2.2.7 CICS/ESA DTPからATMI対話型サーバー、クライアントによる制御の保持
図2-16 DMCONFIGファイルのエントリ

- ユーザーが入力した
H0TP
により、MIRRDTPC
プログラムが起動します。 EXEC CICS ALLOCATE
により、リモートのTuxedoドメインに対するセッションが取得されます。EIBRSRCE
に戻された対話IDをプログラム変数に保存します。この値は、CICS/ESA APPC verbの特定の対話の識別に使用されます。EXEC CICS CONNECT PROCESS
コマンドにより、DMCONFIGファイルのDM_LOCAL_SERVICESセクションでMIRROR
にマップされている公開済のサービスが開始されます。EXEC CICS SEND
コマンドを実行して、OUT-BUFFER
のコンテンツを、tpsvcinfo->data
バッファのTuxedoサービスに送信します。コンテンツは即時に送信される可能性があります。EXEC CICS SEND INVITE WAIT
コマンドでは、out-buff
のコンテンツをtprecv odata
バッファに送信します。INVITE
パラメータにより対話の制御は放棄され、tprecv
コマンドのreevent
パラメータではTPEV_SENDONLY
として示されます。データは、前回のSEND
操作のデータとともにただちに送信されます。- Tuxedoサービスにより、データが処理されます。
- CICS/ESAサーバーにより、データが処理されます。
- ATMI
tpreturn
データにより、対話が完了したことを示す通知とともにデータがEXEC CICS RECEIVE
に戻されます。
親トピック: 分散トランザクション処理(DTP)の例