6.4.2.2 変換表の処理の仕組み
Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAの変換表はIBMによって定義されたコード・セットをベースにしています。ゲートウェイは起動時に各リモート・ドメインの変換表をロードします。
ハードコードされているデフォルトのATMI表を除くすべての表は、アプリケーションの変換ニーズにあうよう修正できます。表の詳細は、付録C「コードページ変換表」を参照してください。変換表の定義を変更するには、ゲートウェイを再起動する必要があります。
ノート:
ご使用の製品ソフトウェアにはデフォルトのATMI変換表のレプリカが付属しています。これらの表は必要に応じて変更できます。これらはデフォルトの表自体ではありません。デフォルトのATMI表は変更できません。Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAの変換表は次のサブディレクトリにあります。
$TUXDIR/udataobj/codepage
リモート・ドメインのCODEPAGE
指定が行われていない場合は、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAソフトウェアではATMIのデフォルト変換表が使用されます。変換表ファイルが見つからない場合、「2241: エラー コードページ表にアクセスできません」
というメッセージと理由コードが生成され、ゲートウェイを起動できません。理由コードの詳細は、付録B「エラー・メッセージ」内でこのメッセージを参照してください。
次のリストは、1つのローカル・ドメイン(CIXA)と2つのリモート・ドメイン(CISAおよびIMSA)を定義するエントリを示しています。常にローカル・ドメインではASCIIコードページCP-00819を使用するものと想定されています。この例では、2つのリモート・ドメインはそれぞれドイツ語とフランス語のEBCDICコードページ、CP-00273とCP-00297を使用します。
リスト コードページ定義の例
# DMCONFIG
*DM_LOCAL_DOMAINS
CIXA TYPE=SNAX
*DM_REMOTE_DOMAINS
CISA TYPE=SNAX CODEPAGE=”00819X00273”
IMSA TYPE=SNAX CODEPAGE=”00819X00297”
親トピック: コードページ変換表