Forms 2.0でのオンザフライ計算の実行

Forms 2.0での作業中に、データ値を変更して、メンバー式を含むフォームで計算をすばやく表示できます。

このトピックでは、Oracle Smart View for Officeでオンザフライ計算を実行する手順を説明します。ビジネス・プロセスのWebアプリケーションでオンザフライ計算を実行する方法については、次のトピックを参照してください。

• Planningの操作の変更内容の送信なしでの計算の実行
• FreeFormの操作の変更内容の送信なしでの計算の実行
• Financial Consolidation and Closeの操作の変更内容の送信なしでの計算の実行
• Tax Reportingの操作の変更内容の送信なしでの計算の実行
• Enterprise Profitability and Cost Managementの管理と操作の変更内容の送信なしでの計算の実行

ノート:

オンザフライ計算を開始する前に、作業するフォームに対してこれが有効になっていることを確認してください。詳細は、「オンザフライ計算の有効化」の「Forms 2.0でのオンザフライ計算の有効化」の項を参照してください。

オンザフライ計算を実行するには:

1. データ・プロバイダに接続し、メンバー式を含む必要なフォームを開きます。
2. 式が含まれているセルをクリックして、ツールチップで式と式に関与するメンバーおよび算術演算子を表示します。

   詳細は、「オンザフライ式計算式の表示」を参照してください。

3. データ・セルに値を入力するか、既存の値を変更します。

   ノート:

   式が含まれるセルに手動で値を入力するか値を変更することは、Smart Viewではサポートされていません。これを実行した場合、式は入力した値で上書きされるため、式が失われる可能性があります。これは、式の分散がSmart Viewで機能しない理由でもあります。式を含むセルに入力すると、式が削除されるため、式に関与するセルの値は更新されません。
4. 変更したセルからタブ・アウトして、保存や送信なしで即座にリフレッシュされた式付きのセルの値を表示します。また、計算はメンバーの親ディメンションにロール・アップされ(存在する場合)、それらの値も更新されます。

   変更されたセルはダーティになります。これは、色の変化によって示されます。「リフレッシュ」をクリックすると、ダーティ・セルはデータベースからの元の値に戻せます。

5. オンザフライ計算の実行を続行して、セル内で即座にリフレッシュされる計算された値を確認します。
6. 計算内容に納得したら、プロバイダのリボンの「データの送信」をクリックして、データを送信します。
   また、変更を破棄するために、送信することなくフォームを閉じることもできます。