2.1.6 CICS/ESA DPLに対するATMIクライアント・リクエスト/レスポンス、自律型トランザクション

図2-6 DMCONFIGファイルのエントリ


DMCONFIGファイルのエントリ

  1. ATMIクライアントによりtoupsrvサービスが呼び出されます。
  2. toupsrvサービスにより、トランザクションを開始するtpbeginが発行されます。
  3. toupsrvサービスにより、DMCONFIGファイルのDM_REMOTE_SERVICESセクションで公開されているSIMPDPLに対して、tpcallが発行されます。TPNOTRANパラメータは、CICS/ESAアプリケーションがサービス・トランザクションに含まれないことを示します。
  4. ホスト・ミラー・トランザクションにより、TOUPDPLSプログラムが開始され、idataバッファ・コンテンツが処理に渡されます。
  5. TOUPDPLSプログラムによりデータが処理されます。
  6. EXEC CICS SYNCPOINTは明示的なコミット・リクエストです。CICS/ESAトランザクション内の更新されたすべてのリソースはコミットされます。
  7. CICS/ESAサーバーにより、commareaがクライアントのodataバッファに戻されます。
  8. toupsrvサービスのtpcommitリクエストは、それ自体の更新済リソースのコミットの原因となったトランザクションの完了を通知します。