3.2.1.2 ステップ2: UBBCONFIGファイルの編集

UBBCONFIGファイルはASCIIファイルであり、任意のテキスト・エディタで編集できます。UBBCONFIGファイルを編集するには、次のタスクを完了します。

  1. アプリケーションごとにUBBCONFIGファイルを作成します。UBBCONFIGファイルの詳細は、該当するATMIプラットフォーム製品ドキュメントの構成に関する項を参照してください。
  2. UBBCONFIGファイルでATMIシステムのドメインおよびゲートウェイ管理用サーバーを定義して、新規のゲートウェイ構成を設定するか既存のゲートウェイ構成を修正します。
  3. ローカル構成でCRMをATMIサーバーとして実行する場合は、UBBCONFIGファイルの*SERVERSセクションにCRMエントリを追加します。詳細は、『Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA CRM管理ガイド』を参照してください。

    ノート: CRMをATMIプロセスとして起動する場合は、UBBCONFIGファイルのGWSNAXエントリより前である必要があります。

  4. UBBCONFIGファイルの*SERVERSセクションにエントリを追加して、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA Gatewayを設定します。詳細は、付録A「管理モードのコマンド」GWSNAXコマンドを参照してください。UBBCONFIGファイルでは、次のゲートウェイ機能を有効にできます。
    • データ変換
    • ユーザーIDマッピングのバイパス
    • 暗号化
    • 認証
  5. tmloadcfを使用してUBBCONFIGファイルをロードする手順については、該当するATMIプラットフォーム・ドキュメントを参照してください。

リスト CRMをATMIサーバーとして指定するサンプルのUBBCONFIGファイル・エントリ

*GROUPS
        SNAGRP  LMID=mysys
                GRPNO=4

       LOCGRP  LMID=mysys
               BRPNO=5
*SERVERS
      DEFAULT:CLOPT = “-A”

      DMADM SRVGRP=LOCGRP
             SRVID=14

      GWADM SRVGRP=SNAGRP
             SRVID=14
             REPLYQ=Y
             RESTART=N
             GRACE=0

      SNACRM SRVGRP=SNAGRP
             SRVID=15
             CLOPT=“-A--//dalhps2:4452 SNAGRP”
             RESTART=Y
             RCMD=rstsnagrp    
             GRACE=120
             MAXGEN=2

      GWSNAX SRVRGRP=SNAGRP
             SRVID=16
             RQADDR=”SNADOM”
  REPLYQ=N
  RESTART=Y
  RCMD=rstsnagrp
  GRACE=120
  MAXGEN=2