4.2.5.3 リモート・ゲートウェイの定義
GATEWAY TYPE=REMOTE
文は、IMSゲートウェイによるリモート・システムへのアクセスを定義します。それぞれのGATEWAY TYPE=REMOTE
文に指定する具体的な内容は次のとおりです。
- リモート・ゲートウェイとのTCP/IP接続の確立(つまりリモート・システムとの接続)に使用するIPアドレス。
- リモート・ゲートウェイとのTCP/IP接続の確立(つまりリモート・システムとの接続)に使用するポート番号。
- リモート・ゲートウェイとの発信セッションを確立するために要求されるアカウントIDとパスワード(使用する場合)。
- リモート・ゲートウェイとの間で同時に確立可能な発信セッションの最小数と最大数。
- セッションの最小数にゼロ以外の値を指定すると、TMA TCP for IMSは初期化の際にリモート・システムとの発信セッションを指定の数だけ確立しようとします。
リモート・システムの構成と一致していなくてはならないIPアドレス、ポート番号、アカウントIDおよびパスワード。そうでないと、リモート・システムとの発信セッションを確立しようとしても確立できません。