6.4.2 コードページ変換表

Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAソフトウェアには、ASCII文字セットとEBCDIC文字セット間の変換を可能にする変換表が含まれています。コードページには、Latin-1 ASCIIコード・セット(CP-00819)を使用するATMIアプリケーションと各国語コード・セットを使用するホスト・アプリケーション間の操作を可能にする12の標準化された表が記載されています。

各変換表はアウトバウンド変換(ATMIプラットフォームからホストへ)用のマッピング表とインバウンド変換(ホストからATMIプラットフォームへ)用のマッピング表の2つのマッピング表から構成されます。変換の方向を指定する必要はありません。ホスト・アプリケーションの作成に使用された各国語のみ決定する必要があります。次の図にコード・ページ変換を示します。

図6-1 Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAのコードページ変換


Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAのコードページ変換の図

この図は、Latin-1 ASCIIのコードページCP-00819の文字セットを使用するATMIアプリケーションがドイツ語EBCDICのコードページCP-00273を使用するホスト・アプリケーションとともにどのように動作するかを示しています。Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAの変換表00819x00273は、インバウンド変換とアウトバウンド変換の両方に対応しています。