2.1.5 CICS/ESA DPLからATMIリクエスト/レスポンス・サーバー、自律型トランザクションのサービス

図2-5 DMCONFIGファイルのエントリ


DMCONFIGファイルのエントリ

  1. ユーザーが入力したH0PLにより、MIRRDPLCプログラムが起動します。
  2. EXEC CICS LINKコマンドにより、(DMCONFIGファイルのDM_LOCAL_SERVICESセクションの)MIRRDPLSにマップされている公開済のサービスが実行されます。SYNCONRETURNオプションは、起動したサービスがCICS/ESAトランザクションに含まれないことを示します。
  3. MIRRORサービス・リクエストtpbeginにより、それ以降のすべての操作が1つのトランザクションに含められます。
  4. MIRRORサービスによりデータが処理されます。
  5. tpcommitはトランザクションの終了を示します。サービス・トランザクション内で実行されたすべての更新はコミットされます。
  6. tpreturn呼出しにより、データがcommarea バッファに戻されます。
  7. EXEC CICS SYNCPOINTは明示的なコミット・リクエストです。CICS/ESAトランザクション内の更新されたすべてのリソースはコミットされます。