1. RESTfulサービス管理者ガイド
  2. クラスタのモニタリング・コマンド

8 クラスタのモニタリング・コマンド

クラスタ管理のモニタリング・コマンドは、Oracle Key Vaultの構成、ヘルスおよびデプロイメント・モードを確認するために使用できます。

8.1 okv cluster service startコマンド

okv cluster service startコマンドは、ノードのクラスタ・サービスを起動します。

必要な権限

システム管理者ロール

構文

okv cluster service start

JSON入力ファイル・テンプレート

{
 "service" : {
  "category":"cluster,
  "resource":"service",
  "action":"start,
  "options":{
  "nodeName":"#VALUE"
   } 
  }
}

パラメータ

パラメータ 必須 説明
--node-name

必須

クラスタ・ノードの名前。

JSONの例

  1. okv cluster service startコマンド用にJSON入力を生成します。 
    okv cluster service start --generate-json-input

    次のような入力が生成されます。 

    {
  "service" : {
    "category" : "cluster",
    "resource" : "service",
    "action" : "start",
    "options" : {
      "nodeName" : "#VALUE"
    }
  }
}
  2. 生成された入力をファイル(service_start.jsonなど)に保存します。
  3. 生成されたJSONファイルを使用して、okv cluster service startコマンドを実行します。たとえば:
    okv  cluster service start --from-json service_start.json

    出力は、次のようになります。

親トピック: クラスタのモニタリング・コマンド

8.2 okv cluster service stopコマンド

okv cluster service stopコマンドは、ノードのクラスタ・サービスを停止します。

必要な権限

システム管理者ロール

構文

okv cluster service stop

JSON入力ファイル・テンプレート

{
 "service" : {
  "category" : "cluster,
  "resource" : "service",
  "action" : "stop,
  "options" : {
   "nodeName" : "#VALUE"
   }
 }
}

パラメータ

パラメータ 必須 説明
--node-name

必須

クラスタ・ノードの名前

CLIコマンド

okv cluster service stop --node <argument>

JSONの例

  1. okv cluster service stopコマンド用にJSON入力を生成します。 
    okv cluster service stop --generate-json-input

    次のような入力が生成されます。 

    {
 "service" : {
  "category" : "cluster,
  "resource" : "service",
  "action" : "stop,
  "options" : {
   "nodeName" : "#VALUE"
   }
 }
}
  2. 生成された入力をファイル(service_stop.jsonなど)に保存します。
  3. 生成されたJSONファイルを使用して、okv cluster service stopコマンドを実行します。たとえば:
    okv cluster service stop --from-json service_stop.json

    出力は、次のようになります。 

    {
 "result" : "Success"
}

親トピック: クラスタのモニタリング・コマンド

8.3 okv cluster service monitorコマンド

okv cluster service monitorコマンドは、ノードのクラスタ・サービスをモニターします。

必要な権限

システム管理者ロール

構文

okv cluster service monitor --generate-json-input

JSON入力ファイル・テンプレート

{
 "service" : {
  "category" : "cluster,
  "resource" : "service",
  "action" : "monitor,
  "options" : {
   "nodeName" : "#VALUE"
   }   
  }
}

パラメータ

パラメータ 必須 説明
--node-name

必須

クラスタ・ノードの名前。

JSONの例

  1. okv cluster service monitorコマンド用にJSON入力を生成します。 
    okv cluster service monitor

    次のような入力が生成されます。 

    {
 "service" : {
  "category" : "cluster,
  "resource" : "service",
  "action" : "monitor,
  "options" : {
   "nodeName" : "#VALUE"
   }   
  }
}
  2. 生成された入力をファイル(service_monitor.jsonなど)に保存します。
  3. 生成されたJSONファイルを使用してokv cluster service monitorコマンドを実行します。たとえば:
    okv cluster service monitor --from-json service_monitor.json

    出力は、次のようになります。 

    {
 "result" : "Success",
 "value" : {
  "clusterServiceStatus":"Up",
  "mode":"Read-Write",
  "nodeID":"2",
  "nodeName":"node2"
  }
 }
}

親トピック: クラスタのモニタリング・コマンド

8.4 okv cluster link enableコマンド

okv cluster link enableコマンドは、現在のノードとクラスタ内の指定されたノードの間のレプリケーション・リンクを有効にします。

必要な権限

システム管理者ロール

okv cluster link enableコマンドでは、次が表示されます:
  • 成功か失敗かに関係なく、コマンドの結果が表示されます。

構文

okv cluster link enable --generate-json-input

パラメータ

パラメータ 必須 説明
--node-name

必須

有効にするクラスタ・ターゲット・ノードの名前。
--target-node

オプション

ノードの無効化を開始するノードの名前

JSONの例

  1. okv cluster link enableコマンド用にJSON入力を生成します。 
    okv cluster link enable

    次のような入力が生成されます。 

    {
 "service" : {
  "category" : "cluster,
  "resource" : "link",
  "action" : "enable,
  "options" : {
   "nodeName" : "#VALUE",
   "targetNode" : "#VALUE"
   }
  }
}
  2. 生成された入力をファイル(link_enable.jsonなど)に保存します。
  3. 生成されたJSONファイルを使用して、okv cluster link enableコマンドを実行します。たとえば:
    okv cluster link enable --from-json link_enable.json

    出力は、次のようになります。 

    {
 "result" : "Success"
}

親トピック: クラスタのモニタリング・コマンド

8.5 okv cluster link disableコマンド

okv cluster link disableコマンドは、クラスタ・ノードを無効にします。

必要な権限

システム管理者ロール

okv cluster link disableコマンドでは、次が表示されます。
  • 成功か失敗かに関係なく、コマンドの結果が表示されます。

構文

okv cluster link disable

JSON入力ファイル・テンプレート

{
 "service" : {
  "category" : "cluster,
  "resource" : "link",
  "action" : "enable,
  "options" : {
   "nodeName" : "#VALUE",
   "targetNode" : "#VALUE"
  }
 }
}

パラメータ

パラメータ 必須 説明
--node-name

必須

クラスタ・ノードの名前。
--target-node

オプション

ノードの無効化を開始するノードの名前。

JSONの例

  1. okv cluster link disableコマンド用にJSON入力を生成します。 
    okv cluster link disable --generate-json-input

    次のような入力が生成されます。 

    {
 "service" : {
  "category" : "cluster,
  "resource" : "link",
  "action" : "enable,
  "options" : {
   "nodeName" : "#VALUE",
   "targetNode" : "#VALUE"
  }
 }
}
  2. 生成された入力をファイル(link_disable.jsonなど)に保存します。
  3. 生成されたJSONファイルを使用して、okv cluster link disableコマンドを実行します。たとえば:
    okv cluster link disable --from-json link_disable.json

    出力は、次のようになります。 

    {
 "result" : "Success"
}

親トピック: クラスタのモニタリング・コマンド

8.6 okv cluster link monitorコマンド

okv cluster link monitorコマンドは、レプリケーション・リンクをモニターします。

必要な権限

システム管理者ロール

構文

okv cluster link monitor

JSON入力ファイル・テンプレート

{
 "service" : {
  "category" : "cluster,
  "resource" : "link",
  "action" : "monitor,
  "options" : {
   "nodeName" : "#VALUE"
  }  
 }
}

パラメータ

パラメータ 必須 説明
--node-name

必須

クラスタ・ノードの名前。

JSONの例

  1. okv cluster link monitorコマンド用にJSON入力を生成します。 
    okv cluster link monitor --generate-json-input

    次のような入力が生成されます。 

    {
 "service" : {
  "category" : "cluster,
  "resource" : "link",
  "action" : "monitor,
  "options" : {
   "nodeName" : "#VALUE"
  }  
 }
}
  2. 生成された入力をファイル(link_monitor.jsonなど)に保存します。
  3. 生成されたJSONファイルを使用して、okv cluster link monitorコマンドを実行します。たとえば:
    okv cluster link monitor --from-json

    出力は、次のようになります。 

    {
 "result" : "Success",
 "value" : {
  "linkStatus":[ {
   "nodeID":"1",
   "nodeName:"okv080027ef30b1",
   "heartbeatLagInSeconds":"82.95",
   "linkState":"Up",
   "replicationLagInSeconds":"6"
    },
    {
     "nodeID":"2",
     "nodeName":"node2",
     "heartbeatLagInSeconds":"40.55",
     "linkState":"Up",
     "replicationLagInSeconds":"5"
      } ],
      "nodeID":"3",
      "nodeName":"node3"
      }
    }
 }

親トピック: クラスタのモニタリング・コマンド