2.2 発信処理

TMA TCP for IMS製品は、リモート・システムとのTCP/IP接続も開始できます。これらの発信セッションは、処理先のリモート・システムにIMSクライアント・リクエストを送信する際に使用されます。

次の図に示すように、IMSクライアント・トランザクションは、適切にフォーマットされたメッセージをIMSメッセージ・キューに格納することで、リクエストを開始します。ゲートウェイを実行する際に、OTMAクライアントにメッセージを送信するためのIMSユーザー・イグジットを2つインストールする必要があります。(リクエスト/レスポンス処理の詳細は、「Oracle TMA TCP for IMSのプログラミング」を参照してください。また、ユーザー・イグジットのサンプルについては、「JCLおよびユーザー・イグジットのサンプル」を参照してください。)ゲートウェイはリクエストを取得し、処理先の該当リモート・システムに転送します。リモート・システムから受信したレスポンス(必要な場合)は、処理先のトランザクションに配信されるようにIMSに戻されます。

図2-3 IMSの発信処理


IMSの発信処理