オンザフライ計算の有効化
アド・ホックの場合、サービス管理者はWebアプリケーションでオンザフライ計算を有効にし、ユーザーは「ユーザー・プリファレンス」で有効にします。Forms 2.0の場合、フォーム設計者は必要なフォームでオンザフライ計算を有効にします。
アド・ホック・グリッドでのオンザフライ計算の有効化
サービス管理者はWebアプリケーションでオンザフライ計算用のメンバー式を有効化でき、ユーザーは「ユーザー・プリファレンス」で有効化できます。メンバー式は、Webアプリケーション設定では「ユーザー式」と呼ばれます。こうした式は、次のレベルで有効化して、ユーザーがオンザフライ計算の実行に使用できるようにしておく必要があります。
- アプリケーション・レベルで有効化: サービス管理者として、「設定」の「その他オプション」にある「アド・ホックのユーザー式の有効化」リストから「はい」オプションを選択します。詳細は、次を参照してください:
- Planningの管理の指定可能なアプリケーション設定とシステム設定に関する項
- フリーフォームの管理および操作の指定可能なアプリケーション設定とシステム設定に関する項
- Financial Consolidation and Closeの管理のアプリケーション設定の指定
- Tax Reportingの管理のアプリケーション設定の指定
- Enterprise Profitability and Cost Managementの管理および操作のアプリケーション設定
- ユーザー・プリファレンス・レベルで有効化: ユーザーとして、「ユーザー・プリファレンス」の「表示」にある「アド・ホックのユーザー式の有効化」リストから「はい」オプションを選択します。このユーザー・プリファレンス設定は、サービス管理者が設定したアプリケーション設定をオーバーライドする点に注意してください。詳細は、次を参照してください:
- Planningの操作の表示プリファレンスの設定に関する項
- FreeFormの操作の表示プリファレンスの設定
- Financial Consolidation and Closeの操作の表示プリファレンスの設定
- Tax Reportingの操作の表示プリファレンスの設定
- Enterprise Profitability and Cost Managementの管理および操作の表示プリファレンス
Forms 2.0でのオンザフライ計算の有効化
オンザフライ計算は、レッドウッド・エクスペリエンスが有効になっているアプリケーションのForms 2.0でのみ使用できます。
- Forms 2.0の有効化: Forms 2.0で作業するには、「設定」の「フォーム・バージョン」リストから「フォーム2.0」オプションを選択します。詳細は、次を参照してください:
- Planningの操作のフォーム・バージョンについて
- FreeFormの操作のフォーム・バージョンについて
- Financial Consolidation and Closeの操作のフォーム・バージョンについて
- Tax Reportingの操作のフォーム・バージョンについて
- Enterprise Profitability and Cost Managementの管理および操作のフォーム・バージョンについて
ノート:
Forms 2.0は、レッドウッド・エクスペリエンスが有効になっているアプリケーションでのみ使用できます。詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者のためのスタート・ガイドのEPM Cloudの外観のカスタマイズを参照してください。 - オンザフライ計算の有効化: フォームの「レイアウト」タブの「グリッドのプロパティ」セクションにある「オンザフライ計算の使用可能」チェック・ボックスを選択します。この設定は、オンザフライ計算を実行する各フォームに対して有効にする必要があります。詳細は、次を参照してください:
- Planningの管理のフォーム・グリッド・プロパティの設定
- FreeFormの管理のフォーム・グリッド・プロパティの設定
- Financial Consolidation and Closeの管理のフォーム・グリッド・プロパティの設定
- Tax Reportingの管理のフォーム・グリッド・プロパティの設定