ワークシート列のデフォルト値プロパティ

「列プロパティの構成」ページの「デフォルト値」セクションで使用可能なオプションから選択することにより、列のデフォルト値を設定できます。「ワークフォース報酬サイクルの開始」プロセスを実行すると、これらの値がワークシート列に移入されます。

次に、デフォルト値を設定するために選択できるプロパティを示します。別途指定されないかぎり、1つのプロパティを設定すると、「リフレッシュの対象となるデフォルト値」を除き、他のプロパティは表示されなくなります。現在の設定をクリアすると、すべてのプロパティを再度表示できます。

プロパティ 摘要
デフォルト値 デフォルトで列に表示される特定の数の一連の文字を入力します。
デフォルトおよび上書きFormula

空白を含む既存の値を、指定した「報酬デフォルトおよび上書き」のFormulaによって返されるデフォルト値に置き換えます。たとえば、Formulaを使用して、格納されているスコア、評点、インセンティブ・プラン金額、ターゲット・パーセントおよび特別支給項目計算機能の値を取得します。その後、Formulaの結果を使用して、列のデフォルト値を設定します。

選択したFormulaが予期した結果を返すことを検証するには、サンプル個人レコードを使用してテストを実行します。Formulaの横にある「条件および列結果のテスト」アイコンをクリックして、テストを実行します。

  • 正しくないFormulaを取得した場合は、「FastFormula」タスクを使用してFormulaを訂正します。
  • 予期される給与が表示されない場合は、HRデータ抽出日の時点でその個人の給与レコードが存在することを確認します。
  • 個人が予期せず「不適格」ステータスになっている場合は、そのアサイメントの適格プロファイルをチェックします。
報酬導出要因 報酬導出要因を使用して、デフォルトの列値を設定します。報酬の導出要因を作成するには、「報酬」作業領域の「導出要因」タスクを使用します。
相互参照プラン

この列でデフォルト値として使用するデータを含むワークフォース報酬プランを選択します。これは同じプランでもかまいません。

プランを選択したら、デフォルト値の抽出元となるサイクルと列を指定する必要があります。

外部データ・レコード・タイプ

列に表示する外部データがレガシー・アプリケーションからのものか、サード・パーティからのものかを指定します。

レコード・タイプを選択したら、デフォルト値の取得元となる外部データ列(「列16」など)を選択する必要があります。

リファレンス

それぞれのワークシート列の詳細は、My Oracle Support (support.oracle.com)のWorkforce Compensation Worksheet Configuration Definition (ドキュメントID 1450891.1)を参照してください。次の情報を参照することもできます。

  • Oracle Fusion Global HR Cloud Serviceのフィールドに直接マップされる列のナビゲーション・パス
  • プラン相互参照を使用して列の値をデフォルト設定できるかどうか
  • 個人が自分のプラン予算およびタスク・ワークシートで値を更新できるかどうか。