3.6.3.1 緯度列と経度列を含むビューベースのデータセットでの空間の有効化

Spatial Studioでは、緯度列と経度列を含むビューから作成されたデータセットに空間索引を作成できるため、ビューをビジュアル化および分析できます。
次の手順で、ビューベースのデータセットに緯度索引と経度索引を作成できます。

この手順は、次のことが前提となっています:

  • 緯度列と経度列を含むビューからデータセットを作成してある。

    ビューからのデータセットの作成の詳細は、「データベースの表またはビューからのデータセットの作成」を参照してください。

  • このビューベースのデータセットは、ビジュアライゼーションのために空間的に有効になっていないため、「データセット」ページで警告アイコン付きでリストされている。
  1. 「データセット」ページに移動します。
  2. 警告アイコンをクリックして、ビューベースのデータセットに関する問題を表示します。
  3. 緯度/経度索引の作成をクリックします。
    次のような緯度列と経度列ウィンドウが開きます。

    図3-20 ビューベースのデータセットでの緯度索引と経度索引の作成

    図3-20の説明が続きます
    「図3-20 ビューベースのデータセットでの緯度/経度索引の作成」の説明
  4. 緯度列を選択します。
  5. 経度列を選択します。
  6. 元表の緯度索引と経度索引を再使用するチェック・ボックスを選択します。
    緯度列と経度列の空間索引が基礎となる元表(またはビュー)に存在するかどうかに関係なく、常にこのチェック・ボックスを選択する必要があることに注意してください。基礎となる元表(またはビュー)に空間索引がない場合、Spatial Studioはデータセットのメタデータを更新し、空間ビジュアライゼーションの準備完了とマークします。これにより、マップ・ビジュアライゼーションを実行できますが、空間索引が所定の場所に存在するときほどのパフォーマンスにならない場合があります。
  7. 「OK」をクリックします。
    経度索引と緯度索引の作成タイプのバックグラウンド・タスクが実行されます。「ジョブ」ページでのこのタスクの正常な完了は、データセットがビジュアライゼーションのために空間的に有効になっていることを示します。

    「アクティブ・プロジェクト」ページでこのビューベースのデータセットをビジュアライゼーションに使用できるようになりました。