2.3.13 トランザクションATMI対話型クライアントからホストCPI-C、サーバーによる制御の取得

図2-33 DMCONFIGファイルのエントリ


DMCONFIGファイルのエントリ

  1. ATMIクライアントによりtoupsrvサービスが呼び出されます。
  2. toupsrvサービスにより、トランザクションを開始するtpbeginが発行されます。
  3. toupsrvサービスにより、DMCONFIGファイルのDM_REMOTE_SERVICESセクションで公開されているSIMPCPICに対して、tpconnectサービス・リクエストが発行されます。データはtpconnectidataバッファから送信されます。
  4. tpname TPNCPICのリモート・サービスにより、TOUPCPICプログラムが起動します。
  5. サーバーは、cmaccp呼出しによる対話を受け入れます。リクエストのconvidで戻される対話IDが、この対話のその他すべてのリクエストに使用されます。
  6. cmrcvリクエストは、tpconnectで送信された処理対象のidataバッファ・コンテンツを受信します。
  7. TOUPCPICプログラムでデータが処理されます。
  8. cmsendでは、そのobufferコンテンツがクライアントのtprecv odataバッファに戻されます。データは即時送信されません。
  9. cmsptrでは、CM_PREP_TO_RECEIVE_CONFIRMにより、受信準備リクエストが用意されます。CONFIRMを指定したcmptrリクエストは、対話が終了したことを示し、TPEV_SVCSUCCとしてtprecvに伝達されます。
  10. toupsrvによってtpcommitが発行され、トランザクションが正常に終了し、すべての更新済リソースがコミットされます。cmrcvリクエストでは、コミット・リクエストを受信し、そのリクエストにSAAリソース/リカバリ・コミット呼出しsrrcmitによるリクエストに明示的に応答します。対話はコミット交換が完了すると終了します。