給与レコードのロードの例
次の例では、HCMデータ・ローダーを使用して個人の作業アサイメントの給与レコードをロードおよび管理する方法を示します。
ソース・キーを使用した給与の作成
次のSalary.datファイルの例では、既存のアサイメントのコンポーネントが含まれている給与オブジェクトを作成します。このファイルでは給与オブジェクトとリンクされているアサイメントの両方を、ソース・キーで識別します。
METADATA|Salary|SourceSystemOwner|SourceSystemId|AssignmentId(SourceSystemId)|DateFrom|SalaryAmount|SalaryBasisName|ActionCode|SalaryApproved|MultipleComponents
MERGE|Salary|VISION|1012SAL15|1012_EMP_ASG|2015/01/01|65000|SalBasis_1007|CHANGE_SALARY|Y|N
METADATA|SalaryComponent|SourceSystemOwner|SourceSystemId|SalaryId(SourceSystemId)|DateFrom|ComponentReasonCode|ChangeAmount|ComponentApproved
MERGE|SalaryComponent|VISION|1012SAL15_COL|1012SAL15|2015/01/01|COST_OF_LIVING|60000|Y
MERGE|SalaryComponent|VISION|1012SAL15_ADJ|1012SAL15|2015/01/01|ADJUSTMENT|5000|Y
ソース・キーを使用した給与の更新
次のSalary.datファイルの例では、給与オブジェクトおよびそのコンポーネントへの変更を指定して、既存の無期限の給与レコードを更新します。このファイルではソース・キーを使用して、すべてのコンポーネントを識別します。
METADATA|Salary|SourceSystemOwner|SourceSystemId|AssignmentId(SourceSystemId)|DateFrom|DateTo|SalaryAmount|SalaryBasisName|ActionCode|SalaryApproved|MultipleComponents
MERGE|Salary|VISION|1012SAL16|1012_EMP_ASG|2016/01/01||70000|SalBasis_1007|CHANGE_SALARY|Y|N
METADATA|SalaryComponent|SourceSystemOwner|SourceSystemId|SalaryId(SourceSystemId)|DateFrom|ComponentReasonCode|ChangeAmount|ComponentApproved
MERGE|SalaryComponent|VISION|1012SAL16_COL|1012SAL16|2016/01/01|COST_OF_LIVING|5000|Y
MERGE|SalaryComponent|VISION|1012SAL16_ADJ|1012SAL16|2016/01/01|ADJUSTMENT|0|Y
ユーザー・キーを使用した給与の作成
次のSalary.datファイルの例では、アサイメントのコンポーネントが含まれている給与オブジェクトを作成します。このファイルでは給与オブジェクトとリンクされているアサイメントの両方を、ユーザー・キーを使用して識別します。
METADATA|Salary|AssignmentNumber|DateFrom|SalaryAmount|SalaryBasisName|ActionCode|SalaryApproved|MultipleComponents
MERGE|Salary|1014|2015/01/01|53500|SalBasis_1007|CHANGE_SALARY|Y|N
METADATA|SalaryComponent|AssignmentNumber|DateFrom|ComponentReasonCode|ChangeAmount|ComponentApproved
MERGE|SalaryComponent|1014|2015/01/01|COST_OF_LIVING|52000|Y
MERGE|SalaryComponent|1014|2015/01/01|ADJUSTMENT|1500|Y
ユーザー・キーを使用した給与の更新
次のSalary.datファイルの例では、給与オブジェクトおよびそのコンポーネントへの変更を指定して、既存の無期限の給与レコードを更新します。このファイルではユーザー・キーを使用して、すべてのコンポーネントを識別します。
METADATA|Salary|AssignmentNumber|DateFrom|DateTo|SalaryAmount|SalaryBasisName|ActionCode|SalaryApproved|MultipleComponents
MERGE|Salary|1014|2016/01/01||53900|SalBasis_1007|CHANGE_SALARY|Y|N
METADATA|SalaryComponent|AssignmentNumber|DateFrom|ComponentReasonCode|ChangeAmount|ComponentApproved
MERGE|SalaryComponent|1014|2016/01/01|COST_OF_LIVING|300|Y
MERGE|SalaryComponent|1014|2016/01/01|ADJUSTMENT|100|Y
給与の削除
多数のレコードが誤って作成またはロードされて、一括して削除する必要がある場合にのみ、HCMデータ・ローダーを使用して給与レコードを削除します。アサイメントのすべての給与レコードを削除する場合を除いて、削除できる給与レコードは最新の給与開始日を持つレコードのみです。たとえば、給与レコードの給与開始日が1月1日、3月1日および9月1日の場合、9月1日のレコードのみを削除できます。または、3つすべてのレコードを削除できます。
次のSalary.datファイルの例では、既存の給与レコードを削除します。このファイルではソース・キーを使用して、給与オブジェクトを識別します。
METADATA|Salary|SourceSystemOwner|SourceSystemId|AssignmentId(SourceSystemId)|DateFrom
DELETE|Salary|VISION|1012SAL16|EJ1012_EMP_ASG|2016/01/01
次のSalary.datファイルの例では、既存の給与を削除します。このファイルではユーザー・キーを使用して、給与オブジェクトを識別します。
METADATA|Salary|AssignmentNumber|DateFrom
DELETE|Salary|1014|2016/01/01
アサイメントの給与のパージ
HCMデータ・ローダーおよびPurgeAssignmentSalary属性を使用して、アサイメントのすべての給与レコードを一括パージします。給与レコードの削除コマンドを最新の給与開始日とともに指定します。たとえば、アサイメントの給与レコードの給与開始日が1月1日、3月1日および9月1日である場合は、9月1日の給与を指定した削除コマンドを使用します。削除コマンドをロードすると、3つの給与レコードがすべてパージされます。
次のSalary.datファイルの例では、アサイメントの既存の給与レコードすべてを削除します。このファイルではアサイメント番号を使用して、給与オブジェクトを識別します。
METADATA|Salary|AssignmentNumber|PurgeAssignmentSalary|DateFrom
DELETE|Salary|E966169008889157|Y|2021/01/01