4.3 ローカル・ゲートウェイの定義

ローカル(IMS)・ゲートウェイの定義には、リモート・ゲートウェイがIMSゲートウェイとの接続に使用できるアクセス・ポイントを定義します。

ローカル・ゲートウェイを定義する際に、物理的なIPアドレスとポート番号を1つずつ付与することも、物理的なIPアドレスとポート番号のどちらか一方、またはその両方を複数付与することもできます。また、物理的な各ポートが、リモート・ゲートウェイから1つ以上の着信TCP/IP接続を同時に受け付けるように定義することもできます。

ローカル・ゲートウェイを定義するGATEWAY TYPE=LOCAL文が構成ファイル内に1つ以上なければなりません。それぞれのGATEWAY TYPE=LOCAL文には、TMA TCP for IMSがリモート・ゲートウェイから着信接続リクエストを受信するための特定のIPアドレスとポート番号を定義します。リモート・ゲートウェイは着信接続を使用して、クライアント・リクエストをIMSゲートウェイに送信し、IMSサーバー・トランザクション側で処理できるようにします。GATEWAY TYPE=LOCAL文に定義する各ローカル・ゲートウェイには、一意の論理マシン識別子(ゲートウェイの識別に使用されるシンボル名)を付与する必要があります。

リモート・システムがローカル・ゲートウェイとの着信セッションを確立しようとするときに、アカウントIDとパスワードのどちらか一方または両方を要求するように設定できます。

サンプル構成は、「構成ファイルの例」を参照してください