B よくある質問

Oracle Fusion HCM Analyticsのよくある質問(FAQ)では、分析エクスペリエンスの向上のためのソリューションの提供について最も一般的な質問に対する回答を示します。

追加のデータ・セキュリティ関連オブジェクトをOracle Fusion Cloud ApplicationsからFusion Analytics Warehouseに取り込んでFusion Analytics Warehouseでカスタム・データ・セキュリティを設定できますか。

コンソールの「アプリケーション」の「人材管理」で、「HCMセキュリティ構成」オファリングの「セキュリティ構成データ」機能領域に対するパイプラインを作成すると、Fusion Analytics Warehouseにより、Oracle Fusion Cloud Applications (Cloud HCM)から追加のデータが取得されます。この新しいデータを利用して、カスタム・データ・セキュリティを設定できます。

このパイプラインは、次のOracle Fusion Cloud Applications (Cloud HCM)オブジェクトからデータを取り込み、次の表をFusion Analytics Warehouseに移入します。
Oracle Fusion Cloud Applicationsのオブジェクト Fusion Analytics Warehouseの対応する表
職責範囲 DW_ASG_RESPONSIBILITY_D
部門階層行フラット化詳細 DW_DEPARTMENT_RF_DH
組織階層行フラット化詳細 DW_ORGANIZATION_RF_DH
ツリー・バージョン詳細(部門階層および組織階層ベースのセキュリティ構成に必要) DW_TREE_VERSION_D
  1. サービスにサインインします。
  2. Fusion Analytics Warehouseで、「ナビゲータ」をクリックします。
  3. 「ナビゲータ」メニューで、「コンソール」をクリックします。
  4. コンソールで、「アプリケーション管理」の下の「データ構成」をクリックします。
  5. 「データ構成」ページで、「人材管理」をクリックします。
  6. サービス・ページで、「作成」をクリックし、「オファリング」「HCMセキュリティ構成」を選択し、「機能領域」「セキュリティ構成データ」を選択して、「次」をクリックします。
    Cloud HCMから追加のデータ・セキュリティ関連オブジェクトを取り込むデータ・パイプラインの作成

  7. パラメータを確認し、次のいずれかのオプションをクリックします。
    • 取消: 機能領域のデータ・パイプラインを取り消します。
    • 保存: 機能領域のデータ・パイプラインをアクティブ化せずに保存します。
    • アクティブ化: 機能領域のデータ・パイプラインの実行日時をスケジュールします。機能領域のデータ・パイプラインのアクティブ化を参照してください。

データ・パイプラインでデータの不整合やログ・データの不整合が拒否されるのを停止できますか。

はい。「HCMデータ整合性およびロギングの無効化」プレビュー機能を有効化または無効化することで、データ・パイプラインによるデータの不整合またはログ・データの不整合の拒否を停止できます。プレビューに使用可能な機能を参照してください。

デフォルトでは、データ・パイプラインは一貫性のないソース・データをすべて拒否し、そのようなデータはロードしません。この機能を有効にすると、Fusion HCM Analyticsでは、一貫性のないデータをログに記録せず、ロード中にそのようなデータを拒否しません。一貫性のないレコードとして識別されたレコードをソースにロードするには、すべてのFusion HCM Analytics機能領域をリセットする必要があります。この機能を無効にすると、Fusion HCM Analyticsは、データ・パイプラインをデフォルトの動作(一貫性のないソース・データを拒否)に戻します。ソースに存在する一貫性のないすべてのレコードの拒否を開始するには、現在有効になっているFusion HCM Analytics機能領域のデータ・パイプラインをリセットする必要があります。

どのようにするとライン・マネージャなどの個人リーダーがデータに簡単にアクセスできますか。

セキュリティ管理者は、ライン・マネージャなどの個人リーダーにデータ・アクセスを提供できます。個人リーダーに対する簡単なデータ・アクセスの有効化を参照してください。