重複解決要求タイプの選択に関する考慮事項

重複を解決するには、重複解決要求を作成して、重複の可能性があるレコードをマージするかリンクします。選択した要求のタイプによって、解決後にこれらの重複レコードを処理する方法が決まります。

重複レコードをマージするかリンクするかがわからない場合は、後で決定するために汎用解決要求を選択できます。

マージのテスト

「マージのテスト」タイプの重複解決要求を作成して、次のことを行わずに、生存ルールや契約ルールなど、マージ要求構成をテストできます。

アプリケーション・データの変更
「要求ディスパッチ・ジョブの実行」タスクに応じたマージ結果のレビュー

これは、マージ構成の動作に関するフィードバックを即座に取得するのに役立ちます。マージのテスト要求が完了したら、テスト解決要求にドリルダウンして、マージの結果を確認できます。マージ要求の上書きフローを選択して、マージ動作を詳細に検査することもできます。

マージ要求

重複レコードを組み合せて1つの新規マスター・レコードにするには、マージ重複解決要求を作成します。マージ要求の完了後、すべての重複レコードがデータ・レジストリから削除され、マスター・レコードの更新のみ可能になります。削除される重複レコードは非マスター・レコードとも呼ばれます。マージでは、重複レコードからマスター・レコードへの添付の転送がサポートされることに注意してください。

リンク要求

重複レコードを関連付けるには、リンク要求を作成します。リンクされたレコードは、データ・レジストリ内で一意のレコードとして処理され、それら自体の一意識別子を持ちます。

要求を作成するとき、レコードの1つをマスター・レコードとして定義します。解決プロセスによって、他のレコードがマークされてマスター・レコードにリンクされ、それらは重複としてマークされます。