ワークフォース報酬プランの階層
ワークフォース報酬プランの階層の構成時には、報酬サイクル中の個人の割付に対する異なるレベルのアクセス権を複数のマネージャに付与できます。
これらの階層によって、プライマリ・プラン・マネージャとセカンダリ・プラン・マネージャ、およびそれぞれのワークシートに表示される個人が決まります。また、プラン・レビュー担当者と表示される個人も決まります。プライマリ階層により、予算が下位マネージャにロール・ダウンされる方法、および上位レベルのマネージャに承認がルーティングされる方法も決まります。
例
階層の構成方法のシナリオの一部と例を次に示します。
シナリオ | 階層の例 |
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国のリーダーは予算を管理する必要があり、ライン・マネージャは組織に報酬を割り付ける必要があります。 |
プライマリ階層のソースを「その他のマネージャの階層」に設定し、国のリーダーに対して適切なマネージャ・タイプを選択します。 セカンダリ階層のソースを「プライマリ・マネージャの階層」に設定します。 |
ライン外のマネージャは、報酬サイクル中にこれらのマネージャのプロジェクトを完了した場合などに、個人の報酬にアクセスする必要があります。 |
プライマリ階層のソースを「プライマリ・マネージャの階層」に設定します。 セカンダリ階層のソースを「その他のマネージャの階層」に設定し、「プロジェクト・マネージャ」など、ライン外のマネージャに対して適切なマネージャ・タイプを選択します。または、FastFormulaを使用して、ライン外の関係を決定することもできます。 |
国固有のHR担当者は、個人のプライマリ・プラン・マネージャが誰であるかに関係なく、国内の全員にアクセスする必要があります。 |
プライマリ階層のソースを「プライマリ・マネージャの階層」に設定します。 レビュー担当者階層のソースを、国固有のHR担当者を決定するFastFormulaに設定します。 |