5.1 リモート・システムとの接続のテスト

TMA TCP for IMSを初めて起動する場合は、小規模で簡潔な構成を使用した、抑制された環境で起動する必要があり、そうすることで、システムを系統的にテストして、インストールと構成の妥当性を検証できます。

テストに適した構成は、IMSゲートウェイ(1ポート)と1つのリモート・ゲートウェイです。SOURCE配布ライブラリに、リモートのOracle Tuxedo Mainframe Adapterゲートウェイとの接続のテストに使用できるIMSのクライアント・トランザクションとサーバー・トランザクションのサンプルが何種類か収録されています。

リモート・ゲートウェイのアウトバウンド・セッションの最小数(0より大きい数)を指定すると、エラー・メッセージと情報メッセージ中に、そのゲートウェイとの間で自動的に発信セッションを確立できます。これは、テスト用のトランザクションを使用せずに、発信の接続が確立できたかを検証するときに便利です。

双方向の接続を検証するには、構成の両側でクライアントとサーバーのテスト用のトランザクションを実行します。エラーが発生した場合は、構成の両側(つまりIMSゲートウェイおよびリモートのOracle Tuxedoゲートウェイ)から発行される診断メッセージを使用して、問題を特定し修正します。

TMA TCP for IMSのエラー・メッセージの説明は、「エラー・メッセージと情報メッセージ」を参照してください。