「自分のチーム」ワークシートの使用

直属のマネージャは、「自分のチーム」ワークシートを使用して、直属の部下である就業者に割り当てられたロールに関する認定の推奨を記録できます。次の2つのレベルのいずれかで作業できます。

  • 「自分のチーム」ワークシートには、自分に直属のユーザーと、任意の数の認証プロジェクトでロール割当てをレビュー中ユーザーの両方が表示されます。各ユーザーに対して、その個人のロール割当てをすべて一度に承認または否認できます。

  • このページから、ユーザーを選択し、「ユーザー割当」ページにドリルダウンできます。選択したユーザーに割り当てられているロールがリストされ、各割当てを個別に承認または否認できます。

「自分のチーム」ワークシートを開くには、「リスク管理」 > 「アクセス認証」を選択します。ユーザーの直属のマネージャである場合、ランディング・ページは「自分のチーム」ワークシートです。所有者、マネージャまたは認証者である場合、ランディング・ページは「アクセス認証」ページです。そこで、「自分のチーム」タブを選択します。

ワークシートの形式

「自分のチーム」ワークシートは、「直属の部下別認証」リージョンで構成されます。ページでフォーカスがある直属のマネージャ(この場合は自分)の監督下にある各ユーザーの行が表示されます。各行には、次の内容が含まれます。

  • ユーザー名の値は、直属の部下を識別します。ユーザー名にカーソルをあわせて非表示のアイコンが表示されるようにし、アイコンをクリックすると、そのユーザーに関する情報を含むカードが表示されます。

  • 棒グラフは、「保留中」、「承認」、「調査」および「削除」とマークされているロール割当ての数を表す、色分けされたセグメントに分けられます。

  • 期限日の値は、ユーザーのロール割当てがレビューされている認証の期日を表示します。

ユーザー名をクリックして、「ユーザー割当」ページにドリルダウンできます。ここでは、次のようになります:

  • ページ・ヘッダーには、選択したユーザーの名前が表示されます。

  • 「従業員の情報」リージョンには、直属のマネージャ(自分)の名前と、ユーザーが関連付けられている認証の所有者が選択した最大6つの属性の値が表示されます。これらの属性は、ユーザーごとに異なる場合があります。その理由は、ユーザーが個別の認証に含まれ、個別の所有者によって選択されたためです。

  • 「レビューする直接割り当てられたロール」リージョンには、割当てがレビュー中であるロールごとに行が表示されます。行には、そのロールの現在の認証ステータスと、その認証の期限が表示されます。

認証の推奨

これは、直属の部下に割り当てられたロールのステータスを更新するためのものです。すべてのロール割当ては、「保留中」ステータスで開始されます。それぞれについて、「調査」を選択できます(割当てを評価していることを意味します)。ただし、最終的には「承認」(ロールが認定されることを意味する)または「削除」(そのユーザーからロールが取り除かれることを意味する)を選択する必要があります。

「自分のチーム」ワークシートでは、任意の数のユーザーを選択し、それらすべてのユーザーのステータスを更新できます。それぞれについて、このアクションで、レビュー中のすべてのユーザーの割当てのステータスが更新されます。

  1. ステータスを更新するユーザーを表す行のチェック・ボックスを選択します。

  2. 「処理」メニューを展開し、割り当てるステータスをクリックします。

「ユーザー割当」ページで、選択したユーザーのロール割当てのステータスを個別に更新できます。

  1. 「レビューする直接割り当てられたロール」領域で、ステータスを更新するロールを表す行のチェック・ボックスを選択します。

  2. 「処理」メニューを展開し、割り当てるステータスをクリックします。

いずれの場合も、フィルタを作成して、更新するユーザーまたはロールを検索できます。フィルタ・パラメータを設定するには、「フィルタの表示」オプションをクリックします。

「自分のチーム」ワークシートに関する特別な考慮事項

以下に、作業を行う際の留意事項を示します。

  • 「自分のチーム」ワークシートでロール割当てに対して選択するステータスは推奨です。ステータスの選択を送信すると、認証者が変更できる認証者ワークシートが更新されます。認証者は、先に自分のワークシートを使用してレコードを操作する場合もあります。その場合、それらのレコードはワークシートに表示されなくなります。

  • ロールの割当ては、ワークシートに経時的に追加できます。これは、レコードが毎日更新されるような、1つ以上の継続的な認証からレコードが生成される場合があるためです。または、ワークシートにすでにレコードがある場合は、新しい認証が開始される可能性があり、直属の部下に対するロール割当てがさらに含まれる場合があります。

  • ワークシートでロール割当てのレビューを続行する場合は、ワークシートを保存できます。ただし、「自分のチーム」ワークシートに表示される最も早い認証期日までにワークシートを送信する必要があります。そのためには、ワークシート内のすべてのユーザーに割り当てられているすべてのロールについて、期日に関係なく「承認」または「削除」ステータスを選択する必要があります。ワークシートを送信すると、ワークシートに含まれているレコードは表示されなくなります。

  • 連続認証の期日は、常に即時になります。連続認証では、マネージャ・ワークシートにレコードが毎日追加される場合があります。その場合、すべてのユーザーのすべてのロールを「承認」または「削除」ステータスに設定し、同じ日にワークシートを送信することが求められます。

  • 直属の部下は、複数の認証に表示される場合があり、それぞれに異なるスコープ指定ロールが割り当てられます。その場合、「自分のチーム」ワークシートにはそのユーザーについて1行が含まれ、認証に対して構成された期日のうち最も早いものが表示されます。その行から、ユーザーのロール割当てが統合された単一の「ユーザー割当」ページにドリルダウンします。その「従業員の情報」リージョンには、最新の認証に対して選択された属性の値が表示されます。