6.6 ART for CICS統合の考慮事項
Tuxedo ATMIアプリケーションはほとんどがCですが、ART for CICSアプリケーションはCOBOLです。CもCOBOLも同じVIEW32定義を使用しますが、大きな違いが2つあります。
- Cではlong型のサイズは8バイトで、COBOLではlong型のサイズは通常4バイトです。
- Cにはアラインメント要件がありますが、COBOLにはありません。
したがって、ART for CICS統合の場合、viewc32では2つの特別なコンパイル・フラグが必要になります。たとえば、Linuxでは次のようになります。
CFLAGS="-m32 -fpack-struct=1" viewc32 myview.v
"-m32
"でCOBOL "S9(9) COMP
"に32ビット長を使用することを指定し、"-fpack-struct=1
"でCOBOLのアラインメントなしを指定します。GWSNAX
のみがVIEW32バイナリを使用できることを確認してください(他のCアプリケーションでは使用できません)。
ART for CICS統合では、null終端文字が必要ないため、GWSNAX
-t
パラメータは省略するか、"-t 4
"として設定できます。
親トピック: データ変換の設定