3 SQLプロパティ・グラフの概要
SQLプロパティ・グラフは、任意のSQLベースのインタフェース(SQL Developer、SQLPLUS、SQLclなど)またはJDBCを使用するJavaプログラムで操作できます。
SQL文を使用すると、次のことを実行できます:
- スキーマ内の既存のデータベース・オブジェクトから、次のようなSQLプロパティ・グラフを作成します:
- 表(一部の例外は「SQLプロパティ・グラフの作成の制限事項」を参照)
- マテリアライズド・ビュー
- 外部表
- 前述のいずれかのデータベース・オブジェクトのシノニム
- SQLプロパティ・グラフのシノニムを作成します。
- SQLプロパティ・グラフを再検証します。
- SQLプロパティ・グラフでグラフ・パターン一致問合せを実行します。
- SQLプロパティ・グラフを削除します。
たとえば、次の図では、SQL Developerツールを使用したSQLプロパティ・グラフの作成を示します。
- SQLプロパティ・グラフの操作のクイック・スタート
このチュートリアルは、SQLプロパティ・グラフでのグラフ・アルゴリズムの作成、問合せおよび実行の開始に役立ちます。
親トピック: SQLプロパティ・グラフ
3.1 SQLプロパティ・グラフの操作のクイック・スタート
このチュートリアルは、SQLプロパティ・グラフでのグラフ・アルゴリズムの作成、問合せおよび実行を開始するのに役立ちます。
このチュートリアルを試すには、次の要件を満たしていることを確認してください:
- グラフ・サーバーのインストールで提供されているサンプル銀行グラフ・データをデータベース表にロードします。詳細は、グラフ分析のサンプル・データの使用を参照してください。
- SQLプロパティ・グラフを作成および削除するために必要な権限があります。詳細は、「SQLプロパティ・グラフに対するシステム権限およびオブジェクト権限の付与」を参照してください。
次のチュートリアルでは、ステップ1、ステップ2およびステップ7の例をSQLclツールを使用して実行します。ただし、これらの例は任意のSQLベースのインタフェースを使用して実行できます。
親トピック: SQLプロパティ・グラフの概要