2.1.7 トランザクションATMIクライアントによるCICS/ESA DPLへの複数のリクエスト/レスポンス
図2-7 DMCONFIGファイルのエントリ

- ATMIクライアントにより
toupsrv
サービスが呼び出されます。 toupsrv
サービスにより、トランザクションを開始するtpbegin
が発行されます。toupsrv
サービスにより、DMCONFIGファイルのDM_REMOTE_SERVICES
セクションで公開されているSIMPDPL
に対して、tpcall
が発行されます。tpcall
は同一トランザクション内で複数回リクエストされます。- ホスト・ミラー・トランザクションにより、
TOUPDPLS
プログラムが開始され、idata
バッファ・コンテンツが処理に渡されます。ホスト・ミラー・トランザクションはそれ以降のすべてのリクエストを提供する長時間のタスクとしてトランザクションに残されます。 TOUPDPLS
プログラムによりデータが処理されます。- CICS/ESAシステムにより、
commarea
がクライアントのodata
バッファに戻されます。 toupsrv
サービスのループ終了条件が満たされるまで、ステップ3~6が繰り返されます。tpcommit
リクエストにより、トランザクションが正常に終了したことが示され、それによって自身のリソースがコミットされて、リソースはホスト・ミラー・トランザクションによって保持されます。
親トピック: 分散プログラム・リンク(DPL)の例