2.2.9 CICS/ESA DTPに対するトランザクションATMIクライアント・リクエスト/レスポンス
図2-18 DMCONFIGファイルのエントリ

ノート:
これは、DTPトランザクション・サービスの推奨される実行方法ではありません。推奨される方法については、リクエスト/レスポンスを使用したトランザクションDPLを参照してください。- ATMIクライアント
toupclt
により、toupsrv
サービスが呼び出されます。(プログラムで実行される各tpcall
は、tpbegin
とtpcommit
の間にある必要があります。) - サービスにより、トランザクションを開始する
tpbegin
が発行されます。 toupsrv
サービスにより、DMCONFIGファイルのDM_REMOTE_SERVICES
セクションで公開されているSIMPDTP
に対して、tpcall
が発行されます。- ユーザー・トランザクションDTPSにより、
TOUPDTPS
プログラムが起動されます。 EIBTRMID
をプログラム変数に保存します。この値は、CICS/ESA APPC verbの特定の対話の識別に使用されます。EXEC CICS RECEIVE
コマンドによりidata
バッファ・コンテンツが受信され、処理に渡されますTOUPDTPS
プログラムによりデータが処理されます。EXEC CICS SEND
コマンドにより、OUT-BUUFER
コンテンツがクライアントのodata
バッファに戻されます。CONFIRM
は対話が終了したことを示します。INVITE
ではクライアントがCOMMIT
リクエストで応答できます。toupsrv
サービスにより、トランザクションを終了するtpcommit
が発行されます。EXEC
CICS RECEIVE
動詞でCOMMIT
が受信され、サーバーにより、リソースのコミット、トランザクションの終了、および未処理の対話の解放を行うためのEXEC
CICS RETURN
が発行されます。
親トピック: 分散トランザクション処理(DTP)の例