ユーザー・アクセスの処理

このプロセスは、対象者を識別するためのメンバー基準を評価することで、Oracle Learningのローカルおよびグローバル・アクセス・グループを展開して突き合せます。次に、対象者に応じてアクセス・レコードを作成または取り下げます。

プロセスでは、必要な作業を処理するための子プロセスが自動的に生成されます。

ヒント: Redwoodエクスペリエンスを有効にすると、このプロセスによって「OSCSの学習アイテムのアクセス・コントロール・リストを処理」プロセスが自動的に実行されます。プロセスを個別にスケジュールする必要はありません。

実行タイプには、次の2つのオプションがあります。

  • 突合: プロセスでターゲット対象者を評価し、必要に応じてアクセスを作成または取り下げます。このオプションを使用してプロセスを毎日実行するようにスケジュールすることをお薦めします。

    「割当ルールに対するPerson IDの評価」および「アクセス・グループの突合」プロセスのかわりに、このプロセスを実行します。学習イニシアチブを使用する場合は、「割当ルールに対するPerson IDの評価」および「動的割当の突合」プロセスを適切なスケジュールで維持してください。引き続き突合せに必要です。

  • 展開: 学習管理者がアクセス・グループを作成すると、プロセスでアクセスが作成されます。「バックグラウンド処理の構成」ページで「ユーザーによる変更の保存直後に推奨を処理」の選択を解除しないかぎり、このオプションを使用してプロセスをスケジュールする必要はありません。パラメータの選択を解除した場合は、このオプションを使用してプロセスを実行し、学習イニシアチブを突き合せる必要があります。

通常の操作では、「イニシアチブ番号」パラメータを空白のままにします。特定のグループのみのアクセスを展開または突合せする場合は、そのアクセス・グループ番号を入力します。

ノート: アクティビティ・シーケンシングまたはORA_WLF_ENABLE_PROCESS_USER_ACCESS_KEYプロファイル・オプションを有効にした場合は、「アクセス・グループの突合」のかわりにこのプロセスを実行します。