バランスを調整するステップ

HCMデータ・ローダーを使用して、バランス調整をバッチ・モードでロードできます。

開始する前に

バランスを調整する前に、次のタスクを実行します。

  • 調整するエレメントに対して適切な適格リンクを作成します。たとえば、ベース・エレメントを調整するには、適格リンクが含まれている必要があります。

  • バランス・ディメンションでエントリが必須の場合にはバランス日列を移入します。

この図は、バランスの調整に関連するステップを示しています。

この画像は、調整するバランスの決定、バッチ・ヘッダーおよび
詳細明細の作成、データのインポートおよびロード、
原価配賦ファイルの作成、複数のバランスの調整プロセスの実行、
バランス調整結果の確認など、バランスを初期化する際に関連する
様々なステップを示しています。

次のステップを実行してバランスを調整します。

  1. 調整が必要なバランスを判別します。

  2. datファイルにバッチ・ヘッダーと詳細明細を作成します。バランス調整ヘッダーを使用して、バランスを一括で調整します。バランス調整ラインには、バランス調整グループの個々の調整ラインが含まれます。

  3. HCMデータ・ロード ・プロセスを使用してデータをインポートおよびロードします。このプロセスでは、1つ以上のバランスの調整による実行結果が作成されます。また、この調整はエレメント入力パラメータによって挿入されたバランスに依存します。

  4. バランス調整結果を原価計算するかどうかを決定します。バランス調整を原価計算する場合は、原価配賦datファイルを作成できます。

    ノート: すべての原価計算調整に原価配賦ファイルが必要なわけではありません。調整エレメント・エントリで1つ以上の原価計算セグメントを上書きする必要がある原価計算調整のみ、配賦ファイルが必要です
  5. 「給与計算」作業領域から、「複数バランスの調整」プロセスを実行して、データ・セット内の各明細に対してバランス調整エレメント・エントリを作成します。このプロセスでは、HCMデータ・ローダー・ファイルで使用したバッチ名を指定します。

  6. 調整のバランス結果を確認します。