザー・インタフェースの変更点を次に示します。

  • ページ・デザイナで対話モード・レポートにカスタム・ターゲット列を追加すると、デフォルト・アイコンが、フォントAPEXのfa-editになるようになりました。fa-editアイコンは、クイック・ピック・リストからも使用できます。
  • 「ファイル参照」という名前が「ファイルのアップロード」に変更されました
  • コンポーネントの「ビルド・オプション」プロパティを切り替えてツリー・コンテキスト・メニューから直接そのコンポーネントをコメントまたはコメント解除できるようになりました。このオプションは、デフォルトで、新しい各アプリケーションに使用できます。既存のアプリケーションの場合は、「コメント・アウト」というビルド・オプションを追加する必要があります。
  • 「ダイアログを閉じる」プロセスに、「成功メッセージの表示」という新しい属性があります。オンにすると、ページの最上位フレームに成功メッセージが表示されるようになります。デフォルトでは、この属性は、新しいアプリケーションの場合はon、既存のアプリケーションの場合はoffに切り替えられます。
  • ボタン・テンプレートに、新しい置換文字列#BUTTON_NAME#が含まれるようになりました。この文字列では、ページ・デザイナのボタン属性での、そのボタンの名前が参照されます。
  • アプリケーション・ホームページで、「実行」アクションと「ロック」アクションが結合されてレポート・ビュー内の単一の「アクション」列になっています。
  • 「共有コンポーネント」のほとんどのページに新しい「コピー」アクション・ボタンがあり、それを使用すると特定のコンポーネントをすばやくコピーできます。
  • 新しい認証スキームが自動的にデフォルトになることがなくなりました。APEXでは、実行時の、認証スキームの切替えがサポートされています。認証スキームを作成しそれをデフォルトとして設定する操作は、2つの別個のアクションになりました。
  • テンプレート・ディレクティブを、ページ・デザイナでの「テキスト」、「テキスト領域」およびHTMLテンプレート・コンポーネント属性内、および{with/}ブロックと{apply/}ブロックの割当て内で使用できるようになりました。
  • このリリースでは、一般的なアクセシビリティ機能拡張が開発環境に追加され、アクセシビリティに重点を置いたバグ修正が多数実装されています。

3.6 互換性モード

アプリケーション属性「互換性モード」により、APEXランタイム・エンジンの互換性モードを制御します。特定のランタイム動作は、リリース間で異なります。互換性モード属性を使用して、特定のアプリケーション動作を取得できます。この項では、互換性モードの変更内容をリリース別に示します。すべてのモードでの変更内容は包括的であること、つまり、古いリリースでのすべての変更内容が新しいリリースに含まれることに注意してください。

互換性モードの変更内容(モード4.1)

Oracle Application Expressリリース4.1では、アイテムのソースの列名が無効である場合、ページのレンダリング時にAutomatic DMLフォームによってエラーが生成されます。Oracle Application Expressリリース4.1以前では、アイテムのソースの列名が無効であっても、ページのレンダリング時にエラーが生成されませんでしたが、アイテムのセッション・ステートも設定されませんでした。

また、Oracle Application Expressリリース4.1では、「キャッシュ」および「フレームへの埋込み」という2つの新しいアプリケーション・セキュリティ属性があり、ブラウザ・セキュリティを制御できます。Cache属性を有効にすると、ブラウザでアプリケーションのページ・コンテンツをメモリー内とディスク上の両方のキャッシュに保存できます。Embed in Frames属性は、ブラウザのフレーム内にアプリケーションのページを表示させるかどうかを制御します。4.1より前の互換性モードで実行中のアプリケーションは、キャッシュが有効化され、「フレームへの埋込み」が許可に設定されているかのように機能します。互換性モード4.1以上で実行中のアプリケーションでは、特定のブラウザ・セキュリティ属性が考慮されます。

また、Oracle Application Expressリリース4.1では、Oracle Bug#12990445のため、行の自動処理(DML)のプロセス・タイプに次の変更が実装されました。列をINSERT文に含める必要があるかどうかを判断するように、INSERTを実行するコードが変更されました。これらは、UPDATEの前のチェックと同じチェックであることに注意してください。新しいチェックは次のとおりです。

  • ソース・タイプは「DB列」であるか。
  • ページ・アイテムはPOSTリクエストに含まれているか。たとえば、ページ・アイテムが条件付きで、ページのレンダリング中に条件がFALSEと評価された場合、POSTリクエストには含まれません。
  • ページ・アイテムは、「状態の保存」が「いいえ」に設定されている「表示のみ」タイプでないか。

これらの動作を有効化するには、「互換性モード」を4.1以上に設定します。前のリリースと一致する動作の場合は、「互換性モード」を「4.1前」に設定します。

互換性モードの変更内容(モード4.2)

Oracle Application Expressリリース4.2では、新規グリッド・レイアウトが変更されたため、ページのレンダリング時、特定の表示ポイントのすべてのリージョンが、その表示ポイントのレンダリング前に評価され、そのリージョンを表示するかどうかが特定されます(このため、グリッド・レイアウトでレンダリングする列数を決定できます)。評価の戻り値がtrueのリージョンは実行および表示されます。ただし、PL/SQLベース・リージョンがセッション・ステートを設定し、それがリージョンを表示するかどうかを決定するために後続のリージョン条件で使用されている場合には、これは機能しません。そのような状況の場合、表示ポイントがレンダリングされる前に、条件はすでにチェックされています。計算またはPL/SQLプロセスを使用して、リージョンが表示される前にセッション・ステートを設定します。前のバージョンでは、各リージョンが表示される直前に条件が評価されていました。

Oracle Application Expressリリース4.2では、プロセス・ポイントが「リージョンの前」の計算およびプロセスは、リージョンがレンダリングされる前に実行されます。プロセス・ポイントが「リージョンの後」の計算およびプロセスは、すべてのリージョンのレンダリング後に実行されます。前のバージョンでは、計算およびプロセスは、リージョン表示ポイントの「ページ・テンプレート・ボディ」(1-3)の前後に実行されていました。

Oracle Application Expressパッチ・セット4.2.2では、互換性モード4.2のために2つの新規互換性モード変更が追加されました。

  • テキスト領域が、テキスト入力を制限する「最大幅」属性を常に使用するように変更されました。
  • レポート列リンクに対してセキュリティが拡張され、リンクにJavaScriptと他のレポート列置換への参照の両方が含まれ、次のようになります。
    javascript:alert( 'Delete #NAME#' );

    前述の例で、NAMEはレポート内の列名です。

Oracle Application Expressリリース4.2.1以前では、クロスサイト・スクリプティングの脆弱性から保護するために、レポート・ソースの列値を明示的にエスケープして、JavaScriptリンクで安全に使用できるようにする必要がありました。互換性モード4.2で実行する場合、列が特殊文字をエスケープするように定義されていると、Oracle Application ExpressはJavaScriptリンクで参照されている列名置換をJavaScriptで自動的にエスケープします。

これを修正するために、Oracleでは、JavaScriptで手作業で記述したエスケープをレポート・ソースから削除し、ネイティブ・エスケープを使用することをお薦めします。

互換性モードの変更内容(モード5.0)

Oracle Application Expressリリース5.0では、#WORKSPACE_IMAGES#を使用して静的アプリケーション・ファイルを参照した場合に、アプリケーション・ファイルが返されなくなりました。かわりに、#APP_IMAGES#を使用します。

wwv_flow_custom_auth_std.logoutwwv_flow_custom_auth_std.logout_then_go_to_pagewwv_flow_custom_auth_std.logout_then_go_to_urlおよびapex_custom_auth.logoutのAPIコールはサポートされなくなり、Oracle Application Expressセッションからログアウトするかわりに実行時エラーが生成されます。apex_authentication.logoutエントリ・ポイントをかわりに使用します。

リリース5.0以前では、データのアップロードを使用する開発者には、日付書式を選択するオプションが提供されていませんでした。かわりに、パーサーがユーザーのエントリに最適な書式を選択していたか、エンド・ユーザーがユーザー独自の書式を入力できました。Oracle Application Expressリリース5.0に含められた新しいアイテムにより、ユーザーは、アプリケーションの日付書式か、ユーザーが入力した書式を選択できます。リリース5.0より前に作成されたアプリケーションにはアイテムがないため、5.0の互換性モードでは、ユーザーがデータを入力したかどうかがチェックされます。データが入力されていない場合は、アプリケーションの日付書式が適用されます。

セッション・タイムアウトが発生し、タイムアウトURLが指定されていない場合、Oracle Application Expressはアプリケーションのホームページにリダイレクトするかわりにエラーを生成します。Ajaxリクエストのセッション設定が失敗した場合も、Oracle Application Expressはエラーを生成します。JSONを想定するAjaxリクエストの場合、応答は、エラーについて説明するメンバーを含むJSON文字列となります。他のリクエストの場合、エラーはエラー・ページに表示されます。

属性「使用されるソース」が「セッション・ステートの値がNULLの場合のみ」に設定されているデータベース列に基づくページ・アイテムは、そのページ・アイテムがレンダリングされるとエラーを生成します。複数のレコードを表示および保存する場合、この設定をデータベース列に使用することは非常に危険であり、誤ってデータを上書きする可能性があります。常に「使用されるソース」属性を「セッション・ステートの既存の値を常に置換」に設定してください。

互換性モードの変更内容(モード5.1/18.1/18.2)

Oracle Application Expressリリース18.1では、「検証の実行」属性が「はい」に設定されているボタンをクリックすると、クライアント側の検証(必須アイテム・チェックなど)がいくつか実行され、すべての問題を修正するまでページは送信されません。以前のバージョンでは、このフラグは単にサーバー側の検証を実行するかどうかを決定するために使用されていました。

ヒント:

互換性モードを5.1/18.1/18.2に変更するときには注意してください。「取消」、「前へ」などのボタンで、「検証の実行」フラグが「はい」に誤って設定されており、「送信後」ブランチを使用している場合、このようなボタンをユーザーがクリックしても検証が実行されることはありません。この問題に対処するには、新しいクライアント側の検証を使用するか、「検証の実行」を「いいえ」に設定します。

リリース5.1では、「結果を待機」属性が「はい」に設定されているAjaxベースの動的アクションによって、非同期Ajaxコールが実行されます。5.1より前では、そのようなコールは同期的に行われます。

互換性モードの変更内容(モード19.1)

Oracle Application Express 19.1では、リッチ・テキスト・エディタによって、Max Lengthアイテム属性の検証が強制されます。HTMLマークアップの長さがMax Length値を超えると、エラー・メッセージが生成されます。

互換性モードの変更内容(モード19.2/20.1/20.2/21.1)

Oracle Application Express 19.2の「クラシック・レポート」では、空の列値は、改行なしの空白文字( )を使用するのではなく空のセルとしてレンダリングされます。

互換性モードの変更内容(モード21.2/22.1/22.2/23.1/23.2)

Oracle Application Express 21.2より前では、追加されたエラーに関係なく、現在の処理ポイントのすべてのプロセスが実行されていました。

Oracle Application Express 21.2では、プロセスでAPEX_ERROR.ADD_ERRORをコールすると、それ以降のプロセスの実行が停止し、インライン・エラーが即時に表示されます。

3.7 Oracle Databaseのネットワーク・サービスの有効化

Oracle APEXでアウトバウンド・メールの送信、Webサービスの使用、またはBI PublisherによるテンプレートベースのPDFレポートの出力を実行するには、Oracle Databaseでネットワーク・サービスを有効にする必要があります。

ノート:

次の内容は、Oracle Autonomous Databaseで実行されているAPEXインスタンスには適用されません。APEXは、追加の構成なしでインターネット経由で外部エンドポイントと通信できます。

3.7.1 ネットワーク・サービスを有効化する場合と理由

ネットワーク・サービスを有効化すると、Oracle APEXでのアウトバウンド・メールの送信、RESTサービス、REST対応SQLまたはその他のWebサービスの使用、レポート印刷用のリモート・サーバーの使用のサポートが有効になります。

デフォルトでは、Oracle Databaseでのネットワーク・サービスとの通信機能は無効化されています。そのため、DBMS_NETWORK_ACL_ADMINパッケージを使用して、APEX_230200データベース・ユーザーにネットワーク接続権限を付与する必要があります。これらの権限の付与に失敗すると、次の場合に問題が発生します。

  • Oracle APEXでアウトバウンド・メールを送信する。

    ユーザーは、APEX_MAILパッケージのメソッドをコールできますが、アウトバウンド電子メールの送信時に問題が発生します。

  • APEXからのRESTサービスおよびその他のWebサービスの使用。
  • APEXからアウトバウンドLDAPコールを実行する。
  • レポート印刷用のリモート印刷サーバーの使用。

ノート:

APEXをアップグレードすると、以前のAPEXバージョンの構成に基づいてネットワーク・サービスが自動的に構成されます。

ヒント:

この項で示されている例を実行するには、データベースのcompatible初期化パラメータが11.1.0.0.0以上に設定されている必要があります。パラメータはデフォルトで適切に設定されますが、11gより前のバージョンからアップグレードされたデータベースの場合は、更新が必要なことがあります。データベース初期化パラメータの変更の詳細は、Oracle Multitenant管理者ガイドデータベースの互換性レベルの指定を参照してください。

関連項目:

Oracle APEXアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドレポートの印刷について

3.7.2 接続権限の付与

次の例では、APEX_230200データベース・ユーザーに対して任意のホストへの接続権限を付与する方法を示します。この例では、Oracle APEXがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されたSYSとして接続していると想定しています。

BEGIN
    DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.APPEND_HOST_ACE(
        host => '*',
        ace => xs$ace_type(privilege_list => xs$name_list('connect'),
                           principal_name => 'APEX_230200',
                           principal_type => xs_acl.ptype_db));
END;
/

次の例は、ローカル・ネットワーク・リソースへのアクセス権について、より少ない権限を付与する方法を示しています。この例では、電子メール・サーバーやレポート・サーバーなど、ローカル・ホストのサーバーへのアクセスのみを有効にします。

BEGIN
    DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.APPEND_HOST_ACE(
        host => 'localhost',
        ace => xs$ace_type(privilege_list => xs$name_list('connect'),
                           principal_name => 'APEX_230200',
                           principal_type => xs_acl.ptype_db));
END;
/

3.7.3 無効なACLエラーのトラブルシューティング

問合せを実行して、無効なACLエラーがある場合に特定する方法を学習します。

前述のスクリプトを実行した後にORA-44416: 無効なACLのエラーが表示された場合は、次の問合せを使用して、無効なACLを特定します。

REM Show the dangling references to dropped users in the ACL that is assigned
REM to '*'.

SELECT ACL, PRINCIPAL
  FROM DBA_NETWORK_ACLS NACL, XDS_ACE ACE
 WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL AND
       NACL.ACLID = ACE.ACLID AND
       NOT EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS WHERE USERNAME = PRINCIPAL);

次に、次のコードを実行してACLを修正します。

DECLARE
  ACL_ID   RAW(16);
  CNT      NUMBER;
BEGIN
  -- Look for the object ID of the ACL currently assigned to '*'
  SELECT ACLID INTO ACL_ID FROM DBA_NETWORK_ACLS
   WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL;

  -- If just some users referenced in the ACL are invalid, remove just those
  -- users in the ACL. Otherwise, drop the ACL completely.
  SELECT COUNT(PRINCIPAL) INTO CNT FROM XDS_ACE
   WHERE ACLID = ACL_ID AND
         EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS WHERE USERNAME = PRINCIPAL);

  IF (CNT > 0) THEN

    FOR R IN (SELECT PRINCIPAL FROM XDS_ACE
               WHERE ACLID = ACL_ID AND
                     NOT EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS
                                  WHERE USERNAME = PRINCIPAL)) LOOP
      UPDATE XDB.XDB$ACL
         SET OBJECT_VALUE =
               DELETEXML(OBJECT_VALUE,
                         '/ACL/ACE[PRINCIPAL="'||R.PRINCIPAL||'"]')
       WHERE OBJECT_ID = ACL_ID;
    END LOOP;

  ELSE
    DELETE FROM XDB.XDB$ACL WHERE OBJECT_ID = ACL_ID;
  END IF;

END;
/

REM commit the changes.

COMMIT;

ACLを修正した後は、この項の最初のスクリプトを実行してAPEX_230200ユーザーにそのACLを適用する必要があります。