A 管理コマンド・リファレンス・ページ
次のCRM管理コマンドは、『Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA CRM管理ガイド』のコマンド・リファレンス・ページを参照してください:
-
CRM
-
CRMLOGS
-
crmlkoff
-
crmlkon
この項には、以前はマニュアル・ページと呼ばれていた、次のような管理コマンドのリファレンス・ページが含まれます:
A.1 addumap
ローカル・ドメインとリモート・ドメインのペアにローカルとリモートのマッピングを追加します。
A.1.1 書式
addumap -d <local domain ID> -R <remote domain ID>
-p <local principal name> -u <remote username>
親トピック: addumap
A.1.2 説明
addumap
はdmadmin
(1)のサブコマンドとしてのみ実行できます。このページの目的はこのサブコマンドのオプションについて説明し、例を示すことです。
このサブコマンドを使用すると、管理者はローカル・ドメインとリモート・ドメインのペアにローカル・ユーザーとリモート・ユーザーのマッピングを追加できます。
アプリケーションがSNAタイプのゲートウェイを使用し、ubbconfig
ファイルのSECURITY
がUSER_AUTH
、ACL
またはMANDATORY ACL
、DMCONFIG
ファイルのSECURITY
がDM_PW
かUSER_PW
に設定されている場合、マッピングはインバウンド、アウトバウンドまたはその両方として定義されます。
次のオプションを使用できます。
- -d <local domain ID>
- これは、IDとパスワードが関連付けられているローカル・ドメイン・ゲートウェイの名前です。これは、
DMCONFIG
ファイルかグラフィック管理インタフェースでドメイン定義を作成する際に使用されたIDと同じです。 - -R <remote domain ID>
- これは、IDとパスワードが関連付けられているリモート・ドメイン・ゲートウェイの名前です。これは、
DMCONFIG
ファイルかグラフィック管理インタフェースでドメイン定義を作成する際に使用されたIDと同じです。 - -p <local principal>
- ユーザー識別番号を指定します。
local principal
は、ACLユーザー・ファイルに定義されている必要があり、アプリケーションの既存の識別子のリスト内で一意である必要があります。 - -u <remote username>
- リモート・ドメインのACLセキュリティ・アプリケーション(RACFなど)に定義されたリモート・ユーザー名。
このサブコマンドを実行する前に、グラフィック管理インタフェースまたはtmloadcf
(1)およびdmloadcf
(1)を使用してアプリケーションを構成しておく必要があります。また、dmadmin
addumap
は任意のアクティブなノード上で実行できます。
親トピック: addumap
A.1.3 移植性
このサブコマンドは、最新バージョンのOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAで使用可能であることがそのバージョンのドキュメントに記載されています。
親トピック: addumap
A.1.5 例
addumap -d ldom -R cdom -p tuxusr -u CICSUSR
/*maps principal tuxusr with
remote user cicsusr */
関連項目:
dmadmin(1)、delumap(5)
親トピック: addumap
A.2 addusr
リモート・ドメインのユーザー/パスワード・ファイルにユーザーを追加します。
A.2.2 説明
addusr
はdmadmin
(1)のサブコマンドとしてのみ実行できます。このページの目的はこのサブコマンドのオプションについて説明し、例を示すことです。
このサブコマンドを使用すると、管理者はリモート・ドメインのリモート・ユーザー/パスワード表にリモート・ユーザー名とパスワードを追加できます。-w
を指定しない場合、ユーザーはパスワードの入力を求められます。
アプリケーションがSNAタイプのゲートウェイを使用し、ubbconfig
ファイルのSECURITY
がUSER_AUTH
、ACL
またはMANDATORY ACL
、DMCONFIG
ファイルのSECURITY
がDM_PW
かUSER_PW
に設定されている場合、作成された表エントリを使用してリモート・ユーザー名およびパスワードがリモートSNAドメインに渡されます。
次のオプションを使用できます。
-
-d <local domain ID>
- これは、IDとパスワードが関連付けられているローカル・ドメイン・ゲートウェイの名前です。これは、
DMCONFIG
ファイルかグラフィック管理インタフェースでドメイン定義を作成する際に使用されたIDと同じです。 -
-R <remote domain ID
> - これは、IDとパスワードが関連付けられているリモート・ドメイン・ゲートウェイの名前です。これは、
DMCONFIG
ファイルかグラフィック管理インタフェースでドメイン定義を作成する際に使用されたIDと同じです。 -
-u <remote username>
- 追加するリモート・ユーザー名。
-
-w
- パスワードの入力を求めません。
このサブコマンドを実行する前に、グラフィック管理インタフェースまたはtmloadcf
(1)およびdmloadcf
(1)を使用してアプリケーションを構成しておく必要があります。また、dmadmin addusr
は任意のアクティブなノード上で実行できます。
親トピック: addusr
A.2.3 移植性
このサブコマンドは、最新バージョンのOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAで使用可能であることがそのバージョンのドキュメントに記載されています。
親トピック: addusr
A.2.5 例
addusr -d tux -R cics -u CICSUSR /*adds remote user CICSUSR to
cics domain’s user and
password file. The
administrator is prompted for
a password*/
関連項目:
delusr
(5)、modusr
(5)
親トピック: addusr
A.3 delumap
ローカル・ドメインとリモート・ドメインのペアからローカルとリモートのマッピングを削除します。
A.3.1 書式
delumap -d <local domain ID> -R <remote domain ID>
-p <local principal name> -u <remote username>
親トピック: delumap
A.3.2 説明
delumap
はdmadmin
(1)のサブコマンドとしてのみ実行できます。このページの目的はこのサブコマンドのオプションについて説明し、例を示すことです。
このサブコマンドを使用すると、管理者はローカル・ドメインとリモート・ドメインのペアからローカル・ユーザーとリモート・ユーザーのマッピングを削除できます。
アプリケーションがSNAタイプのゲートウェイを使用し、ubbconfig
ファイルのSECURITY
がUSER_AUTH
、ACL
またはMANDATORY ACL
、DMCONFIG
ファイルのSECURITY
がDM_PW
かUSER_PW
に設定されている場合、マッピングはインバウンド、アウトバウンドまたはその両方として定義されます。
次のオプションを使用できます。
-
-d l<ocal domain ID>
- これは、IDとパスワードが関連付けられているローカル・ドメイン・ゲートウェイの名前です。これは、
DMCONFIG
ファイルかグラフィック管理インタフェースでドメイン定義を作成する際に使用されたIDと同じです。 -
-R <remote domain ID>
- これは、IDとパスワードが関連付けられているリモート・ドメイン・ゲートウェイの名前です。これは、
DMCONFIG
ファイルかグラフィック管理インタフェースでドメイン定義を作成する際に使用されたIDと同じです。 -
-p <local principal>
- ユーザー識別番号を指定します。
local principal
は、ACLユーザー・ファイルに定義されている必要があり、アプリケーションの既存の識別子のリスト内で一意である必要があります。 -
-u <remote username>
- リモート・ドメインのACLセキュリティ・アプリケーション(RACFなど)に定義されたリモート・ユーザー名。空白は有効なリモート・ユーザー名です。
このサブコマンドを実行する前に、グラフィック管理インタフェースまたはtmloadcf
(1)およびdmloadcf
(1)を使用してアプリケーションを構成しておく必要があります。また、dmadmin delumap
は任意のアクティブなノード上で実行できます。
親トピック: delumap
A.3.3 移植性
このサブコマンドは、最新バージョンのOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAで使用可能であることがそのバージョンのドキュメントに記載されています。
親トピック: delumap
A.3.5 例
delumap -d ldom -R cics -p tuxusr -u CICSUSR
/*deletes the mapping of principal
tuxusr with remote user cicsusr */
関連項目:
dmadmin
(1)、addumap
(5)
親トピック: delumap
A.4 delusr
リモート・ドメインのユーザー/パスワード・ファイルからユーザーを削除します。
A.4.2 説明
delusr
はdmadmin
(1)のサブコマンドとしてのみ実行できます。このページの目的はこのサブコマンドのオプションについて説明し、例を示すことです。
このサブコマンドを使用すると、管理者はリモート・ドメインのリモート・ユーザー/パスワード表からリモート・ユーザー名とパスワードを削除できます。
アプリケーションがSNAタイプのゲートウェイを使用し、ubbconfig
ファイルでSECURITY
がUSER_AUTH
、ACL
またはMANDATORY ACL
に設定され、DMCONFIG
ファイルでSECURITY
がDM_USER_PW
に設定されている場合、エントリを削除すると、それらのエントリは、リモート・ユーザー名およびパスワードをローカルのユーザー名およびパスワードにマップするために使用できなくなります。
次のオプションを使用できます。
-
-d <local domain ID>
- これは、IDとパスワードが関連付けられているローカル・ドメイン・ゲートウェイの名前です。これは、
DMCONFIG
ファイルかグラフィック管理インタフェースでドメイン定義を作成する際に使用されたIDと同じです。 -
-R <remote domain ID>
- これは、IDとパスワードが関連付けられているリモート・ドメイン・ゲートウェイの名前です。これは、
DMCONFIG
ファイルかグラフィック管理インタフェースでドメイン定義を作成する際に使用されたIDと同じです。 -
-u <remote username>
- 削除するリモート・ユーザー名。
このサブコマンドを実行する前に、グラフィック管理インタフェースまたはtmloadcf
(1)およびdmloadcf
(1)を使用してアプリケーションを構成しておく必要があります。また、dmadmin deluser
は任意のアクティブなノード上で実行できます。
親トピック: delusr
A.4.3 移植性
このサブコマンドは、最新バージョンのOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAで使用可能であることがそのバージョンのドキュメントに記載されています。
親トピック: delusr
A.4.5 例
delusr -d tux -R cics -u CICSUSR /*deletes remote user CICSUSR to
cics domain users. The
administrator is prompted for a
password*/
関連項目:
addusr
(5)、modusr
(5)
親トピック: delusr
A.5 DMADM
/ドメイン管理用サーバー。
親トピック: 管理コマンド・リファレンス・ページ
A.5.2 説明
/ドメイン管理用サーバー(DMADM
)はTuxedoが提供するサーバーで、バイナリのドメイン構成ファイル(BDMCONFIG
ファイル)への実行時アクセスを提供します。DMADM
を起動する場合、バイナリ・バージョンのDMCONFIG
ファイルを含むファイルのパス名にBDMCONFIG
環境変数を設定しておく必要があります。
DMADM
は、DMADMGRP
などのグループ内で動作するサーバーとして、UBBCONFIG
のSERVERSセクションに記述されます。このグループ内で動作するDMADM
のインスタンスは1つのみである必要があり、応答キューが存在することはできません(REPLYQ
を"N"に設定する必要があります)。
SERVERSセクションでは、DMADM
サーバーのパラメータとして、SEQUENCE
、ENVFILE
、MAXGEN
、GRACE
、RESTART
、RQPERM
、およびSYSTEM_ACCESS
も指定できます。
親トピック: DMADM
A.5.4 例
次の例は、UBBCONFIG
ファイルで管理サーバーとゲートウェイ・グループを定義する方法を示しています。
#
*GROUPS
DMADMGRP LMID=mach1 GRPNO=1
gwgrp LMID=mach1 GRPNO=2
#
*SERVERS
DMADM SRVGRP="DMADMGRP" SRVID=1001 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
GWADM SRVGRP="gwgrp" SRVID=1002 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
GWSNAX SRVGRP="gwgrp" SRVID=1003 RQADDR="gwgrp" REPLYQ=N
RESTART=N MIN=1 MAX=1
ノート:
dmadmin(1)、tmboot(1)、dmconfig(5)、GWADM(5)、servopts(5)、ubbconfig(5)
『Oracle Tuxedo Domainsコンポーネントの使用』
親トピック: DMADM
A.6 dmadmin
Tuxedo System/Tドメイン管理コマンド・インタプリタです。
- 書式
- 説明
- 管理モードのコマンド
- 構成モードのコマンド
- 構成入力フォーマット
- 構成の制限事項
- 構成フィールド識別子/更新に関する制限事項
- DM_LOCAL_DOMAINSセクションの構成
- DM_REMOTE_DOMAINSセクションの構成
- DM_TDOMAINセクションの構成
- DM_OSITPセクションの構成
- DM_LOCAL_SERVICESセクションの構成
- DM_REMOTE_SERVICESセクションの構成
- DM_ROUTINGセクションの構成
- DM_ACCESS_CONTROLセクションの構成
- DM_PASSWORDSセクションの構成
- 構成モードでの診断
- 構成の例
- セキュリティ
- 環境変数
- 全般的な診断
- 相互運用性
- 移植性
親トピック: 管理コマンド・リファレンス・ページ
A.6.2 説明
dmadmin
対話型コマンド・インタプリタは、特定のTuxedo System/Tアプリケーションに対して定義されたドメイン・ゲートウェイ・グループを管理するために使用されます。このインタプリタは管理モードと構成モードの2つのモードで操作可能です。
dmadmin
コマンド・インタプリタは、パラメータなしで呼び出すと管理モードになります。これはデフォルトです。このモードでは、dmadmin
は、アクティブなアプリケーション内のアクティブなノード(ワークステーションを除く)で実行できます。アプリケーション管理者は、このモードを使用して、アクティブな任意のドメイン・ゲートウェイ・グループのパラメータを取得または変更できます。アプリケーション管理者は、このモードを使用して特定のローカル・ドメイン用のDMTLOG
の作成、破棄または再初期化を行うこともできます。この場合、そのローカル・ドメインに関連付けられたドメイン・ゲートウェイ・グループをアクティブにせず、対応するゲートウェイ・グループに割り当てられたマシン上でdmadmin
を実行する必要があります。
dmadmin
コマンド・インタプリタを-c
オプションかconfig
サブコマンドで呼び出すと構成モードになります。アプリケーション管理者は、このモードを使用して、バイナリ・バージョンのドメイン構成ファイル(BDMCONFIG
)において構成情報を更新または追加できます。
dmadmin
コマンド・インタプリタでは、BDMCONFIG
ファイルを管理するためにDOMAIN
管理用サーバー(DMADM
)を使用し、アクティブなDOMAIN
ゲートウェイ・グループを再構成するためにゲートウェイ管理サーバー(GWADM
)を使用する必要があります(ゲートウェイ・グルーごとに1つのGWADM
があります)。
親トピック: dmadmin
A.6.3 管理モードのコマンド
dmadmin
が呼び出された後は、次に示す構文に従って、プロンプト(">")からコマンドを入力してください。
command [arguments]
共通して出現するいくつかの引数には、defaultコマンドを使用してデフォルト値が与えられます。パラメータを受け付けるコマンドは、defaultコマンドによって設定されます。値が設定されているかどうかdefaultを調べます。値が設定されていない場合は、エラー・メッセージが戻されます。
一度設定したデフォルト値は、defaultコマンドで変更しない限り、セッション終了まで有効です。このデフォルト値は、コマンド行で明示的に値を入力してオーバーライドするか、「*」を入力してリセットします。オーバーライドの効果は、コマンドの単一のインスタンスの間有効です。
dmadmin
コマンドからの出力は、使用しているページ別表示コマンドに従ってページ別表示されます(後述のpaginateサブコマンドを参照)。
コマンドは、完全な名前または省略形(カッコ内に示す形式)で入力できます。その後に適切な引数を指定します。大カッコ[ ]で囲まれている引数は省略可能で、中カッコ{ }で囲まれている引数は、相互に排他的な選択肢を示します。多くのコマンドでlocal_domain_name
は必須引数ですが、デフォルト・コマンドでコマンドを設定できます。
以下のコマンドは、管理モードで使用できます。
-
addumap [ options ]
- ローカル/リモートのドメイン・ペアを作成するため、ローカル・ユーザー・マッピングをリモート・ユーザー・マッピングに追加します。マッピングは着信、発信、またはその両方に定義します。使用可能なオプションと例は、
addumap
(5)リファレンス・ページを参照してください。 -
addusr (addu) [ options ]
- リモート・ドメインのリモート・ユーザー/パスワード表にリモート・ユーザーおよびパスワードを追加します。使用可能なオプションと例は、
addusr
(5)リファレンス・ページを参照してください。 -
advertise (adv) –d local_domain_name[{ –all | service}]
- 指定するローカル・ドメインが提供するすべてのリモート・サービス、または指定するリモート・サービスを通知します。
-
audit (audit) –d local_domain_name[{off | on}]
- 指定されたローカル・ドメインに対して、監査トレースをアクティブ化(on)にまたはアクティブ解除(off)します。オプションが設定されていない場合は、現在の設定値が
on
とoff
で切り替わり、新しい設定が表示されます。初期設定はoff
です。 -
chbktime (chbt) –d local_domain_name –t bktime
- 特定のローカル・ドメインのブロッキング・タイムアウトを変更します。
-
config (config)
- 構成モードに入ります。このモードで発行されたコマンドは、この後で説明する「構成モードのコマンド」の項(次を参照)で定義される規則に従います。
-
crdmlog (crdlg) –d local_domain_name
- 現在のマシン(
dmadmin
が動作しているマシン)上の指定されたローカル・ドメインに対して、Domainsトランザクション・ログを作成します。このコマンドでは、DMCONFIG
ファイルで指定したパラメータが使用されます。指定のローカル・ドメインが現在のマシン上でアクティブであるか、ログがすでに存在する場合は、このコマンドは失敗します。 -
default (d) [–d local_domain_name]
- 対応する引数をデフォルト・ローカル・ドメインに設定します。デフォルトをリセットするには、引数として「*」を指定します。
-
delumap [ options ]
- ローカル/リモート・ドメイン・ペアのローカルからリモート・ユーザーへのマッピングを削除します。使用可能なオプションと例は、
delumap
(5)リファレンス・ページを参照してください。 -
delusr (delu) [ options ]
- リモート・ドメインのリモート・ユーザー/パスワード表からリモート・ユーザーおよびパスワードを削除します。使用可能なオプションと例は、
deluser
(5)リファレンス・ページを参照してください。 -
dsdmlog (dsdlg) –d local_domain_name [ –y ]
- 現在のマシン(
dmadmin
が動作しているマシン)上の指定されたローカル・ドメインのドメイン・トランザクション・ログを破棄します。このローカル・ドメインにDMTLOG
が定義されていないか、ローカル・ドメインがアクティブであるか、または未処理のトランザクション・レコードがログ内に存在している場合は、エラーが戻されます。「未処理のトランザクション」とは、グローバル・トランザクションがすでにコミットされているが、トランザクションの終了がまだ書き込まれていないトランザクションのことです。-y
オプションを指定せずにこのコマンドを実行すると、処理を続行する前に確認を求められます。SNAタイプのゲートウェイではdsdmlog
はサポートされていません。 -
echo (e) [{off | on}]
on
に設定すると、入力コマンド行をエコーします。オプションを指定しない場合は、現在の設定が切り替えられて新しい設定が出力されます。初期設定はoff
です。-
forgettrans (ft) –d local_domain_name [ –t tran_id]
- 指定したローカル・ドメインのヒューリスティック・ログ・レコードのいずれかまたはすべてを破棄します。トランザクション識別子
tran_id
が指定されている場合、そのトランザクションのヒューリスティック・ログ・レコードのみが破棄されます。トランザクション識別子tran_id
は、printtrans
コマンドまたはULOG
ファイルから取得できます。SNAタイプのゲートウェイではforgettrans
はサポートされていません。 -
help (h) [command]
- ヘルプ・メッセージを出力します。
command
を指定すると、そのコマンドの省略形、引数および説明が表示されます。引数をすべて省略すると、すべてのコマンドの構文が表示されます。 -
indmlog (indlg) –d local_domain_name [ –y ]
- 現在のマシン(
dmadmin
が動作しているマシン)上の指定されたローカル・ドメインのドメイン・トランザクション・ログを再初期化します。このローカル・ドメインにDMTLOG
が定義されていないか、ローカル・ドメインがアクティブであるか、または未処理のトランザクション・レコードがログ内に存在している場合は、エラーが戻されます。「未処理のトランザクション」とは、グローバル・トランザクションがすでにコミットされているが、トランザクションの終了がまだ書き込まれていないトランザクションのことです。-y
オプションを指定せずにコマンドを実行すると、処理を続行する前に確認を求められます。SNAタイプのゲートウェイではindmlog
はサポートされていません。 -
modusr (modu) [ options ]
- リモート・ドメインのパスワード表のリモート・パスワードを変更します。使用可能なオプションと例は、
modusr
(5)リファレンス・ページを参照してください。 -
paginate (page) [{off | on}]
- ページ区切りで出力します。オプションを指定しない場合は、現在の設定が切り替えられて新しい設定が出力されます。標準入力または標準出力が非端末デバイスでない限り、初期設定はonです。ページ別表示は標準入力と標準出力の両方が端末デバイスの場合にのみオンに設定できます。シェル環境変数のPAGERを使用すると、デフォルトのページ単位表示出力に使用するコマンドを上書きできます。デフォルトのページ別表示コマンドは、ネイティブのオペレーティング・システム環境に固有のコマンドです(たとえば、コマンド
pg
は、UNIXシステム・オペレーティング環境のデフォルトです)。 -
passwd (passwd) [ -r ] local_domain_name remote_domain_name
- 指定したローカルおよびリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの新規パスワードの入力を管理者に求めます。
-r
オプションは、既存のパスワードと新しいパスワードをシステム生成の新しいキーを使用して暗号化する必要があることを指定します。パスワードは最大で8文字までに切り捨てられます。 -
printdomain (pd) –d local_domain_name
- 指定のローカル・ドメインに関する情報を表示します。表示される情報には、接続されたリモート・ドメイン、ゲートウェイ・プロセスによって共有されているグローバル情報、およびドメイン・タイプのインスタンスによって変化する追加情報があります。
-
printstats (stats) –d local_domain_name
- 指定のローカル・ドメインによって収集された統計情報およびパフォーマンス情報を表示します。表示される情報は、ドメイン・ゲートウェイのタイプによって変わります。
-
printtrans (pt) –d local_domain_name
- 指定のローカル・ドメインのトランザクション情報を表示します。SNAタイプのゲートウェイでは
printtrans
はサポートされていません。 -
quit (q)
- セッションを終了します。
-
resume (res) –d local_domain_name [{ –all | service}]
- 指定のサービスの処理、または指定のローカル・ドメインで処理するすべてのリモート・サービスの処理を再開します。
-
stats (stats) –d local_domain_name[{ off | on | reset }]
- 指定されたローカル・ドメインの統計収集をアクティブ化(
on
)、非アクティブ化(off
)またはリセット(reset
)します。オプションが指定されていない場合は、現在の設定値がon
とoff
で切り替わり、新しい設定が表示されます。初期設定はoff
です。 -
suspend (susp) –d local_domain_name [{ –all | service}]
- 指定されたローカル・ドメイン用のリモート・サービスの1つあるいはすべてを一時停止します。
-
statsvc (statsvc) -d local_domain_access_point_name -t interval time number
- リモート・サービス呼出しで指定されたローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの統計監査トレースをアクティブ化(
on
)または非アクティブ化(off
)します。間隔値を0より大きくすると、機能をアクティブ化したときにその値が有効になります。初期設定はoff
です。統計監査トレースをアクティブ化しても、所定の間隔内でイベントが発生しなければ、GWADMによりデータが監査ファイルにフラッシュされることはありません。GWADMによりデータが監査ログ・ファイルにフラッシュされるのは、所定の間隔内で新しいデータが発生した場合のみです。 -
unadvertise (unadv) –d local_domain_name[{ –all | service}]
- 指定されたローカル・ドメインに対するリモート・サービス1つあるいはすべての通知を取り消します。
-
verbose (v) [{off | on}]
- 冗長モードで出力を生成します。オプションを指定しない場合は、現在の設定が切り替えられて新しい設定が出力されます。初期設定は
off
です。 -
! shellcommand
- シェルにエスケープして、
shellcommand
を実行します。 -
!!
- 直前のシェル・コマンドを繰り返します。
-
# [text]
- "#"で始まる行はコメント行で、無視されます。
-
<CR>
- 最後のコマンドを繰り返します。
親トピック: dmadmin
A.6.4 構成モードのコマンド
dmadmin
コマンドは、-c
オプションで実行するか、config
サブコマンドを使用すると構成モードになります。このモードでは、dmadmin
を使用して、BDMCONFIG
ファイルの実行時更新を行うことができます。dmadmin
は、追加または取得される入力フィールド値を含むバッファを管理し、各処理が終了すると出力フィールド値とステータスを表示します。ユーザーは任意のテキスト・エディタを使用して入力バッファを更新できます。
dmadmin
コマンドはまず希望のセクションを求めるプロンプトを表示し、次に希望の操作を求めるプロンプトを表示します。
セクションのプロンプトは次のとおりです。
Sections:
1) LOCAL_DOMAINS 2) REMOTE_DOMAINS
3) LOCAL_SERVICES 4) REMOTE_SERVICES
5) ROUTING 6) ACCESS_CONTROL
7) PASSWORDS 8) TDOMAIN
9) OSITP 10) SNA
11) QUIT
Enter Section [1]:
デフォルト・セクションの番号は、プロンプトの終わりに大カッコ内に表示されます。デフォルトの値を受け入れるときは、[RETURN
]または[Enter
]を押します。別のセクションを選択するときは、その番号を入力して[RETURN
]または[Enter
]を押します。
次にdmadmin
は、希望の操作を求めるプロンプトを表示します。
Operations:
1) FIRST 2) NEXT
3) RETRIEVE 4) ADD
5) UPDATE 6) DELETE
7) NEW_SECTION 8) QUIT
Enter Operation [1]:
デフォルトの操作番号がプロンプトの終わりの大カッコ内に表示されます。RETURNまたはEnterを押してこのオプションを選択します。別の操作を選択するときは、その番号を入力してRETURNまたはEnterを押します。
現在サポートされている操作は次のとおりです。
- 1.FIRST
- 指定されたセクションの最初のレコードを取り出します。キー・フィールドは必要ありません(入力バッファに格納されていても、無視されます)。
- 2.NEXT
- 入力バッファ内のキー・フィールドに基づいて、指定したセクションから次のレコードを照会します。
- 3.RETRIEVE
- キー・フィールドで指定されたセクションから、指定されたレコードを取り出します(次のフィールドの説明を参照してください)。
- 4.ADD
- 指定したセクションに、指定したレコードを追加します。必須でないために指定されていないフィールドでは、
dmconfig
(5)で指定されたデフォルト値が使用されます。すべてのフィールドの現在の値は、出力バッファ内に戻されます。この操作は、System/T管理者のみ実行できます。 - 5.UPDATE
- 指定したセクションの入力バッファ内にある、指定したレコードを更新します。入力バッファ内で指定されていないフィールドは変更されません。すべてのフィールドの現在の値は、入力バッファ内に戻されます。この操作は、System/T管理者のみ実行できます。
- 6.DELETE
- 入力バッファで指定したレコードを、選択したセクションから削除します。この操作は、System/T管理者のみ実行できます。
- 7.NEW SECTION
- 入力バッファをクリアします(すべてのフィールドは削除されます)。この操作の直後に、
dmadmin
によって再度セクションを指定するように求められます。 - 8.QUIT
- プログラムを正常に終了します(
dmadmin
は終了します)。プロンプトで値q
を入力してもプログラムを終了できます。
構成操作を行う場合は、有効なユーザー識別子は、このプログラムが実行されるマシンのOracle Tuxedo管理者ユーザー識別子(UID
)と一致している必要があります。レコードの更新や追加を行う場合には、dmloadcf
(1)が使用する妥当性検査機能とすべてのデフォルト値が有効になります。
dmadmin
は次に、入力バッファを編集するかどうかを尋ねるプロンプトを表示します。
Enter editor to add/modify fields [n]?
値y
を入力すると、入力バッファが一時ファイルに変換され、テキスト・エディタが実行されます。環境変数EDITOR
を使用して、使用するエディタを決定します。デフォルトはed
です。入力形式はフィールド名とフィールド値の組合せです。この後の「構成入力フォーマット」
の項を参照してください。その後の項の表に、各DMCONFIG
のセクションに関連付けられているフィールド名を示します。フィールドのセマンティクスと、関連する範囲、デフォルト値、制限などは、dmconfig
(5)を参照してください。ほとんどの場合、フィールド名はDMCONFIG
ファイルのKEYWORD
と同じで、接頭辞として"TA_"が付いています。ユーザーが入力バッファの編集を完了すると、dmadmin
はそれを読み取ります。特定のフィールド名についての行が複数ある場合、最初のオカレンスが使用され、他のオカレンスは無視されます。なんらかのエラーが発生すると、構文エラーが表示され、その問題を訂正するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。
Enter editor to correct?
問題を訂正しない場合(レスポンスn
)は、入力バッファにフィールドは含まれません。問題を訂正する場合は、エディタが再度実行されます。
最後に、dmadmin
は操作を行う必要があるかどうかを尋ねます。
Perform operation [y]?
操作が完了すると、戻り値が次のように表示されます。
Return value TAOK
これに続いて出力バッファ・フィールドが表示されます。次に、プロセスが再開され、セクションを求めるプロンプトが表示されます。すべての出力バッファ・フィールドは、バッファがクリアされないかぎり、入力バッファ内で利用できます。
いつでもブレークを入力して、セクションを求めるプロンプトでの対話を再開できます。
「QUIT」
を選択すると、ASCIIバージョンの構成のバックアップを作成する認可を求めるプロンプトが表示されます。
Unload BDMCONFIG file into ASCII backup [y]?
バックアップを選択した場合、ファイル名の入力を求めるプロンプトが表示されます。
Backup filename [DMCONFIG]?
成功時にはバックアップが作成されたことが示され、失敗時にはエラーが表示されます。
親トピック: dmadmin
A.6.5 構成入力フォーマット
入力パケットは、次のようにフォーマットされた行で構成されます。
fldname<tabs>fldval
フィールド名は、1つまたは複数のタブ(または空白)によってフィールド値と区別されます。
長いフィールド値は、1つまたは複数のタブ(dmadmin
に再度読み込まれたときに破棄されます)で始まる継続行を使用することで、次の行に継続できます。
改行文字だけで構成される空の行は無視されます。
表示できない文字をフィールド値に入力したり、タブをフィールド値の先頭に付けたりするには、バックスラッシュを入力し、その後に必要な文字を2文字の16進表現で入力します(UNIXリファレンス・マニュアルでASCII(5)の項を参照)。たとえば、空白は「\20」として入力データに入力できます。バックスラッシュそのものは、2つのバックスラッシュ記号を使用して入力できます。dmadmin
では、このフォーマットのすべての入力が認識されます。このフォーマットは表示できない文字の場合に最も役立ちます。
親トピック: dmadmin
A.6.6 構成の制限事項
次に動的Domainsを再構成する機能についての全般的な制限事項を示します。
- キー・フィールドの値(次のセクションを参照)は変更できません。システムが停止しているときに、構成ファイルを再ロードすれば、キー・フィールドを変更できます。
- 動的削除は、ローカル・ドメインがアクティブ(該当するゲートウェイ・グループが動作中)のときは実行できません。
親トピック: dmadmin
A.6.7 構成フィールド識別子/更新に関する制限事項
次の項では、DMCONFIG
の各セクションについて次の情報を説明します。
DMCONFIG
の各フィールドのフィールド識別子- 識別子のフィールド・タイプ
- フィールドの更新
適用可能なフィールド値はすべて、取出し操作によって返されます。レコードを追加できるフィールド、またはレコードを追加するために必要なフィールドについては、dmconfig
(5)で説明します。以降でキー
と示すフィールドは、セクション内のレコードを一意に識別するために使用するキー・フィールドです。これらのキー・フィールドは、更新を行うとき入力バッファ内になければならないほか、動的に更新することができません。更新
列は、どのようなときにフィールドを更新できるかを示しています。可能な値は次のとおりです:
親トピック: dmadmin
A.6.8 DM_LOCAL_DOMAINSセクションの構成
次の表に、DM_LOCAL_DOMAINSセクションのフィールドの一覧を示します。
表A-1 DM_LOCAL_DOMAINSセクション
フィールド識別子 | フィールド・タイプ | 更新 | 備考 |
---|---|---|---|
TA_LDOM | 文字列 | NoGW | キー |
TA_AUDITLOG | 文字列 | はい | - |
TA_BLOCKTIME | 数値 | はい | - |
TA_DOMAINID | 文字列 | NoGW | - |
TA_DMTLOGDEV | 文字列 | NoGW | - |
TA_DMTLOGNAME | 文字列 | NoGW | - |
TA_DMTLOGSIZE | 数値 | NoGW | - |
TA_GWGRP | 文字列 | NoGW | - |
TA_MAXDATALEN | 数値 | はい | - |
TA_MAXRDOM | 数値 | はい | - |
TA_MAXRDTRAN | 数値 | NoGW | - |
TA_MAXTRAN | 数値 | NoGW | - |
TA_SECURITY | 文字列 | はい | フォーマット: {NONE | APP_PW | DM_PW} |
TA_TYPE | 文字列 | NoGW | フォーマット: {TDOMAIN | OSITP | SNA} |
親トピック: dmadmin
A.6.9 DM_REMOTE_DOMAINSセクションの構成
次の表に、DM_REMOTE_DOMAINSセクションのフィールドの一覧を示します。
表A-2 DM_REMOTE_DOMAINSセクション
フィールド識別子 | フィールド・タイプ | 更新 | 備考 |
---|---|---|---|
TA_RDOM | 文字列 | いいえ | キー |
TA_DOMAINID | 文字列 | いいえ | - |
TA_TYPE | 文字列 | いいえ | フォーマット: {TDOMAIN | OSITP | SNA} |
TA_CODEPAGE | 文字列 | いいえ | コードページ・ファイル名 |
親トピック: dmadmin
A.6.10 DM_TDOMAINセクションの構成
DM_TDOMAINセクションには、TDOMAIN
タイプ・ドメインが必要とするネットワーク・アドレッシング・パラメータが含まれています。次の表に、このセクションのフィールドの一覧を示します。
表A-3 DM_TDOMAINセクション
フィールド識別子 | フィールド・タイプ | 更新 | 備考 |
---|---|---|---|
TA_LDOMまたはTA_RDOM | 文字列 | いいえ/NoGW | キー |
TA_NWADDR | 文字列 | いいえ/NoGW | ASCII形式(NULL文字を除く) |
ドメイン識別子(TA_LDOM
)がローカル・ドメイン識別子の場合、TA_NWADDR
フィールドは、そのローカル・ドメインを表すゲートウェイ・グループが実行中でないときに更新できます。
表A-4 DM_OSITPセクション
フィールド識別子 | フィールド・タイプ | 更新 | 備考 |
---|---|---|---|
TA_LDOMまたはTA_RDOM | 文字列 | いいえ/NoGW | キー |
TA_APT | 文字列 | いいえ/NoGW | - |
TA_AEQ | 文字列 | いいえ/NoGW | - |
TA_AEQ | 文字列 | いいえ/NoGW | - |
TA_ACN | 文字列 | いいえ/NoGW | - |
TA_APID | 文字列 | いいえ/NoGW | - |
TA_AEID | 文字列 | いいえ/NoGW | - |
TA_PROFILE | 文字列 | いいえ/NoGW | - |
親トピック: dmadmin
A.6.11 DM_OSITPセクションの構成
DM_OSITPセクションには、OSITP
タイプ・ドメインが必要とするネットワーク・アドレッシング・パラメータが含まれています。次の表に、このセクションのフィールドの一覧を示します。
ドメイン識別子(TA_LDOM
)がローカル・ドメイン識別子の場合、この表の他のフィールドは、そのローカル・ドメインを表すゲートウェイ・グループが実行中でないときに更新できます。
親トピック: dmadmin
A.6.12 DM_LOCAL_SERVICESセクションの構成
次の表に、DM_LOCAL_SERVICESセクションのフィールドの一覧を示します。
表A-5 DM_LOCAL_SERVICESセクション
フィールド識別子 | フィールド・タイプ | 更新 | 備考 |
---|---|---|---|
TA_SERVICENAME | 文字列 | いいえ | キー |
TA_LDOM | 文字列 | はい | - |
TA_RNAME | 文字列 | はい | - |
TA_ACLNAME | 文字列 | はい | - |
TA_BUFTYPE | 文字列 | はい | - |
TA_BUFSTYPE | 文字列 | はい | - |
TA_OBUFTYPE | 文字列 | はい | - |
TA_OBUFSTYPE | 文字列 | はい | - |
親トピック: dmadmin
A.6.13 DM_REMOTE_SERVICESセクションの構成
次の表に、DM_REMOTE_SERVICESセクションのフィールドの一覧を示します。
表A-6 DM_REMOTE_SERVICESセクション
フィールド識別子 | フィールド・タイプ | 更新 | 備考 |
---|---|---|---|
TA_SERVICENAME | 文字列 | いいえ | キー |
TA_RDOM | 文字列 | いいえ | キー |
TA_LDOM | 文字列 | いいえ | キー |
TA_RNAME | 文字列 | はい | - |
TA_CONV | 文字列 | NoGW | フォーマット: {Y | N} |
TA_BUFTYPE | 文字列 | はい | - |
TA_BUFSTYPE | 文字列 | はい | - |
TA_OBUFTYPE | 文字列 | はい | - |
TA_OBUFSTYPE | 文字列 | はい | - |
TA_ROUTINGNAME | 文字列 | はい | - |
TA_TRANTIME | 数値 | はい | - |
TA_FUNCTION | 文字列 | いいえ | - |
親トピック: dmadmin
A.6.14 DM_ROUTINGセクションの構成
次の表に、DM_ROUTINGセクションのフィールドの一覧を示します。
表A-7 DM_ROUTINGセクション
フィールド識別子 | フィールド・タイプ | 更新 | 備考 |
---|---|---|---|
TA_ROUTINGNAME | 文字列 | いいえ | キー |
TA_FIELD | 文字列 | はい | - |
TA_RANGE | 文字列 | はい | - |
TA_BUFTYPE | 文字列 | はい | - |
TA_ACLNAME | 文字列 | いいえ | キー |
TA_RDOM | 文字列 | はい | - |
親トピック: dmadmin
A.6.15 DM_ACCESS_CONTROLセクションの構成
次の表に、DM_ACCESS_CONTROLセクションのフィールドの一覧を示します。
表A-8 DM_PASSWORDSセクション
フィールド識別子 | フィールド・タイプ | 更新 | 備考 |
---|---|---|---|
TA_ACLNAME | 文字列 | いいえ | キー |
TA_RDOM | 文字列 | はい | - |
親トピック: dmadmin
A.6.16 DM_PASSWORDSセクションの構成
次の表に、DM_PASSWORDSセクションのフィールドの一覧を示します。
表A-9 DM_PASSWORDSセクション
フィールド識別子 | フィールド・タイプ | 更新 | 備考 |
---|---|---|---|
TA_LDOM | 文字列 | いいえ | キー |
TA_RDOM | 文字列 | いいえ | キー |
TA_LPWD | 文字列 | はい | 形式: {Y | N | U} |
TA_RPWD | 文字列 | はい | 形式: {Y | N | U} |
TA_LPWD
およびTA_RPWD
は、ローカル・ドメインまたはリモート・ドメイン(あるいはその両方)について定義済のパスワードがあるかどうかを示します。パスワードは表示されません。UPDATE
操作を選択した場合は、対応するフィールドの値をU
に設定する必要があります。この場合、エコーがオフになり、対応するパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
親トピック: dmadmin
A.6.17 構成モードでの診断
dmadmin
は、FML型付きバッファを割当てできない場合、ユーザーの/etc/passwd
エントリを判別できない場合、または環境変数FIELDTBLS
またはFLDTBLDIR
を再設定できない場合に失敗します。
各操作の完了後、dmadmin
によって表示される戻り値は、リクエストされた操作のステータスを示します。戻り値には3つのクラスがあります。
次の戻り値は、権限に関する問題またはTuxedo System/Tの通信エラーを示しています。戻り値は、操作が正常に完了しなかったことを示しています。
-
[TAEPERM]
- 呼出し側プロセスで
ADD
、UPDATE
、またはDELETE
のいずれかの操作が指定されましたが、System/T管理者として実行されていません。更新操作は管理者(つまり、TUXCONFIG
ファイルのRESOURCES
セクションのUID
属性で指定されたユーザー)が実行する必要があります。 -
[TAESYSTEM]
- Tuxedo System/Tのエラーが発生しました。このエラーの正確な性質は
userlog(3)
に書き込まれます。 -
[TAEOS]
- オペレーティング・システムのエラーが発生しました。
-
[TAETIME]
- ブロッキング・タイムアウトが発生しました。入力バッファは更新されないので、検索操作に使用される情報は何も戻されません。更新操作のステータスは、更新されたレコードで取出しを行うことでチェックできます。
以下の戻り値は、処理そのものの実行に問題があることを示します。通常は、入力バッファ内のアプリケーション・データに関するセマンティクスの問題です。文字列フィールドTA_STATUS
が出力バッファに設定されます。このフィールドは、問題を説明する短いテキストを含みます。文字列フィールドTA_BADFLDNAME
に、問題を引き起こした値が含まれるフィールドの名前が設定されます(エラーが1つのフィールドに関係している場合)。
-
[TAECONFIG]
BDMCONFIG
ファイルの読み取り中にエラーが発生しました。-
[TAEDUPLICATE]
- 重複するレコードを追加しようとしました。
-
[TAEINCONSIS]
- 1つまたは一連のフィールド値の指定が矛盾しています。
-
[TAENOTFOUND]
- 操作対象として指定されたレコードが見つかりませんでした。
-
[TAENOSPACE]
- 更新を行う操作が試行されましたが、BDMCONFIGファイル内に十分なスペースがありませんでした。
-
[TAERANGE]
- フィールド値が範囲外であるか、無効です。
-
[TAEREQUIRED]
- フィールド値が必要ですが、設定されていません。
-
[TAESIZE]
- 文字列フィールドのフィールド値が長すぎます。
-
[TAEUPDATE]
- 実行できない更新を試行しました。
次の戻り値は、操作が成功したことを示します。
dmunloadcf
を使用して構成のエントリを表示するとき、オプションのフィールド値は、値が設定されていない(文字列の場合)か0 (整数の場合)の場合には表示されません。これらのフィールドは、dmadmin
を使用するときに、出力バッファ内に常に表示されます。この方法で、管理者がエントリを取り出しやすくし、また以前に設定されていないフィールドを更新しやすくします。エントリには、フィールド名が含まれ、タブが後に続きますが、フィールド値はありません。
親トピック: dmadmin
A.6.18 構成の例
次の例では、dmadmin
を使用して新しいリモート・ドメインを追加します。ed
がエディタとして使用されます。
$ EDITOR=ed dmadmin
> config
Sections:
1) LOCAL_DOMAINS 2) REMOTE_DOMAINS
3) LOCAL_SERVICES 4) REMOTE_SERVICES
5) ROUTING 6) ACCESS_CONTROL
7) PASSWORDS 8) TDOMAIN
9) OSITP 10) SNA
11) QUIT
Enter Section [1]: 2
Operations:
1) FIRST 2) NEXT
3) RETRIEVE 4) ADD
5) UPDATE 6) DELETE
7) NEW_SECTION 8) QUIT
Enter Operation [1]: 4
Enter editor to add/modify fields [n]? y
a
TA_RDOM B05
TA_DOMAINID BA.BANK05
TA_TYPE TDOMAIN
w
53
q
Perform operation [y]? <return>
Return value TAUPDATED
Buffer contents:
TA_OPERATION 4
TA_SECTION 2
TA_DOMAINID BA.BANK05
TA_RDOM B05
TA_TYPE TDOMAIN
TA_STATUS Update completed successfully
Operations:
1) FIRST 2) NEXT
3) RETRIEVE 4) ADD
5) UPDATE 6) DELETE
7) NEW_SECTION 8) QUIT
Enter Operation [4]: 7
Sections:
1) LOCAL_DOMAINS 2) REMOTE_DOMAINS
3) LOCAL_SERVICES 4) REMOTE_SERVICES
5) ROUTING 6) ACCESS_CONTROL
7) PASSWORDS 8) TDOMAIN
9) OSITP 10) QUIT
Enter Section [1]: 8
Operations:
1) FIRST 2) NEXT
3) RETRIEVE 4) ADD
5) UPDATE 6) DELETE
7) NEW_SECTION 8) QUIT
Enter Operation [6]: 4
Enter editor to add/modify fields [n]? y
a
TA_RDOM B05
TA_NWADDR 0x00020401c0066d05
w
55
q
Perform operation [y]? <return>
Return value TAUPDATED
Buffer contents:
TA_OPERATION 4
TA_SECTION 8
TA_RDOM B05
TA_NWADDR 0x00020401c0066d05
TA_STATUS Update completed successfully
Operations:
1) FIRST 2) NEXT
3) RETRIEVE 4) ADD
5) UPDATE 6) DELETE
7) NEW_SECTION 8) QUIT
Enter Operation [4]: 8
> quit
The dmadmin program ends.
親トピック: dmadmin
A.6.19 セキュリティ
dmadmin
がアプリケーション管理者のUID
を使用して実行された場合、信頼性のあるユーザーであると想定され、セキュリティはバイパスされます。dmadmin
が別のユーザーIDで実行された場合、およびセキュリティ・オプションがTUXCONFIG
ファイル内で使用可能になっている場合は、dmadmin
プログラムを開始するための対応するアプリケーション・パスワードが必要です。標準入力が端末である場合、dmadmin
はエコーをオフの状態でユーザーにパスワードの入力を求めます。標準入力が端末でない場合は、パスワードは環境変数APP_PW
から取り出されます。この環境変数が指定されていないときにアプリケーション・パスワードが必要な場合は、dmadmin
を開始できません。
別のユーザーID (管理者のUID以外)で実行中の場合、制限されたセットのコマンドしか使用できません。
親トピック: dmadmin
A.6.20 環境変数
dmadmin
コマンドは環境変数FIELDTBLS
およびFLDTBLDIR
を再設定して、${TUXDIR}/udataobj/dmadminフィールド表をピックアップします。このため、TUXDIR
環境変数は適切に設定する必要があります。
アプリケーションでセキュリティが必要なときに、dmadmin
への標準入力が端末からではない場合、APP_PW
環境変数は対応するアプリケーション・パスワードに設定する必要があります。
TUXCONFIG
環境変数は、Tuxedo System/T構成ファイルのパス名に設定する必要があります。
親トピック: dmadmin
A.6.21 全般的な診断
dmadmin
コマンドをシステムがブートする前に入力すると、次のメッセージが表示されます。
No bulletin board exists. Only logging commands are available.
次にdmadmin
は、対応するコマンドを求めるプロンプトを表示します。
入力されたアプリケーション・パスワードが正しくないか、環境を通してシェル・スクリプトで利用できない場合、ログ・メッセージが生成され、次のメッセージが表示されてコマンドが終了します。
Invalid password entered.
親トピック: dmadmin
A.6.22 相互運用性
/SNA用のdmadmin
をTuxedo System/T R6.5にインストールする必要があります。R6.5のゲートウェイを使用する同じドメイン内の他のノードとしては、Tuxedo System/T R4.2.2以降を指定できます。
親トピック: dmadmin
A.6.23 移植性
このコマンド・インタプリタは、UNIXおよびWindows NTオペレーティング・システム上でTuxedo System/Tが提供する管理ツールとしてサポートされています。
関連項目:
dmloadcf
(1)、tmadmin
(1)、dmconfig
(5)、DMADM
(5)、addusr
(5)、delusr
(5) 『Oracle Tuxedo Domainsコンポーネントの使用』
親トピック: dmadmin
A.7 dmconfig
Tuxedo System/T ASCIIドメイン構成ファイルです。
- 説明
- 定義
- 構成ファイルの形式
- DM_LOCAL_DOMAINSセクション
- DM_REMOTE_DOMAINSセクション
- DM_TDOMAINセクション
- DM_OSITPセクション
- DM_SNACRMセクション
- DM_SNASTACKSセクション
- DM_SNALINKSセクション
- DM_ACCESS_CONTROLセクション
- DM_LOCAL_SERVICESセクション
- DM_REMOTE_SERVICESセクション
- DM_ROUTINGセクション
- ファイル
- 例1
- 例2
- 例3
親トピック: 管理コマンド・リファレンス・ページ
A.7.1 説明
dmconfig
はTuxedoシステム/ドメインのドメイン構成ファイルのASCIIバージョンです。DMCONFIG
という環境変数名で呼ばれることもあります。dmconfig
ファイルが解析され、dmloadcf
ユーティリティによってバイナリ・バージョンにロードされます。バイナリ構成ファイルBDMCONFIG
には、他のドメインとの通信に必要なコンテキストを初期化するためにドメイン・ゲートウェイで使用される情報が含まれています。dmadmin
は、モニタリング活動でバイナリ・ファイル(またはそのコピー)を使用します。/ドメイン機能を使用するTuxedoシステム/ドメイン・アプリケーションには、BDMCONFIG
ファイルが1つあります。
DMCONFIG
ファイルおよびそのバイナリ・バージョンBDMCONFIG
は、非/ドメインSystem/TアプリケーションのUBBCONFIG
およびTUXCONFIG
ファイルに類似しています。DMCONFIG
ファイルは、ドメインとなるよう非/ドメインSystem/Tアプリケーションの定義を拡張したものです。
親トピック: dmconfig
A.7.2 定義
Tuxedoシステム/ドメイン・アプリケーション
は、環境として単一のTUXCONFIG
ファイルに記述、定義されています。System/Tアプリケーションは、別のSystem/Tアプリケーションや別のTPアプリケーションと、ドメイン・ゲートウェイ・グループを介して通信できます。Tuxedoシステム/ドメインの世界では、アプリケーション
はTPドメイン
と同じです。
ゲートウェイ・グループ
は、ドメイン・ゲートウェイ・プロセスの集合で、特定タイプのTPドメインとの通信サービスを提供します。
ドメイン・ゲートウェイ
は、Tuxedoシステム/ドメイン・プロセスで、リクエストおよび応答を他のTPドメインに中継します。
ローカル・ドメイン
は他のドメインからアクセス可能なアプリケーションの部分(サービスのセットまたはサブセット)として位置付けられます。ローカル・ドメインは常にドメイン・ゲートウェイ・グループで表されるため、これらの用語は同義語として使用されます。
リモート・ドメイン
はゲートウェイ・グループを介してアクセスされるリモート・アプリケーションです。リモート・アプリケーションは、別のTuxedoシステム/ドメイン・アプリケーションであるか、別のTPシステムの下で実行されるアプリケーションのいずれかです。
リモート・サービス
は、リモート・ドメイン提供のサービスであり、ゲートウェイ・グループを介してローカル・アプリケーション・グループからアクセス可能です。
ローカル・サービス
は、ローカル・ドメインのサービスであり、ゲートウェイ・グループを介してリモート・ドメインからアクセス可能です。
親トピック: dmconfig
A.7.3 構成ファイルの形式
ドメイン構成ファイルの形式は次のとおりです。
- ファイルは8つの設定セクションから構成されます。先頭にアスタリスク(∗)が付いている行は、指定セクションの始まりを示します。このような行では必ず、*の直後にセクションの名前が続きます。使用可能なセクション名は、
DM_LOCAL_DOMAINS
、DM_REMOTE_DOMAINS
、DM_SNACRM、DM_SNASTACKS、DM_SNALINKS、DM_LOCAL_SERVICES
、DM_REMOTE_SERVICES
、DM_ROUTING
、DM_ACCESS_CONTROL,DM_OSITP
およびDM_TDOMAIN
です。DM_LOCAL_DOMAINS
セクションはDM_REMOTE_DOMAINS
/の前に指定する必要があります。 - 通常、パラメータは
KEYWORD = value
で指定します。これにより、KEYWORD
がvalue
に設定されます。有効なキーワードについては、以下の各セクションで説明します。KEYWORD
は予約されているため、引用符が付いている場合を除き、value
としては使用できません。予約語のDEFAULT:で始まる行にはパラメータ指定が含まれ、そのセクション内の後続のすべての行に対して適用されます。デフォルトの指定はすべてのセクションで使用することができます。1つのセクションで複数回使用することもできます。これらの行の形式は次のとおりです。
DEFAULT: [KEYWORD1 = value1 [KEYWORD2 = value2 [...]]]
この行で設定した値は、別の
DEFAULT:
行によってリセットされるか、セクションが終わるまで有効です。これらの値は、DEFAULT:
行以外の行でオプションのパラメータを設定することで、オーバーライドすることもできます。DEFAULT:
以外の行でのパラメータ設定は、その行でのみ有効です。以降の行ではデフォルト設定に戻ります。DEFAULT:
が単独で行に出現した場合、それより前に設定されたデフォルトはすべてクリアされ、その値はシステムのデフォルトに戻ります。値が
numeric
の場合、Cの標準表記法を使用して基数を示します(つまり、基数16 (16進数)の接頭辞は0x、基数8 (8進数)の接頭辞は0、基数10 (10進数)の接頭辞はありません)。数値パラメータに指定できる値の範囲は、そのパラメータの説明の下に示されています。値が
identifier
の場合は、標準Cの規則が適用されます。identifier
はアルファベットまたはアンダースコアで始め、英数字またはアンダースコアのみを含む必要があります。識別子の最大長は、NULL終了文字を除いて30文字です。KEYWORD
と同じ識別子を使用することはできません。整数でも識別子でもない値は、二重引用符で囲む必要があります。特定の特殊文字は、バックスラッシュを使用して文字列内でエスケープできます。「\\」は単一のバックスラッシュを表します。「
\“\“
」は二重引用符、「\n」は改行、「\t」はタブ、「\f」はフォーム・フィード、「\x」(「x」は前述のいずれかの特殊文字以外の文字)は「x」を表します。 - 入力フィールドは、1つ以上の空白(またはタブ)文字で区切ります。
- 「#」はコメントを示します。復帰改行文字でコメントを終了します。
- 空白行とコメントは無視されます。
- コメントは任意の行の最後に自由に入力できます。
- 行は、復帰改行の後に最低1つのタブを置いて継続できます。コメントを継続することはできません。
親トピック: dmconfig
A.7.4 DM_LOCAL_DOMAINSセクション
このセクションは、ローカル・ドメインと、それに関連付けるゲートウェイ・グループを指定します。このセクションは、ゲートウェイ・グループ(ローカル・ドメイン)ごとにエントリを持つ必要があります。各エントリでは、グループで実行中のドメイン・ゲートウェイ・プロセスに必要なパラメータを指定します。
エントリの形式は次のとおりです。
LDOM
必須パラメータ [オプション・パラメータ]
LDOM
は、各ローカル・ドメインを指定するために使用されるidentifier
の値です。LDOM
は特定の構成で一意である必要があります。DM_LOCAL_SERVICESセクションの説明にあるように、LDOM
はローカル・サービスを特定のゲートウェイ・グループと接続する識別子です。
次は、必須パラメータです。
-
GWGRP = identifier
- このローカル・ドメインを表すゲートウェイ・サーバー・グループの名前(
TUXCONFIG
ファイルに指定されている名前)を指定します。DOMAINID
(次を参照)とゲートウェイ・サーバー・グループの名前には1対1の関係があり、各GWGRP
は独自の一意のDOMAINID
を持つ必要があります。 -
TYPE = identifier
- ローカル・ドメインをクラスにグループ化するために使用します。
TYPE
は、TDOMAIN
、OSITP
またはSNAX
に設定できます。TDOMAIN
は、このローカル・ドメインが別のTuxedoシステム/ドメインのみと通信できることを示します。OSITP
は、このローカル・ドメインがOSI-TPプロトコルを介して別のTPドメインと通信できることを示します。SNA
は、このローカル・ドメインがLU6.2プロトコルを介してMVS/CICSリージョンと通信することを示します。ドメイン・タイプは$TUXDIR/udataobj/DMTYPE
ファイルに定義する必要があります。 -
DOMAINID =
string
- ローカル・ドメインの識別に使用します。
DOMAINID
はローカル・ドメインとリモート・ドメインの両方含めて一意でなければなりません。string
の値は、一連の文字("BA.CENTRAL01"など)か、または"0x"で始まる16進数("0x0002FF98C0000B9D6"など)です。DOMAINID
は、32オクテット以下で指定する必要があります。文字列を指定する場合は、32文字以内で指定する必要があります(最後のNULLを含む)。 -
DMTLOGDEV =
string
- このマシンのドメイン・トランザクション・ログ(
DMTLOG
)を格納するTuxedoファイル・システムを指定します。DMTLOG
は、TuxedoシステムのVTOC表としてデバイスに格納されています。このパラメータを指定しない(TYPE=SNADOM
の場合は指定しないでください)場合、ドメイン・ゲートウェイ・グループはリクエストをトランザクション・モードで処理できません。同じマシン上で実行するローカル・ドメインは、同じDMTLOGDEV
ファイル・システムを共有できますが、ローカル・ドメインごとに、DMTLOGNAME
キーワードで指定した個別のログ(DMTLOGDEV
の表)を作成する必要があります。オプション・パラメータは、ドメイン・ゲートウェイの操作で使用されるリソースおよび制限を記述します。
-
AUDITLOG = string
- このローカル・ドメインの監査ログ・ファイルの名前を指定します。監査ログ機能は
dmadmin
(1)コマンドによってアクティブ化し、このローカル・ドメイン内で行われるすべての操作を記録します。監査ログ機能がオンになっており、このパラメータが指定されていないと、環境変数$APPDIR
によって指定されたディレクトリまたはTUXCONFIG
ファイルのMACHINESセクションのAPPDIR
キーワードで指定されるディレクトリに、DMmmddyy
.LOG (mm
=月、dd
=日、yy
=年)というファイルが作成されます。 -
BLOCKTIME = numeric
- ブロッキング呼出しの最大待機時間を指定します。値は
TUXCONFIG
ファイルに指定されているSCANUNIT
パラメータとの積になります。SCANUNIT * BLOCKTIME
の値はSCANUNIT
以上、32,768秒未満にならなくてはなりません。このパラメータを指定しないと、TUXCONFIG
ファイルに指定されたBLOCKTIME
パラメータの値にデフォルト値が設定されます。タイムアウトは、常に、関連するリクエストが失敗したことを示します。トランザクション内でリクエストが発行された場合は、TUXCONFIG
でトランザクションに指定されたタイムアウトが必ず使用されます。 -
DMTLOGNAME = identifier
- このドメインのドメイン・トランザクション・ログの名前を指定します。この名前は、複数のローカル・ドメインで同じ
DMTLOGDEV
を使用する場合、ユニークでなければなりません。これを指定しない場合は、デフォルトでDMTLOG
文字列が設定されます。名前は30文字以下にしてください。SNAタイプのゲートウェイではトランザクションがサポートされていないため、TYPE=SNADOM
の場合、このパラメータは意味を持ちません。 -
DMTLOGSIZE = numeric
- このマシンのドメイン・トランザクション・ログのサイズをページ数単位で指定します。0より大きく、Tuxedoファイル・システム上の空き領域より小さい値を指定します。指定しない場合、デフォルト値は100ページです。SNAタイプのゲートウェイではトランザクションがサポートされていないため、
TYPE=SNADOM
の場合、このパラメータは意味を持ちません。 -
MAXDATALEN = numeric
- このローカル・ドメインによって公開されたすべてのサービスとの間で送受信できる最大データ量(バイト単位)を指定します。このパラメータを指定しない場合は制限がなくなります。
-
MAXRDOM = numeric
- ゲートウェイごとに許可する接続(または、ドメインのタイプが
OSITP
の場合は、ダイアログ)の最大数を指定します。このパラメータを指定しない場合は制限がなくなります。 -
MAXRDTRAN = numeric
- トランザクションに含めることのできるドメインの最大数を指定します。この値は0より大きく、32,768未満でなければなりません。指定されていない場合、デフォルトは16です。SNAタイプのゲートウェイではトランザクションがサポートされていないため、
TYPE=SNADOM
の場合、このパラメータは意味を持ちません。 -
MAXTRAN = numeric
- このローカル・ドメイン上で同時に実行できるグローバル・トランザクションの最大数を指定します。0以上で、
TUXCONFIG
ファイルに定義されているMAXGTT
パラメータ以下の値を指定します。値を指定しない場合は、デフォルトのMAXGTT
が指定されます。 -
MAXSENDLEN = numeric
- このローカル・ホストとの間で送受信するメッセージの最大長(バイト)を指定します。このパラメータを設定した場合、送受信されるすべてのメッセージはMAXSENDLENバイト以下のパケットに分割されます。このパラメータを指定しない場合は制限がなくなります。
-
STATISTICS_INTERVAL= numeric
- 統計トレースが監査ログ・ファイルにフラッシュされる時間間隔(秒単位)を指定します。このオプション値がゼロより大きい場合、リモート・ドメイン・サービス呼出しの統計収集機能が有効になります。オプションが指定されていないか、ゼロに設定されている場合、この機能は無効になります。この値は0以上、32,768未満である必要があります。
-
STATISTICSLOG_PFX= string [1...256]
- ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの統計ログ・ファイルの絶対パス名の接頭辞を指定します。このオプションは、ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントからリモート・ドメインへのすべてのサービス呼出しを記録する統計ログ機能(dmadminコマンドによりアクティブ化)に関連付けられています。
-
SECURITY = value
- 実行するアプリケーション・セキュリティの種類。次は、SNAタイプのゲートウェイのセキュリティに関する説明です。
UBBCONFIG
およびDMCONFIG
ファイルの両方でSECURITY
パラメータを設定すると、次の効果があります。
DM_LOCAL_DOMAINS
のSecurityパラメータをNONE
またはAPP_PW
に設定すると、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAゲートウェイはセキュリティに関するアクションを実行しません。- ただし、
UBBCONFIG
ファイルのSecurityパラメータをAPP_PW
に設定している場合は、クライアントがアプリケーションに参加するときに、アプリケーションのパスワードがAUTHSVC
によって検証されます。AUTHSVC
はユーザー・アプリケーションによって提供されます。
ローカル・ドメインからのアウトバウンド・リクエストごとにローカル・ドメインとホスト・システムの両方によってセキュリティを実行する場合は、次の設定を行う必要があります。
-
UBBCONFIG
ファイルのSecurityパラメータをUSER_AUTH
、ACL
またはMANDATORY_ACL
のいずれかに設定する必要があります -
DMCONFIG
ファイルのDM_LOCAL_DOMAINS
セクションのSecurityパラメータをDM_USER_PW
に設定する必要があります -
DMCONFIG
ファイルのDM_LOCAL_DOMAINS
セクションのSecurityパラメータをDM_USER_PW
に設定する必要があります -
DM_SNALINKS
のSecurityパラメータをIDENTIFY
またはVERIFY
に設定する必要があります
ホスト・システムからローカル・ドメインへのインバウンド・リクエストごとにローカル・ドメインとホスト・システムの両方によってセキュリティを実行する場合は、次の設定を行う必要があります。
-
UBBCONFIG
ファイルのSecurityパラメータをUSER_AUTH
、ACL
またはMANDATORY_ACL
のいずれかに設定する必要があります -
DMCONFIG
ファイルのDM_LOCAL_DOMAINS
セクションのSecurityパラメータをDM_USER_PW
に設定する必要があります -
DM_SNALINKS
のSecurityパラメータをIDENTIFY
またはVERIFY
に設定する必要があります
ホスト・システムに送信されたリクエストに対して、ローカル・プリンシパル・ユーザーIDがドメイン・セキュリティ表で特定され、関連するリモートのユーザーIDまたはユーザーIDおよびパスワードが、会話型通信起動スクリプトに配置された後で、LU6.2会話型通信で送信されます。(これが行われるのは、DMCONFIG
ファイルのDM_SNALINKS
セクションのSECURITY
がIDENTIFY
またはVERIFY
に設定されている場合です。)
ホスト・システムから送信されるリクエストごとに、ローカル・ドメインが会話型通信起動リクエストからリモートのユーザーIDまたはユーザーIDおよびパスワードを抽出し、ドメイン・セキュリティ表を確認します。この表には、サービスごとに保守されるローカル・プリンシパル・ユーザーIDおよびリモート・ユーザーIDのペアが含まれています。リモート・ユーザーIDはローカル・プリンシパル・ユーザーIDにマップされています。ローカル・プリンシパル・ユーザーIDとパスワードは、UBBCONFIG
ファイルに指定されている詳細なアクセス制御リスト(ACL)チェックに使用されます。
ローカル・ドメインは、ホスト・システムからリクエストを受信すると、ローカル・サービスのDMCONFIG
ファイルのACLをチェックし、リモート・ドメインからのリクエストが許可されているか確認します。DMCONFIG
ファイルにACLが含まれない場合、サービスはすべてのリクエストからアクセス可能です。
このため、ホスト・システムの接続定義のATTACHSEC
レベルがIdentify
またはVerify
の場合は、DMCONFIG SECURITY
パラメータをDM_USER_PW
に設定することで、会話型通信起動リクエストでユーザーIDおよびパスワードが送信されるようにする必要があります。
親トピック: dmconfig
A.7.5 DM_REMOTE_DOMAINSセクション
このセクションは認識されるリモート・ドメインとその特性のセットを指定します。
エントリの形式は次のとおりです。
RDOM required parameters [optional parameters]
RDOM
は、この構成で認識される各リモート・ドメインを識別するために使用されるidentifier
の値です。RDOM
はその構成で一意である必要があります。
次のパラメータは、必須です。
-
TYPE = identifier
- リモート・ドメインをクラスにグループ化するために使用します。
TYPE
は、TDOMAIN
、OSITP
またはSNAX
に設定できます。TDOMAIN
は、このリモート・ドメインが別のTuxedoシステム/ドメインのみと通信できることを示します。OSITP
は、このリモート・ドメインがOSI-TPプロトコルを介して他のTPドメインと通信できることを示します。SNAX
値は、このリモート・ドメインがLU6.2プロトコルを介してMVS/CICSリージョンと通信することを示します。 -
DOMAINID = string
- リモート・ドメインの識別に使用します。
DOMAINID
の長さは32オクテット以下にする必要があります。文字列を指定する場合は、32文字以内で指定する必要があります(最後のNULLを含む)。DOMAINID
はリモート・ドメイン間で一意である必要があります。string
の値は、一連の文字か、または0x
で始まる16進数です。
次のパラメータはオプションです。
-
CODEPAGE = “table identifier”
- ローカルのTuxedoアプリケーションとリモートのメインフレーム・アプリケーションとの間でASCIIとEBCDICの相互変換を行う際の変換表の指定に使用します。この表識別子は、変換表を含むファイルを記述し、二重引用符で囲む必要があります。ファイル(
$TUXDIR/udatajobj/codepage
ディレクトリ内)の名前は、変換に使用されるコード・ページ番号を組み合せたものです。次に例を示します: -
CODEPAGE=”00819x00297”
- ASCII CP-00819文字をフランス語EBCDIC CP-00297文字に、またはその逆に変換するための変換表を指定します。変換表は変更できます。詳細な文字リストは、「コードページ変換表」を参照してください。
親トピック: dmconfig
A.7.6 DM_TDOMAINセクション
このセクションでは、タイプTDOMAIN
のドメインで必要とされるアドレス情報を定義します。リモート・ドメインからローカル・サービスへのリクエストがローカル・ドメイン(ゲートウェイ・グループ)で受け付けられる場合、このセクションでは、ローカル・ドメインごと、および定義されたローカル・ドメインからアクセス可能なリモート・ドメインごとのエントリを設定する必要があります。
エントリの形式は次のとおりです。
DOM required parameters [optional parameters]
ここで、DOM
は、DM_LOCAL_DOMAINSセクションまたはDM_REMOTE_DOMAINSセクションのローカル・ドメイン(LDOM
)またはリモート・ドメイン(RDOM
)を識別するために使用されるidentifier
値です。DOM
識別子は、DM_LOCAL_DOMAINSセクションで以前に定義されたLDOM
またはDM_REMOTE_DOMAINSセクションの RDOM
と一致する必要があります。
以下は、必須パラメータです。
-
NWADDR = string
- このパラメータは、ローカルまたはリモートのドメインが他のTuxedoシステム/ドメインのドメインからの接続を受け入れるために使用するネットワーク・アドレスを指定します。
string
の形式が‘‘0xhex-digits’’
の場合、偶数の有効な16進数が含まれている必要があります。
次のパラメータはオプションです。
親トピック: dmconfig
A.7.7 DM_OSITPセクション
このセクションでは、タイプOSITP
のドメインで必要とされるアドレス情報を定義します。このセクションでは、ゲートウェイ・グループ(ローカル・ドメイン)ごとに1つ、OSITP
タイプのリモート・ドメインごとに1つのエントリが必要です。
エントリの形式は次のとおりです。
DOM required parameters [optional parameters]
DOM
は、DM_LOCAL_DOMAINSセクションまたはDM_REMOTE_DOMAINSセクション内のローカル・ドメイン(LDOM)またはリモート・ドメイン(RDOM)を識別するために使用されるidentifier
値です。DOM
識別子は、DM_LOCAL_DOMAINSセクションで以前に定義されたLDOM
またはDM_REMOTE_DOMAINSセクションのRDOM
と一致する必要があります。
次は、必須パラメータです。
-
APT = string
- このパラメータはOSIアプリケーション・プロセス・タイトル(APT)を指定します。APTは名前(アプリケーション・プロセス・タイトルのディレクトリ名)かオブジェクト識別子(ピリオドで区切った一連の整数値)です。
-
AEQ = string
- このパラメータはOSIアプリケーション構成要素修飾子(AEQ)を指定します。AEQは名前(特定のアプリケーション構成要素の相対識別名)か整数(APTがオブジェクト識別子の場合)です。
次は、オプション・パラメータです。
-
AET = string
- このパラメータはOSIアプリケーション構成要素タイトル(AET)を指定します。AETはアプリケーション・プロセス・タイトル(APT)とアプリケーション構成要素修飾子(AEQ)から構成され、ASN.1ではAETはSEQUENCE {APT, AEQ}として定義されます(ここで、APTおよびAETはタイプANYです)。
string
の値には、主に3つの形式が受け入れられます:-
encoded string
- これは、16進オクテット文字列としての単一値で、AETの有効なBERエンコーディングを表します(例、AET = "0x06062B80CE0F0107")。
-
{object identifier}, {integer}
- 最初の要素はオブジェクト識別子として定義されたAPTを表し(ピリオドで区切られた一連の整数値)、2番目の要素は整定数として定義されたAEQを表します(例、AET = "{1.3.15.0.3},{1}")。
-
{string}, {string}
- この形式では、APTとAEQをリテラルとして定義できます(例、AET = "{BA.CENTRAL01},{Tuxedo}")。
-
-
ACN = {XATMI | UDT}
- このパラメータは、このドメインで使用されるアプリケーション・コンテキスト名(ACN)のオブジェクト識別子を指定します。現在使用可能なアプリケーション・コンテキストは、
XATMI-ASE
(XATMI)およびUDT-ASE
(UDT)です。このパラメータを指定しない場合は、ACNがXATMI-ASE
アプリケーション・コンテキストのオブジェクト識別子に設定されます。 -
APID = integer
- このパラメータはOSIアプリケーション・プロセス起動識別子(APID)を指定します。
-
AEID = integer
- このパラメータはOSIアプリケーション構成要素起動識別子(AEID)を指定します。
-
PROFILE = identifier
- このパラメータは、このドメインで使用されるOSI TPプロファイルを指定し、必要なOSI TP機能単位を決定するために使用されます。
PROFILE
は、ATP11
、ATP21
、ATP31
、ATP12
、ATP22
およびATP32
のいずれかの値に設定できます。UDT ASEアプリケーション・コンテキストではこれらのプロファイルのいずれの使用も許可されます。XATMI-ASEアプリケーション・コンテキストでは、プロファイルATP11
、ATP21
およびATP31
のみが許可されます。プロファイルATP11
、ATP21
およびATP31
は、ダイアログ、極性制御およびハンドシェイクの各機能単位を使用します。プロファイルATP12
、ATP22
およびATP32
は、ダイアログ、共有制御およびハンドシェイクの各機能単位を使用します。プロファイルATP11
およびATP12
はOSI TPトランザクションを使用しません(コミット機能単位は使用されません)。プロファイルATP21
およびATP22
には、コミット、非連鎖型トランザクションおよびリカバリの機能単位が必要です。プロファイルATP31
およびATP32
には、コミット、連鎖型トランザクションおよびリカバリの機能単位が必要です。デフォルトでは、ATP21
プロファイルが常に選択されます。 -
URCH = string
- このパラメータはOSITPリカバリ・コンテキスト・ハンドルのユーザー部分を指定します。これは、通信回線またはシステムに障害が発生した後に、XAP-TPプロバイダによる分散トランザクションのリカバリ処理で必要になる場合があります。
親トピック: dmconfig
A.7.8 DM_SNACRMセクション
DM_SNACRMセクションには、3つのキーワードを指定します。これらのキーワードは、指定されたドメインとそのパートナの間のATMIトランザクション・セマンティクスを提供するCommunications Resource Managerの識別に使用されます。エントリの一般形式は次のとおりです。
<CommunicationsResourceManagerName> parameters
ここで、<CommunicationsResourceManagerName>は、このSNACRM
定義のローカルに認識される名前で、後続のセクションでこのSNACRM
を参照する際に使用されます。この名前は1~30文字のASCII文字列です。パラメータは定義を構成するキーワードと値のペアです。SNACRM
定義が有効であるためには、すべてのキーワードが必要です。キーワードの順序は任意です。
- LDOM <LocalDomainName>
- LDOMは、この
SNACRM
を定義済のローカル・ドメインに関連付けます。<LocalDomainName>は、DM_LOCAL_DOMAINSセクションのエントリへの参照です。この名前は1~30文字のASCII文字列です。このパラメータは必須です。このパラメータにデフォルトはありません。 - SNACRMADDR <HexSocketAddress>または<//host:port>
- SNACRMADDRは、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA Gatewayが
SNACRM
と通信するために使用するソケット・アドレスを指定します。SNACRM
がゲートウェイに関係なく起動されている場合は、このアドレスをSNACRM
コマンド行で使用する必要があります。
親トピック: dmconfig
A.7.9 DM_SNASTACKSセクション
DM_SNASTACKSセクションには、5つのキーワードを指定します。このキーワードは、特定のドメインとそのパートナの間で確立される接続に使用する必要があるサード・パーティのSNAスタックを識別します。エントリの一般形式は次のとおりです。
<StackReference>
parameters
ここで、<StackReference>は、このスタック定義のローカルに認識される名前で、後続のセクションでこのスタックを参照する際に使用されます。この名前は1~30文字のASCII文字列です。パラメータは定義を構成するキーワードと値のペアです。スタック定義が有効であるためには、すべてのキーワードが必要です。キーワードの順序は任意です。
- LOCALLU <LocalLUAlias>
- LOCALLUは、サード・パーティのSNAスタックで定義されたLU別名への参照を指定します。<LocalLUAlias>は、サード・パーティのSNAスタック構成で指定されたローカルLU定義の識別に使用される名前です。これは、LU6.2接続の終了ノードを表す名前です。このパラメータの値は、長さが1から64文字のASCII文字列です。このパラメータは必須です。このパラメータにデフォルトはありません。サードパーティのSNAスタックには、ローカルLUの対応する定義が必要です。
- LTPNAME <LocalTransactionProgramName>
- LTPNAMEは、このスタック定義を使用して、CRMがサービスするインバウンド・トランザクション・プログラムを識別します。<LocalTransactionProgramName>は、アタッチを受け入れるインバウンド・トランザクション・プログラムの識別に使用される名前です。唯一有効な値はアスタリスクです。これは、すべてのインバウンド・アタッチメントが受け入れられることを示します。このパラメータは必須です。このパラメータにデフォルトはありません。TP名の一部のみを指定することはできません。サードパーティのSNAスタックには、インバウンドTP名の対応する定義が必要です。
- SNACRM <CommunicationsResourceMangerName>
- SNACRMでは、関連付けられたCRM定義を参照するための名前を指定します。<CommunicationsResourceMangerName>は、DM_SNACRM定義をこのDM_SNASTACKSエントリに関連付けるために使用する名前です。このパラメータの値は、長さが1から32文字のASCII文字列です。このパラメータは必須です。このパラメータにデフォルトはありません。
- STACKPARMS <サードパーティのSNAスタックに必要なパラメータ>
- STACKPARMSは、ドメイン・ゲートウェイが必要なすべてのパラメータをサードパーティのSNAスタックに渡す方法を提供します。<parameters required for third party SNA stack>は、長さが1から128文字のASCII文字列です。現在使用されている唯一の値は、サード・パーティのSNAスタックを実行するマシンのTCP/IPホスト名です。このパラメータは必須です。このパラメータにデフォルトはありません。
- STACKTYPE={VT210 | IBM60}
- このオプションはどのベンダーのSNAスタックを使用するかを指定するために使用されます。また、これは特定のOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAシステム・ライブラリの名前を設定するためにも使用されます。このオプションの値は正確にコーディングする必要があります。この値は同等のOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAシステム・ライブラリにマップされます。SNAスタックがVTAMの場合はVT210を選択し、SNAスタックがIBM Communications Serverの場合はIBM60を選択します。
親トピック: dmconfig
A.7.10 DM_SNALINKSセクション
このセクションはタイプSNAのドメインに必要とされるSNAリンク情報を定義します。エントリの形式は次のとおりです。
ここで、LINKは、ローカル・ドメイン(LDOM)およびリモート・ドメイン(RDOM)間の接続を識別する識別子の値です。RDOM識別子は、DM_REMOTE_DOMAINSセクションで以前に定義されたRDOMと一致する必要があります。
使用できるパラメータは、次のとおりです。
- STACKREF = string
- この必須パラメータでは、このリンクを確立するために使用するスタックを定義します。STACKREF文字列はDM_SNASTACKSセクションで以前に設定した定義に使用されているタグです。
- RDOM = string
- RDOM文字列は、DM_REMOTE_DOMAINSセクションで以前に定義したRDOMと一致する必要があります。
- LSYSID = <リモート(CICS)リージョンの接続ID>
- LSYSIDはこのリンクに使用する4文字の識別子です。これは、パートナのCICSがこのリンクを介してCRMと通信するために使用する接続IDと一致する必要があります。
- RSYSID = <リモート(CICS)リージョンのSYSID>
- RSYSIDはパートナのリモート・システムIDで、4文字です。これは通常CICSリージョンのシステムIDですが、IMS制御リージョンのサブシステムIDである場合もあります。このパラメータはリモート・パートナの実際のシステムIDと一致する必要があります。
- RLUNAME = <リモート・リージョンのAPPLIDの別名>
- RLUNAME値は、リモート・アプリケーションのVTAMネット名に解決される、サード・パーティのSNAスタックに認識されている別名を表します。通常、これはCICSリージョンのVTAMアプリケーションIDですが、IMSとともに使用するよう定義されたAPPC/MVS LUを指定することもできます。値はSNAネットワーク内で一意である必要があります。stringは1から8文字である必要があります。このパラメータは必須です。このパラメータにデフォルトはありません。サードパーティのスタック構成を使用するには、対応する定義が必要です。
- MODENAME = <モード名(VTAMモード・エントリ)>
- MODENAMEは、このリンクに使用される、サード・パーティのSNAスタックに定義されたVTAMモード・エントリです。CICSリンクの場合、これは対応する接続のRDOセッション定義と互換性がある必要があります。IMS接続の場合、これはIMSスケジューラにアクセスするためのLU定義のDLOGMODエントリと互換性がある必要があります。stringは1から8文字のASCII文字である必要があります。このパラメータは必須です。このパラメータはサードパーティのSNAスタック構成と適合する必要があるとともに、VTAMまたはCICS (あるいはその両方)にあわせて定義された該当エントリと両立する必要があります。
- SECURITY = string
- SECURITY_TYPEは、CICS/RACFまたはパートナでのセキュリティ設定を指定します。有効な値は、LOCAL、IDENTIFY、VERIFY、PERSISTENTまたはMIXIDPEです。stringは1から10文字にする必要があります。デフォルト設定はLOCALです。
- MAXSESS = number
- MAXSESSはこのリンクで実行できるパラレル・セッションの最大数です。MAXSESSは4以上である必要があります。
- MINWIN = number
- 競合の勝者の最小数です。この値は通常MAXSESS値の半分です。
- MAXSYNCLVL = number
- この値は、このリンクでサポートできる最大のトランザクション同期レベルを指定します。
- STARTTYPE = {auto | cold}
- このオプションは、トランザクション対応のリンクに対してリカバリ・モードを設定します。AUTOに設定した場合は、システムが実行中のトランザクションのログからリカバリした構成およびリンク・データを使用して再起動されます。COLDに設定した場合は、現在のdmconfigファイルから取得された構成データが使用され、実行中のリンクのデータは失われます。dmconfigファイルのパラメータを変更してAUTOスタートを行うと、変更したパラメータが次回のコールド・スタートまで無視されるという警告メッセージが出力されます。強制的にコールド・スタートを行い、STARTTYPE設定を無視すると、$APPDIRからSNA*LOGファイルが削除されます。
親トピック: dmconfig
A.7.11 DM_ACCESS_CONTROLセクション
このセクションでは、ローカル・ドメインで使用するアクセス制御リストを指定します。このセクションの行の形式は次のとおりです。
ACL_NAME required parameters
ACL_NAME
は、特定のアクセス制御リストを識別するために使用される名前(identifier
)です。15文字以内である必要があります。
必須パラメータは次のとおりです:
親トピック: dmconfig
A.7.12 DM_LOCAL_SERVICESセクション
このセクションには、各ローカル・ドメインから外部に公開するサービスに関する情報を指定します。このセクションはオプションであり、指定しない場合は、DM_LOCAL_DOMAINSセクションで定義したすべてのローカル・ドメインがローカルTuxedoシステム/ドメイン・アプリケーションによって公開されるすべてのサービスに対するるリクエストを受け付けます。このセクションを定義するには、リモート・ドメインからリクエストできるローカル・サービスのセットを制限する必要があります。
このセクション内の行の形式は次のとおりです。
service [optional parameters]
service
は、エクスポートされるサービスのローカル名(identifier
)で、1から15文字の長さである必要があります。この名前は、ローカルのTuxedoシステムまたはTuxedoドメインのアプリケーションと連携して動作する1つ以上のサーバーで決められている名前に相当します。エクスポートされたサービスは、TUXCONFIG
ファイルのSERVICES
セクションのエントリに指定されているサービスのデフォルトのプロパティまたは特別なプロパティを継承します。これらのパラメータとしては、LOAD
、PRIO
、AUTOTRAN
、ROUTING
、BUFTYPE
、TRANTIME
などがあります。
オプション・パラメータは次のとおりです:
-
ACL = identifier
- リモート・ドメインからこのサービスに対して発行されるリクエストをローカル・ドメインが制限するために使用するアクセス制御リスト(ACL)の名前を指定します。ACLの名前は、DM_ACCESS_CONTROLセクションで定義します。このパラメータが指定されていない場合、このサービスに対するリクエストのアクセス制御は実行されません。
-
API = ATMI
- ローカル・サービスが使用するAPIを指定します。現在唯一サポートされている値はATMIです。このパラメータは必須です。
-
CONV = { Y | N }
- ローカル・サービスが会話型サービスであるか(
Y
)否か(N
)を指定します。デフォルト値はNです。 -
LDOM = identifier
- このサービスを外部に公開するローカル・ドメインを識別する名前を指定します。このキーワードを指定しない場合、DM_LOCAL_DOMAINSセクションの最初のローカル・ドメイン・エントリがこのローカル・サービスに対するリクエストを受け付けます。
-
INBUFTYPE = type[:subtype]
- このサービスにより受け入れられるデータ型のバッファ・タイプのネームスペースを単一のバッファ・タイプに制限します。このパラメータは、UDT ASEアプリケーション・コンテキストを使用する
OSITP
タイプのゲートウェイからサービスを使用する場合に定義する必要があります。SNAタイプ・ゲートウェイのバッファ・タイプについては、後述のDM_REMOTE_SERVICESセクションの説明を参照してください。 -
OUTBUFTYPE = type[:subtype]
- このサービスにより戻されるデータ型のバッファ・タイプのネームスペースを単一のバッファ・タイプに制限します。このパラメータは、UDT ASEアプリケーション・コンテキストを使用する
OSITP
タイプのゲートウェイからサービスを使用する場合に定義する必要があります。FML
バッファ・タイプはOSITP
タイプのゲートウェイには使用できません。SNAタイプ・ゲートウェイのバッファ・タイプについては、後述のDM_REMOTE_SERVICESセクションの説明を参照してください。 -
RNAME = string
RNAME
オプションはリモートのCICS/ESAリージョンからインポートするローカル・サービス名です。この名前は、CRMがローカル・サービスを選択する場合に使用されます。-
RNAME=AAAA:BBBBBBBB
- 説明:
コロンは、TRANSID
とプログラム名の組合せであることを示すために必須です。TRANSID
は使用可能なCICS/ESA文字で構成されている必要があります。
A-Za-z0-9$@#./-_%&Q¢?!|”=,;<>
親トピック: dmconfig
A.7.13 DM_REMOTE_SERVICESセクション
このセクションには、リモート・ドメイン上のアクセス可能なサービスに関する情報を指定します。このDM_REMOTE_SERVICESセクションの行の形式は次のとおりです。
service [optional parameters]
service
は、特定のリモート・サービスに対してローカルTuxedoシステム/ドメイン・アプリケーションによって使用される名前(identifier
)です。各リモート・サービスは、特定のリモート・ドメインに関連付けられています。
オプション・パラメータは次のとおりです:
-
AUTOTRAN = { Y | N }
- まだトランザクション・モードでない状態でリクエスト・メッセージが受信された場合に、トランザクションを自動的に起動する必要があるかどうかを指定します。デフォルトはNです。
-
BLOCKTIME = numeric
- このリモート・サービスへの応答に対して可能な最大待機時間を指定します。この値はTUXCONFIGファイルに指定されたSCANUNITパラメータの乗数を設定します。値SCANUNIT * BLOCKTIMEがSCANUNIT秒以上、32,768秒未満となる必要があります。タイムアウトになると、常に、関連するトランザクションまたはリクエストが失敗することになります。
-
CONV = { Y | N }
- リモート・サービスが会話型サービスであるか(
Y
)否か(N
)を指定します。デフォルト値はNです。 -
FUNCTION = {APPC|DPL}
- アウトバウンドTuxedoサービス・リクエストがAPPCトランザクション・プログラムまたはCICSプログラムにマップできるようにします。デフォルト値
APPC
では、リモート・サービスを、CICS下で実行するかどうかを問わずトランザクション・プログラムとして指定します。値DPL
では、リモート・サービスをCICS下で実行されるプログラムにマップします。 -
LDOM = identifier
- このリモート・サービスにリクエストをルーティングするローカル・ドメインの名前を指定します。ローカル・ドメインに関連付けられているゲートウェイ・グループは、Tuxedoシステム/ドメインの掲示板に
service
を公開します。このパラメータを指定しない場合は、すべてのローカル・ドメインがこのリモート・サービスのリクエストを受け付けることができるようになります。その後、サービス・リクエストは同じタイプのリモート・ドメインにリダイレクトされます(後述のRDOM
キーワードを参照)。 -
LOAD = integer
- リモート・サービスが整数単位のロード・ファクタを負わせることを指定します。
LOAD
には、1以上32767以下の値を指定できます。指定されていない場合、デフォルトは50です。数値が大きくなるほどロード・ファクタも大きくなります。 -
INBUFTYPE = type[:subtype]
- このサービスにより受け入れられるデータ型のバッファ・タイプのネームスペースを単一のバッファ・タイプに制限します。このパラメータは、UDT ASEアプリケーション・コンテキストを使用する
OSITP
タイプのゲートウェイからサービスを使用する場合に定義する必要があります。FML
バッファ・タイプはOSITP
タイプのゲートウェイには使用できません。 -
OUTBUFTYPE = type[:subtype]
- このサービスにより戻されるデータ型のバッファ・タイプのネームスペースを単一のバッファ・タイプに制限します。このパラメータは、UDT ASEアプリケーション・コンテキストを使用する
OSITP
タイプのゲートウェイからサービスを使用する場合に定義する必要があります。FML
バッファ・タイプはOSITP
タイプのゲートウェイには使用できません。 -
PRIO = integer
- このリモート・サービスに対するサービス・リクエストのデキューの優先度を指定します。
PRIO
の値は0より大きく100以下(100が最高の優先度)である必要があります。デフォルトは50です。 -
RDOM = identifier
- このサービスを実際に実行するリモート・ドメインの名前を指定します。このパラメータとルーティング基準(後述の
ROUTING
キーワードを参照)を指定しない場合、ローカル・ドメインは、同じタイプの任意のリモート・ドメインがこのサービスを受け付けるものと想定し、認識されるドメイン(すでに接続されているドメイン)か\DM_REMOTE_DOMAINSセクションのリモート・ドメインを選択します。 -
RNAME = string
- リモート・ドメインが実際のサービス名として認識する名前を指定します。このパラメータを指定しない場合、リモート・サービス名は
service
で指定された名前と同じになります。 -
RNAME=AAA:BBBBBBBB
- 説明:
-
ROUTING = identifier
- 複数のリモート・ドメインが同じサービスを提供する場合、このオプション・パラメータが指定されていると、ローカル・ドメインはデータ依存型ルーティングを実行できます。
identifier
は、このデータ依存型ルーティングに使用されるルーティング基準の名前を指定します。指定しない場合は、このサービスではデータ依存型ルーティングは行われません。identifier
は15文字以内である必要があります。サービス名は同じで異なるRDOM
パラメータを持つ複数のエントリがある場合、ROUTING
パラメータはそのエントリすべてにおいて同じである必要があります。 -
TRANTIME = integer
- 関連するサービスに対するトランザクションを自動的に起動するまでのデフォルトのタイムアウト値を秒単位で指定します。この値は、0以上2147483648未満でなければなりません。デフォルトは30秒です。値を0にすると、マシンの最大タイムアウト値が設定されます。
親トピック: dmconfig
A.7.14 DM_ROUTINGセクション
このセクションでは、型付きバッファであるFML
、VIEW
、X_C_TYPE
およびX_COMMON
を使用した/Tドメイン・サービス・リクエストのデータ依存型ルーティングに関する情報を指定します。DM_ROUTING
セクション内にある各行の形式は次のとおりです。
CRITERION_NAME required parameters
CRITERION_NAME
は、servicesエントリで指定されたルーティング・エントリの名前(identifier
)です。CRITERION_NAME
は15文字以内にする必要があります。
必須パラメータは次のとおりです:
-
FIELD = identifier
- ルーティング・フィールドの名前を指定します。30文字以内である必要があります。このフィールドは、
FML
フィールド表で識別されたフィールド名(FML
バッファの場合)、またはFML
ビュー表で識別されたフィールド名(VIEW
、X_C_TYPE
、またはX_COMMON
バッファの場合)とみなされます。FLDTBLDIR
環境変数およびFIELDTBLS
環境変数はFML
フィールド表を見つけるために使用され、VIEWDIR
環境変数およびVIEWFILES
環境変数は、FML
ビュー表を見つけるために使用されます。 -
RANGES = string
- ルーティング・フィールドの範囲および関連するリモート・ドメイン名(
RDOM
)を指定します。string
は二重引用符で囲む必要があります。string
の形式は、範囲とRDOMのペアのカンマ区切り順序付きリストです(後述のEXAMPLES
を参照)。 -
BUFTYPE = ~type1[:subtype1[,subtype2 . . . ]][;type2[:subtype3[, . . . ]]] . . .~
- このルーティング・エントリが有効なデータ・バッファのタイプとサブタイプのリストです。タイプは、
FML
、VIEW
、X_C_TYPE
またはX_COMMON
に制限されます。タイプFML
にはサブタイプは指定できず、他のタイプにはサブタイプが必要です("*"は使用できません)。タイプとサブタイプのペアのうち、重複するものは同じルーティング基準名として指定できません。タイプとサブタイプのペアが一意の場合、複数のルーティング・エントリは同じ基準名を持つことができます。このパラメータは必須です。単一ルーティング・エントリに複数のバッファ・タイプが指定されている場合は、各バッファ・タイプのルーティング・フィールドのデータ型は同じである必要があります。
フィールド値が設定されていないか(FML
バッファの場合)、または特定の範囲と一致しておらず、ワイルドカードの範囲が指定されていない場合、リモート・サービスの実行をリクエストしたアプリケーション・プロセスに対してエラーが戻されます。
親トピック: dmconfig
A.7.16 例1
次は、5つのサイトのドメイン構成を定義する構成ファイルの例です。この例は、Central Bank Branchと通信する4つの銀行支店ドメインを示しています。3つの銀行支店は、他のTuxedoシステム/ドメインのドメイン内で動作しています。4つ目の支店は、別のTPドメインの制御下で動作しており、そのドメインとの通信にはOSI TPが使用されています。
# Tuxedo DOMAIN CONFIGURATION FILE FOR THE CENTRAL BANK
#
#
*DM_LOCAL_DOMAINS
# <local domain name> <Gateway Group name> <domain type> <domain id> <log device>
# [<audit log>] [<blocktime>]
# [<log name>] [<log offset>] [<log size>]
# [<maxrdom>] [<maxrdtran>] [<maxtran>]
# [<maxdatalen>] [<security>]
# [<tuxconfig>] [<tuxoffset>]
#
#
DEFAULT: SECURITY = NONE
c01 GWGRP = bankg1
TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = "BA.CENTRAL01"
DMTLOGDEV = “/usr/apps/bank/DMTLOG”
DMTLOGNAME = “DMTLG_C01”
c02 GWGRP = bankg2
TYPE = OSITP
DOMAINID = “BA.CENTRAL01”
DMTLOGDEV = “/usr/apps/bank/DMTLOG”
DMTLOGNAME = “DMTLG_C02”
URCH = “ABCD”
#
*DM_REMOTE_DOMAINS
#<remote domain name> <domain type> <domain id>
#
b01 TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = “BA.BANK01”
b02 TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = “BA.BANK02”
b03 TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = “BA.BANK03”
b04 TYPE = OSITP
DOMAINID = “BA.BANK04”
URCH = “ABCD”
*DM_TDOMAIN
#
# <local or remote domain name> <network address>
#
# Local network addresses
c01 NWADDR = “0x0002ff98c00b9d6d”
c01 NWADDR = “newyork01.65432”
# Remote network addresses
b01 NWADDR = “0x00020401c00b6d05”
b02 NWADDR = “dallas.65432”
b03 NWADDR = “0x00021094c00b6d9c”
*DM_OSITP
#
#<local or remote domain name> <apt> <aeq>
# [<aet>] [<acn>] [<apid>] [<aeid>]
# [<profile>]
#
c02 APT = “BA.CENTRAL01”
AEQ = “Tuxedo.R.4.2.1”
AET = “{1.3.15.0.3},{1}”
ACN = “XATMI”
b04 APT = “BA.BANK04”
AEQ = “Tuxedo.R.4.2.1”
AET = “{1.3.15.0.4},{1}”
ACN = “XATMI”
*DM_LOCAL_SERVICES
#<service_name> [<Local Domain name>] [<access control>] [<exported
svcname>]
# [<inbuftype>] [<outbuftype>]
#
open_act ACL = branch
close_act ACL = branch
credit
debit
balance
loan LDOM = c02 ACL = loans
*DM_REMOTE_SERVICES
#<service_name> [<Remote domain name>] [<local domain name>]
# [<remote svcname>] [<routing>] [<conv>] [<trantime>]
# [<inbuftype>] [<outbuftype>]
#
tlr_add LDOM = c01 ROUTING = ACCOUNT
tlr_bal LDOM = c01 ROUTING = ACCOUNT
tlr_add RDOM = b04 LDOM = c02 RNAME =”TPSU002”
tlr_bal RDOM = b04 LDOM = c02 RNAME =”TPSU003”
*DM_ROUTING
# <routing criteria> <field> <typed buffer> <ranges>
#
ACCOUNT FIELD = branchid BUFTYPE =”VIEW:account”
RANGES =”MIN - 1000:b01, 1001-3000:b02, *:b03”
*DM_ACCESS_CONTROL
#<acl name> <Remote domain list>
#
branch ACLIST = b01, b02, b03
loans ACLIST = b04
親トピック: dmconfig
A.7.17 例2
この例は、1つのBank Branches (BANK01)に必要とされるTuxedoシステム/ドメイン構成ファイルを示しています。
#
#Tuxedo DOMAIN CONFIGURATION FILE FOR A BANK BRANCH
#
#
*DM_LOCAL_DOMAINS
#
b01 GWGRP = auth
TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = "BA.BANK01"
DMTLOGDEV = "/usr/apps/bank/DMTLOG"
*DM_REMOTE_DOMAINS
#
c01 TYPE = TDOMAIN
DOMAINID = “BA.CENTRAL01”
*DM_TDOMAIN
#
b01 NWADDR = “0x00021094c00b689c”
c01 NWADDR = “0x0002ff98c00b9d6d”
*DM_LOCAL_SERVICES
#
tlr_add ACL = central
tlr_bal ACL = central
*DM_REMOTE_SERVICES
#
OPA001 RNAME = “open_act”
CLA001 RNAME = “close_act”
CRD001 RNAME = “credit”
DBT001 RNAME = “debit”
BAL001 RNAME = “balance”
DM_ACCESS_CONTROL
#
central ACLIST = c01
親トピック: dmconfig
A.7.18 例3
この例はOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAアプリケーションの構成ファイルのエントリを示します。
#================================================================
# DMCONFIG
# Application Domain Gateway Test Configuration
#
# See also
# See $(TOP)/Makefile for more information.
#
# @(#)SNA Devel apps/simpsna DMCONFIG 1.6 98/03/03 15:35:29
# Copyright 1997, BEA Systems, Inc., all rights reserved.
#----------------------------------------------------------------
*DM_LOCAL_DOMAINS
simpsnad
GWGRP=GROUP2
TYPE=SNAX
DOMAINID="simpsnad"
BLOB_SHM_SIZE=1000000
DMTLOGDEV=<your Tuxedo filesystem device and name for
DMTLOG>
#example DMTLOGDEV="/home/me/bin/DMTLOG"
*DM_REMOTE_DOMAINS
SIMPSNAG TYPE=SNAX DOMAINID="SIMPSNAG"
*DM_SNACRM
simpcrm SNACRMADDR="<your Host Socket Listen Address>"
LDOM="simpsnad"
#example SNACRMADDR="0x00021770cfbd2b0d" INET family 0x0002 port 6000 host
207.189.43.13 or SNACRMADDR=//207.189.43.13:6000
*DM_SNASTACKS
simpstk
SNACRM="simpcrm"
STACKTYPE=<SNACRM Stack Library Named Token>
LOCALLU=<Local LU definition specified in
stack product>
LTPNAME="*"
STACKPARMS=<Parameters passed to Stack
Product>
#example STACKTYPE="VT210"
# LOCALLU="BEAAPPL1"
# STACKPARMS="testhp" Name of the host machine
*DM_SNALINKS
simplk1 STACKREF="simpstk"
RDOM="SIMPSNAG"
LSYSID=<Connection ID of remote (CICS)
region>
RSYSID=<SYSID of remote (CICS) region>
RLUNAME=<Alias of Applid for remote region>
MODENAME=<Mode name VTAM mode entry>
SECURITY="LOCAL"
STARTTYPE="COLD"
MAXSESS=<Total Session number>
MINWIN=<Session Local Winners>
MAXSYNCLVL=<0|1|2 Maximum Syncpoint Level>
#example LSYSID="BEA"
# RSYSID="TEST"
# RLUNAME="CICSTEST"
# MODENAME="SMSNA100"
# MAXSESS=10
# MINWIN=5
# MAXSYNCLVL=2
*DM_LOCAL_SERVICES
MIRROR LDOM="simpsnad"
CONV=N
RNAME="MIRRORSERV"
INBUFTYPE="STRING"
OUTBUFTYPE="STRING"
API="ATMI"
*DM_REMOTE_SERVICES
SIMPDPL AUTOTRAN=N
LDOM="simpsnad"
RDOM=SIMPSNAG
CONV=N
RNAME="TOUPDPLS"
INBUFTYPE="STRING"
OUTBUFTYPE="STRING"
API="ATMI"
FUNCTION="DPL"
SIMPDTP AUTOTRAN=N
LDOM="simpsnad"
RDOM=SIMPSNAG
CONV=N
RNAME="DTPS"
INBUFTYPE="STRING"
OUTBUFTYPE="STRING"
API="ATMI"
FUNCTION="APPC"
ノート:
build_dgw(1)、dmadmin(1)、tmboot(1)、tmshutdown(1)、dmloadcf(1)、dmunloadcf(1)
-
dmgwopts(5)、GWADM(5)、DMADM(5)
- 『Oracle Tuxedo Domainsコンポーネントの使用』
親トピック: dmconfig
A.8 dmloadcf
DMCONFIG
ファイルを解析し、バイナリのBDMCONFIG
構成ファイルをロード
A.8.2 説明
dmloadcf
は、DMCONFIG
構文のファイルまたは標準入力を読み取り、構文をチェックして、オプションでバイナリのBDMCONFIG
構成ファイルをロードします。BDMCONFIG
環境変数は、情報の格納先となるBDMCONFIG
ファイルのパス名を指しています。
dmloadcf
は、DMCONFIG
ファイルの必要なセクションがないことを検出すると、エラー・メッセージを出力します。入力ファイルを解析中に構文エラーを検出すると、dmloadcf
はBDMCONFIG
ファイルを更新せずに終了します。
dmloadcf
を使用する場合は、$TUXDIR/udataobj/DMTYPE
ファイルが存在している必要があります。このファイルは有効なドメイン・タイプを定義します。このファイルがない場合、dmloadcf
はBDMCONFIG
ファイルを更新せずに終了します。
dmloadcf
を使用するユーザーの実効ユーザー識別子は、TUXCONFIG
ファイルのRESOURCES
セクションのUID
と一致していなければなりません。
dmloadcf
にオプション-c
を付けると、プログラムはこの構成の各ローカル・ドメイン(ゲートウェイ・グループ)に必要とされる最小のIPCリソースを表示します。BDMCONFIG
ファイルは更新されません。
dmloadcf
に-n
オプションを付けると、プログラムはASCII形式のDMCONFIG
ファイルの構文チェックだけを行い、BDMCONFIG
ファイルの実際の更新は行いません。
構文チェックの後、dmloadcf
は、環境変数BDMCONFIG
が参照するファイルが存在するかどうか、存在する場合はそのファイルが有効なTuxedoシステムのファイル・システムであるかどうか、およびBDMCONFIG
表を含んでいるかどうかを調べます。これらの条件がtrueでない場合、ユーザーはInitialize BDMCONFIG file: path [y, q]?
を使用してファイルを作成および初期化するように求められます
path
は、BDMCONFIG
ファイルの完全なファイル名です。標準入力および標準出力が端末でない場合、またはコマンド行で-y
オプションが指定されている場合は、このプロンプトは表示されません。このプロンプトに対する「y」
または「Y」
以外のレスポンスでは、dmloadcf
は構成ファイルを作成せずに終了します。
BDMCONFIG
ファイルが正しく初期化されていない場合にユーザーが続行すると、dmloadcf
はTuxedoファイル・システムを作成し、BDMCONFIG
表を作成します。-b
オプションがコマンド行に指定されると、Tuxedoファイル・システムの作成時に、その引数がデバイスのブロック数として使用されます。-b
オプションの値が新しいBDMCONFIG
表を格納できるほど大きい場合、dmloadcf
は、指定された値を使用して新しいファイル・システムを作成します。それ以外の場合、dmloadcf
はエラー・メッセージを出力して終了します。-b
オプションが指定されない場合、dmloadcf
は、BDMCONFIG
表を格納できる大きさの新しいファイル・システムを作成します。ファイル・システムがすでに存在している場合、-b
オプションは無視されます。BDMCONFIG
がrawデバイス(初期化されていない)であり、そのrawデバイス上のブロック数を設定する必要がある場合は、-b
オプションを使用することを強くお薦めします。BDMCONFIG
が通常のUNIXファイルである場合は、-b
オプションは使用しないようにしてください。
BDMCONFIG
ファイルがすでに初期化されていることが分かると、dmloadcf
は、BDMCONFIG
ファイルで記述されているローカル・ドメインが動作していないことを確認します。ローカル・ドメインが動作している場合は、dmloadcf
がエラー・メッセージをプリントして終了します。そうでない場合、dmloadcf
は次のプロンプトを表示して、ファイルを上書きする必要があることを確認します:
“Really overwrite BDMCONFIG file [y, q]?”
標準入力または標準出力が端末でない場合、または-y
オプションをコマンド行で指定した場合、このプロンプトは表示されません。このプロンプトに対して「y」
または「Y」
以外で答えると、dmloadcf
はファイルを上書きせずに終了します。
TUXCONFIG
ファイルのRESOURCES
セクションにSECURITY
パラメータが指定されていると、dmloadcf
は標準入力をフラッシュし、端末エコー機能をオフにして、ユーザーにアプリケーション・パスワードの入力を求めます。
Enter Application Password?
パスワードは、8文字以内の長さで入力できます。ファイルではなく標準入力を介してASCII形式のDMCONFIG
ファイルをロードするオプションは、このSECURITY
パラメータがオンのときには使用できません。標準入力が端末でない場合、つまり、ユーザーにパスワードの入力を求めることができない場合(たとえば、here
ファイルの場合)、アプリケーション・パスワードの設定のために環境変数APP_PW
が参照されます。APP_PW
環境変数が設定されておらず、標準入力が端末でない場合には、dmloadcf
はエラー・メッセージを出し、ログ・メッセージを生成して、BDMCONFIG
ファイルのロードに失敗します。
エラーがないことを前提にすべてのチェックを行って問題がなかった場合は、DMCONFIG
ファイルがBDMCONFIG
ファイルにロードされます。BDMCONFIG
表にあるすべての既存情報が上書きされます。
親トピック: dmloadcf
A.8.4 環境変数
環境変数APP_PW
は、TUXCONFIG
ファイルのSECURITY
パラメータが APP_PW
に設定され、かつ標準入力として端末以外のものを使用してdmloadcf
を実行するアプリケーションに対して設定する必要があります。
BDMCONFIG
環境変数は、BDMCONFIGファイルを指している必要があります。
親トピック: dmloadcf
A.8.5 例
次の例は、bank.dmconfig
ASCIIファイルからバイナリ構成ファイルをロードする方法を示します。2000ブロックからなるBDMCONFIG
デバイスが作成(または再初期化)されます。
dmloadcf -b 2000 -y bank.dmconfig
親トピック: dmloadcf
A.8.6 診断
入力にエラーが検出されると、エラーの原因となった行が、問題を指摘するメッセージとともに、標準エラーに出力されます。DMCONFIG
ファイルに構文エラーが見つかったり、システムが稼働中の場合は、BDMCONFIG
ファイルの情報は更新されず、dmloadcf
は終了コード1で終了します。
dmloadcf
をアクティブなノード上で実行すると、次のエラー・メッセージが表示されます。
*** dmloadcf cannot run on an active node ***
dmloadcf
を実行するユーザーの実効ユーザー識別子が、TUXCONFIG
ファイルで指定されたUID
と一致しない場合は、次のエラー・メッセージが表示されます。
*** UID is not effective user ID ***
dmloadcf
が正しく完了すると、終了コード0で終了します。BDMCONFIG
ファイルが更新されると、このイベントを記録するためのuserlog
メッセージが生成されます。
関連項目:
-
dmunloadcf(1)、dmconfig(5)、ubbconfig(5)
- 『Oracle Tuxedo Domainsコンポーネントの使用』
親トピック: dmloadcf
A.9 dmunloadcf
バイナリBDMCONFIG
ドメイン構成ファイルをアンロードします。
A.9.2 説明
dmunloadcf
は、BDMCONFIG
構成ファイルをバイナリ表現からASCII形式に変換します。この変換処理は、バイト・オーダーが異なるマシン間でファイルを簡潔にトランスポートしたり、ファイルのバックアップ・コピーを簡潔に作成して信頼性を高める場合に役立ちます。ASCII形式については、dmconfig
(5)で説明します。
dmunloadcf
は、BDMCONFIG
環境変数が指すBDMCONFIG
ファイルから値を読み取り、その値を標準出力に書き込みます。
親トピック: dmunloadcf
A.9.4 例
/usr/tuxedo/BDMCONFIG
の構成を、bdmconfig.backup
ファイルにアンロードするには:
BDMCONFIG=/usr/tuxedo/BDMCONFIG dmunloadcf > bdmconfig.backup
親トピック: dmunloadcf
A.9.5 診断
dmunloadcf
は、BDMCONFIG
環境変数が指すファイルが存在し、Tuxedoの有効なファイル・システムであり、BDMCONFIG
表が入っていることを確認します。これらの条件が1つでも満たされないと、dmunloadcf
はエラー・メッセージをプリントして、エラー・コード1で終了します。dmunloadcf
が正しく完了すると、終了コード0で終了します。
関連項目:
-
dmloadcf(1)、dmconfig(5)
- 『Oracle Tuxedo Domainsコンポーネントの使用』
親トピック: dmunloadcf
A.10 GWADM
/ドメイン・ゲートウェイ管理用サーバー。
A.10.1 書式
GWADM SRVGRP = “identifier” SRVID = “number” REPLYQ = “N”
CLOPT = “-A -- [-a { on | off } ] [-s services ]
[-t { on | off } ]“
親トピック: GWADM
A.10.2 説明
ゲートウェイ管理サーバー(GWADM
)は、Tuxedo提供サーバーであり、/Domainゲートウェイ・グループ用の管理機能を提供します。
GWADMは、UBBCONFIGファイルのSERVERSセクションで、特定のゲートウェイ・グループ内で動作するサーバーとして定義する必要があります。つまり、SRVGRPを、GROUPSセクションで指定された対応するGRPNAMEタグに設定する必要があります。SVRIDも必須パラメータです。このパラメータの値を指定する際は、ゲートウェイ・グループ内で使用できるゲートウェイの最大数を考慮する必要があります。
GWADMのインスタンスは、/ドメイン・ゲートウェイ・グループごとに1つしか存在できず、そのインスタンスを、グループに関連付けられたゲートウェイに対して定義したMSSQの一部にすることはできません。また、GWADMではREPLYQ属性をNに設定する必要があります。
CLOPT
オプションは、GWADMの起動時に渡されるコマンド行オプションの文字列です。このオプション文字列の形式は次のとおりです。
CLOPT=”-A -- <gateway group runtime
parameters>”
次のパラメータは、ゲートウェイ・グループの実行時パラメータとして認識されます。:
- -a { on | off }
- このオプションは、このローカル・ドメインに対する監査ログ機能を
off
またはon
に切り替えます。デフォルトはoff
です。この設定は、ゲートウェイ・グループの実行中に、dmadmin
プログラムを使用して変更できます(dmadmin
(1)を参照)。 -
-s services
- ドメイン・ゲートウェイによって最初に提供される必要があるリモート
services
を指定します。このサービスの指定値はDMCONFIGファイルで参照できます。たとえば、次のように指定されます。 -
-t { on | off }
- このオプションは、このローカル・ドメインに対する統計収集機能を
off
またはon
に切り替えます。デフォルトはoff
です。この設定は、ゲートウェイ・グループの実行中に、dmadmin
プログラムを使用して変更できます(dmadmin
(1)を参照)。
GWADMサーバーは、対応するゲートウェイを起動する前に起動する必要があります。
親トピック: GWADM
A.10.5 例
次の例は、UBBCONFIG
ファイルで管理サーバーを定義する方法を示しています。
#
*GROUPS
DMADMGRP GRPNO=1
gwgrp GRPNO=2
#
*SERVERS
DMADM SRVGRP=”DMADMGRP” SRVID=1001 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
GWADM SRVGRP=”gwgrp” SRVID=1002 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
CLOPT=”-A -- -a on -t on”
SNACRM SRVGRP=”gwgrp” SRVID=1003 CLOPT=”-A--//host:6000 gwgrp”
GWSNAX SRVGRP=”gwgrp” SRVID=1004 RQADDR=”gwgrp” REPLYQ=N
関連項目:
-
dmadmin(1)、tmboot(1)
dmconfig(5)、DMADM(5)、servopts(5)、ubbconfig(5)
- 『Oracle Tuxedo Domainsコンポーネントの使用』
親トピック: GWADM
A.11 GWSNAX
これはOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA用のゲートウェイ・サーバー・プロセスです。
A.11.1 書式
GWSNAX SRVGRP = “identifier” SRVID = “number” REPLYQ = “N”
CLOPT = “-A -- [-m -n {type:min:max} -N -t {number} -c {number} -T {number} -u {keyfile} -b {number} -M]“
...
親トピック: GWSNAX
A.11.2 説明
GWSNAXサーバーは、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA Gatewayグループに対してTuxedoの機能を提供します。
GWSNAXは、UBBCONFIG
ファイルのSERVERSセクションで、特定のゲートウェイ・グループ内で動作するサーバーとして定義する必要があります。つまり、SRVGRPを、GROUPSセクションで指定された対応するGRPNAMEタグに設定する必要があります。SVRIDも必須パラメータです。このパラメータの値を指定する際は、ゲートウェイ・グループ内で使用できるゲートウェイの最大数を考慮する必要があります。GWSNAX定義は、UBBCONFIG
ファイル内の関連付けられたCRMサーバー定義より前にすることはできません。
GWSNAXのインスタンスは、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA Gatewayグループごとに1つしか存在できず、そのインスタンスを、グループと関連付けられたゲートウェイに対して定義したMSSQの一部にすることはできません。
CLOPT
オプションは、GWSNAXの起動時に渡されるコマンド行オプションの文字列です。このオプション文字列の形式は次のとおりです。
CLOPT=”-A -- <gateway runtim parameters>”
次のパラメータは、ゲートウェイの実行時パラメータとして認識されます。
-
-m
- このオプションはユーザーIDマッピングがバイパスされることを指定します。
DMCONFIG
ファイルにすでに定義されているユーザーIDマッピングはすべて保持されますが、有効でなくなります。 -
-n {type:min:max}
- このクライアント・プロセスに対して暗号化が有効になるよう設定します。
type
は暗号化タイプです。現在、有効なエントリはGPEおよびTLSです。min
値およびmax
値は暗号化に使用する最小および最大のビット数を指定します。このレベルはCRMとクライアント・プロセス間のネゴシエーション中に使用されます。任意の数を指定できますが、ネゴシエートされる値は0、56または128に解決されます。
-
-N
- このオプションを指定すると、GWSNAXによるデータ変換時にデータ・アラインメントが行われなくなります。
-
-t {number}
- このオプションはゲートウェイが実行する文字列変換のタイプを指定します。(値については、次の表A-10を参照してください。)
-
-c {number}
- このオプションは、ゲートウェイが実行する文字列変換で末尾のnull文字との間で変換される文字の10進エンコーディング値を指定します。このオプションの値は、0から255までの整数にする必要があります。このオプションは、-tオプションが値1または2で指定されている場合にのみ有効になります。
-
-T {number}
- このオプションは、インバウンド・トランザクションのタイムアウト値を指定します。
-
-u {keyfile}
- このプロセスとCRM間の通信におけるプロセス認証を有効として設定します。
keyfile
は、このプロセスとCRMの両方で認識されるハッシュ・キーが含まれている場所ファイルです。このファイルには一意のハッシュ・キー(8文字に制限)を指定する1行が含まれています。ファイルは保護されている必要があります。 -
-b {number}
- ハートビート・スイッチ・オプション。ルーターがSNAXとCRMの間のTCP接続を切断する場合があります(トランザクションのない長いアイドル時間など。ルーターは指定されたポリシーに従って接続を切断します。)これを回避するには、
-b
オプションを使用します。このオプションに続けて、ポーリング間隔を示す数値を指定します。最小値/デフォルト値は30
秒です。 -
-M
- Oracle Tuxedoメタデータ・リポジトリのサポートを有効にします。
表A-10 CとCOBOLの間の文字列変換
CLOPTの-tパラメータの値 | Tuxedoアプリケーションの言語 | ホスト・アプリケーションの言語 |
---|---|---|
未設定 | 文字列変換は未設定 | |
1 | C | COBOL |
2 | COBOL | C |
3 | C | C |
4 | COBOL | COBOL |
親トピック: GWSNAX
A.11.3 移植性
互換性のあるオペレーティング・システムの完全リストは、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAリリース・ノートを参照してください。
親トピック: GWSNAX
A.11.4 相互運用性
サポートされているプラットフォームの完全リストは、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAリリース・ノートを参照してください。
親トピック: GWSNAX
A.11.5 例
次の例は、UBBCONFIG
ファイルで管理サーバーを定義する方法を示しています。
#
*GROUPS
DMADMGRP GRPNO=1
gwgrp GRPNO=2
#
*SERVERS
DMADM SRVGRP=”DMADMGRP” SRVID=1001 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
GWADM SRVGRP=”gwgrp” SRVID=1002 REPLYQ=N RESTART=Y GRACE=0
CLOPT=”-A -- -a on -t on”
SNACRM SRVGRP=”gwgrp” SRVID=1003 CLOPT=”-A--//host:6000 gwgrp”
GWSNAX SRVGRP=”gwgrp” SRVID=1004 RQADDR=”gwgrp” REPLYQ=N
CLOPT=”-- -t 1”
関連項目:
-
dmadmin(1)、tmboot(1)
dmconfig(5)、DMADM(5)、servopts(5)、ubbconfig(5)
- 『Oracle Tuxedo Domainsコンポーネントの使用』
親トピック: GWSNAX
A.12 modusr
リモート・ユーザーのパスワードを変更します。
A.12.2 説明
modusr
はdmadmin
(1)のサブコマンドとしてのみ実行できます。このページの目的はこのサブコマンドのオプションについて説明し、例を示すことです。
このサブコマンドを使用すると、管理者はリモート・パスワード表のパスワードを変更できます。管理者はリモート・パスワードの入力を求められます。
アプリケーションがSNAタイプのゲートウェイを使用し、ubbconfig
ファイルのSECURITY
がUSER_AUTH
、ACL
またはMANDATORY_ACL
、DMCONFIG
ファイルのSECURITY
がDM_USER_PW
に設定されている場合、変更された表エントリを使用してリモート・ユーザー名およびパスワードがリモートSNAドメインに渡されます。
次のオプションを使用できます。
-
-d <local domain ID>
- これは、IDとパスワードが関連付けられているローカル・ドメイン・ゲートウェイの名前です。これは、
DMCONFIG
ファイルかグラフィック管理インタフェースでドメイン定義を作成する際に使用されたIDと同じです。 -
-R <remote domain ID>
- これは、IDとパスワードが関連付けられているリモート・ドメイン・ゲートウェイの名前です。これは、
DMCONFIG
ファイルかグラフィック管理インタフェースでドメイン定義を作成する際に使用されたIDと同じです。 -
-u <remote username>
- パスワードを変更するリモート・ユーザー。
このサブコマンドを実行する前に、グラフィック管理インタフェースまたはtmloadcf
(1)およびdmloadcf
(1)を使用してアプリケーションを構成しておく必要があります。また、dmadmin modusr
は任意のアクティブなノード上で実行できます。
親トピック: modusr
A.12.3 移植性
このサブコマンドは、最新バージョンのOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAで使用可能であることがそのバージョンのドキュメントに記載されています。
親トピック: modusr
A.12.5 例
modusr -d tux -R cics -u CICSUSR /*modifies remote user’s password
sent to CICS. The administrator
is prompted for the password*/
関連項目:
-
delusr(5)、addusr(5)
親トピック: modusr
A.13 tmadmin
A.13.1 tmadmin(1)
A.13.1.3 説明
tmadmin
は、このエントリに指定されるコマンドを使用して、掲示板や関連するエンティティの調査と修正の機能を単一プロセッサ、マルチ・プロセッサまたはネットワーク環境に提供します。TUXCONFIG
およびTUXOFFSET
環境変数を使用して、Oracle Tuxedo構成ファイルがロードされる場所とオフセットを判別します。tmadmin
では以下のオプションがサポートされます。
-
-c
tmadmin
を-c
オプションを指定して呼び出すと、構成モードになります。有効なコマンドは、default
、echo
、help
、quit
、verbose
、livtoc
、crdl
、lidl
、dsdl
、indl
およびdumptlog
のみです。tmadmin
は、非アクティブ・ノードを含むすべてのノードでこのモードで呼び出すことができます。ノードがアクティブとみなされるのは、tmadmin
が、(実行しているBBL
を介して)管理プロセスまたはクライアントとしてアプリケーションに参加できる場合です。-
-r
-r
オプションを使用すると、tmadmin
は、管理者としてではなくクライアントとして掲示板に参加します。つまり、読取り専用モードをリクエストします。これは、管理者プロセス用スロットを非占有状態にしておく場合に有用です。-
-v
-v
オプションを使用してtmadmin
を実行すると、Oracle Tuxedoのバージョン番号とライセンス番号が表示されます。情報を出力した後、tmadmin
は終了します。その他2つのオプションは、-v
オプションと共に使用しても無視され、-v
オプションによってリクエストされる情報だけが表示されます。
通常、tmadmin
は、アクティブ・アプリケーション内のどのアクティブ・ノード上でも実行可能です。パーティション化されたアクティブ・ノードで実行する場合、またはマスター・ノードで使用可能なNLSがない場合は、ローカル掲示板への読取り専用アクセスを行うコマンドに制限されます。これらのコマンドには、構成コマンドに加えて、bbls
、bbparms
、bbstat
、default
、dump
、dumptlog
、echo
、help
、interfaceparms、printactiveobject、printclient
、printinterface、printfactory、printnet
、printqueue
、printroute、printserver
、printservice
、printtrans
、printgroup
、reconnect
、quit
、serverparms
、serviceparms
およびverbose
があります。パーティション化ノードがMASTER
のバックアップ・ノードの場合(構成ファイルのRESOURCES
セクションのMASTER
パラメータの2つ目のエントリとして指定される)、master
コマンドを使用すると、パーティション化されたアプリケーションのこの部分についてこのノードをMASTER
にすることもできます。
アプリケーションがアクティブ状態でない場合、tmadmin
はMASTER
プロセッサ上でしか実行できません。このモードでは、すべての構成モード・コマンドと共に、TLOG
コマンド(crlog
、dslog
およびinlog
)とboot
も利用できます。
tmadmin
が呼び出された後は、次に示す構文に従って、プロンプト(>
)からコマンドを入力してください。
command
[ arguments
]
共通して出現するいくつかの引数には、default
コマンドを使用してデフォルト値が与えられます。default
コマンドによって設定されたパラメータを受け付けるコマンドは、default
に値が設定されているかどうかを調べます。値が設定されていない場合は、エラー・メッセージが戻されます。
ネットワーク環境またはマルチ・プロセッサ環境では、default
machine
(UBBCONFIG
ファイルのMACHINES
セクションにリストされる論理machine ID
(LMID
))を設定することで、1つの掲示板にアクセスできます。default
machine
にall
を設定すると、すべての掲示板にアクセスします。machine
にDBBL
を設定すると、特殊掲示板が使用されます。default
machine
はプロンプトの一部(たとえばMASTER>
)として表示されます。
default
コマンドによってmachine
が設定されていない場合、DBBL
が使用されます(SHM構成ではローカルBBLが使用されます)。
コマンドのmachine
値は、通常はdefault
設定から取得できます(たとえば、printserver
)。ただし、この場合は注意が必要です。一部のコマンド(TLOG
コマンドなど)は、TUXCONFIG
で検出されたデバイスに対して作動するためです。DBBL
またはall
のdefault
設定によってエラーが生成されます。一部のコマンド(logstart
など)では、コマンド行でmachine
の値を指定する必要があります。この値は、-m
オプションの引数としては表示されません。
一度設定したデフォルト値は、default
コマンドで変更しないかぎり、セッション終了まで有効です。このデフォルト値は、コマンド行で明示的に値を入力してオーバーライドするか、「*」を入力して設定解除します。オーバーライドの効果は、コマンドの単一のインスタンスの間有効です。
tmadmin
コマンドの出力は、ページ別表示コマンドを指定することでページ別に表示できます。後述のpaginate
サブコマンドの説明を参照してください。
詳細情報または要約情報を出力するコマンドがあります。verbose
コマンドは、デフォルトの出力レベル設定に使用します。ただし、各コマンド(boot
、shutdown
およびconfig
を除く)には、そのコマンドのみ詳細または要約情報を出力するための-v
または-t
オプションがあります。要約モードで出力すると、一部の情報(LMID
またはGROUP
名、サービス名、サーバー名など)は省略されることがあります。省略された場合は、値の末尾にプラス記号(+)が付加されます。情報をすべて表示するには、詳細モードでコマンドを再入力します。
親トピック: tmadmin(1)
A.13.2 TMA関連のtmadminコマンド
コマンドは、完全な名前または省略形(カッコ内に示す形式)で入力できます。その後に適切な引数を指定します。大カッコ[ ]で囲まれている引数は省略可能で、中カッコ{ }で囲まれている引数は、相互に排他的な選択肢を示します。大カッコで囲まれていないコマンド行オプションは、対応するデフォルトがdefault
コマンドで設定されている場合は、コマンド行に指定しなくてもかまいません(任意に指定できます)。中カッコで囲まれた一連のオプションの後の省略記号({}...
)は、複数のオプションをコマンド行に指定できることを示します(少なくとも1つのオプションは指定する必要があります)。
changetrace (chtr) [-m machine] [-g groupname] [-i srvid] specification
SNAゲートウェイに対して、トレースを特定のレベルでアクティブ化します。提案されたトレース指定は次のとおりです:
filter-spec: receiver-spec [ :trigger-spec:level-spec]
- level-spec
- オプション。フォーマットはレベル番号または
*
です。トレース・レベルを指定しなかった場合は、トレースはダンプされません。トレース・レベルを指定した場合は、それ以下のレベルのトレースのみがダンプされます。*
を指定した場合は、すべてのトレースがダンプされます。
TMAトレースの新しいカテゴリとしてsnax
が追加されています
従来のカタログはULOGに書き込まれますが、その他の種類のトレースは別のログ・ファイルにダンプできます。これはreceiver-specでアクティブ化し、トレース・ファイル名接頭辞を環境変数SNATRACEPREFIX
で指定できます。
A.13.2.1 例
- トレース指定を
snax:ulog:dye:2
に設定した場合 - この場合、ULOGにレベル2以下のトレースがダンプされます。
ここで、
snax
はfilter-spec
、ulog
はreceiver-spec
、dye
はtrigger-spec
、2はlevel-spec
です。 - トレース指定を
snax:ulog:dye:*
に設定した場合この場合、ULOGにすべてのレベルのトレースがダンプされます。
- トレース指定を
snax:utrall:dye:3
に設定した場合トレース(レベル1、2および3)は、環境変数
SNATRACEPREFIX
で指定された接頭辞の指定された特定のトレース・ファイルにダンプされます
SNATRACEPREFIX
を指定しなかった場合のトレース・ファイルはSNALOG.mmddyy
です
親トピック: TMA関連のtmadminコマンド